漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」31話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디 

侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。

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前回のあらすじは、貴族令嬢の結婚式に参加したアイリス。そこで彼女を追いかけていたハワードに出くわす。またハワードに、国境守備を担っている家門のロエンティ卿が声をかける。

ロエンティ卿の隣にいる妹ルリは、後に現皇帝の側室になる予定の人物で、リザ皇妃がルイ皇子との結婚を進めているなか、ロエンティ卿の力を得るために皇帝が奪った形だ。

ロエンティ兄妹に婚外子だと嘲笑するハワード。今度はイアンが現れ、ロエンティ卿の肩をもつのでハワードは黙る。さらにアナキン・フォレストが親しい友人だといい、ハワードを牽制する。

イアンは自分の屋敷に、ロエンティ兄弟と、令嬢の話相手としてアイリスを招待する。令嬢は知的障害があり、アイリスはうまく対応するが、イアンは悪い人、おじさんと言われてしまうのだった。

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漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」31話のネタバレ

部屋を移動した後、お絵かきを楽しむルリ。

遊び疲れたのかお腹が空いたというので、おやつを食べましょうかとアイリスが提案する。

すぐに用意しますと執事が現れた瞬間、ルリは部屋から飛び出してしまった。

お腹が空いたので、食べ物の匂いがする調理場へ向かったようだ。

アイリスが駆け付けると、ケトルに手を伸ばしていたので、慌てて後ろから羽交い絞めにして止める。

嫌だと泣き叫ぶ令嬢。

アイリスは彼女が落ち着くまでそのまま抱き着き、怪我しそうだったから止めたのだとルリに謝りながら説明する。

執事は、子供の扱いのうまいアイリスに感心する。

ルリは料理をしてみたいという。

アイリスは執事に、調理場を借りると伝えてきてもらえないか頼む。

使うのは構わないが、貴族令嬢が料理をするのはどうなのかとひっかかる執事。

次にアイリスは、スポンジ生地やクリームチーズ、ココア等用意してもらえないかシェフに頼む。

執事から両令嬢が料理していることを聞き、唖然とするロエンティ卿。

僕が面倒を見きれなかったから、面倒をかけてしまったと考える。

だがイアンは、そう心配しなくても大丈夫と声をかける。

皆で厨房へ向かうと、はしゃぐルリの声がした。

彼女はガラスの器に入ったティラミスを持っている。

何をしているのかとリュウが尋ねると、アイリスは、ケーキを作りたいと言ったのでオーブンを使わずに作れるケーキを作ったところですと答える。

オーブンを使わずに作れるケーキなんてあるのかと、モヤモヤするリュウ。

するといつの間にか現れたテリアが、早速ティラミスを味見し、喜んでいる。

アイリスは味見してみてくださいと、皆に渡す。

ロエンティ卿は気が進まなかったが、妹の面倒をみてくれた人だしと食べることに。

リュウは、令嬢らの機嫌を損ねるわけにはいかないと考えながら味見してみる。

口に入れた瞬間、感動が二人を襲う。

イアンも口にし、子供のテリアやロエンティ卿が好む味だと感心する。

この前ホールケーキを持ってきたときに、菓子職人を紹介して欲しいと頼まれたが断ったのは彼女が作ったからなのか、本当に興味深い女性だと思う。

ルリが、ティラミスをむさぼるテリアを指さし、私のケーキと喚き始めたので、なだめるアイリス。

悪い人と言いながらグスグスするルリを見て、イアンは、そうだケーキを持っていく人が悪い人なのだとフフっと笑う。

夕方になると、疲れたルリはアイリスにくっついたまま眠り始めた。

ロエンティ卿は、いつも自分が妹の面倒を見ていた、フォレスト令嬢のような人が傍にいてくれればとつい思ってしまい、自分はなんてことを考えたのだと赤面する。

アイリスはロエンティ卿に、手がかかるものです、大変だと思うことは恥ではない、ロエンティ卿は十分頑張っていますよと優しく声をかける。

その言葉で心が揺り動かされた彼は、結婚式場で噂を聞きましたよね、噂が謝って広がってはいるが婚外子であることは間違いではありません、お母様は戦死した男の子供を連れ結婚したのだと話し始めた。

自分が婚外子であることを正式に認めるなど、名家の当主ばかり集まるこの場で話すのは気が進まなかっただろうにと、神妙に聞く一同。

実際のロエンティの後継者は妹なのだが、このような状態なので、父の血筋でない自分が後継者教育を受けているのだと話す。

イアンは、ロエンティ家は国境を守っているので私兵の人数について皇室から制限はかけられていない、だから伯爵家をとりこめばその強力な軍事力が手に入るだろうと考える。

巨大な軍事力を誇る家の禁治産者の後継者とその後見人は金のなる木である、彼らの心を得ようと大勢の人々がゴマをするのだろうとも。

そしてアイリス・フォレストは、あっという間に兄妹の心を掴んだ。

相手の心を開く心地よい雰囲気と賢さをもつ彼女を素晴らしいと思うイアン。

アイリスが令嬢が眠ったようだと言うと、イアンが寝室まで案内すると言う。

イアンはロエンティ卿に、妹君の体に触れても問題ないねと一言いい、アイリスの後ろからルリを抱き上げる。

イアンが近いので顔を赤らめ緊張するアイリス。

するとベランダから物音がしたので、何の音かと不思議に思うアイリス。

イアンは向こうにバカが一人いましてと言う。

実はそこにはアナキンがいて、妹に触れようとしたイアンに腹を立てていたのだった。

漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」31話の感想

アイリスはさすがですね。兄妹の気持ちを1日で掴んでしまいました。

人生3度目なので、経験値が桁違いです。それに引けをとらないイアンも凄いですね。

ロエンティ卿の複雑な事情が明らかになりましたね。正統な後継者は妹ですが、継ぐには問題があるので、血筋ではない兄が後継教育を受けている状態とのこと。

そのような不安定な状態で、大勢の人々から狙われるようになるなんて、なかなかロエンティ兄妹も苦労しそうです。

しかも婚外子の兄妹という点で、アイリスとアナキンと同じですよね。アナキンは連れ子のため、後継者として認めてもらえませんでした。アイリスは後継者ですが、彼女が目覚めていなかったら殺されて家を奪われていたでしょう。

イアンはロエンティ卿の軍事力をみすみす逃しはしないと思うので、ロエンティ兄妹を守ってくれるとは思いますが、アイリスのように悪意から自分達だけで切り抜けていく力は必要でしょうね。

そしてまたイアンはさりげなく、アイリスを惑わしていました。気になる彼女の反応が見たくて、つい色々してしまうのでしょうね。

でもこんな調子では、アナキンが隠れるのを忘れて、そのまま飛び出してきそうです。どのタイミングで姿を見せるのかわかりませんが、イアンがちょっかい出したから、だったら面白そうですね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: