漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」30話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디 

侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。

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前回のあらすじは、リタの話から、ソリア試験でおもてなしするべき相手が、マッカートニー家だと知るアイリス。

リタに詳細を調べてもらい、ダニーにも依頼するが、ダニーの情報は端折られている部分が多く不出来なものだった。損害賠償代わりにと、アイリスはイアンが読んでいるマッカートニー家の資料を見せてもらう。

その後屋敷に戻ると、ハワードから贈り物が届いた。ハワードの性格をよく知っているアイリスは、敢えてハワードから逃げようとすることで、自分に執着するのだと理解しているのだった。

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漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」30話のネタバレ

ソリア試験も近づいてきているので、積極的に社交の場に出た方が良いと判断したアイリスは、顔の広い貴族の結婚式に顔を出した。

美しい花嫁を眺めるアイリス。

すると聞き覚えのあるガサツな笑い声がした。

どうやらアイリスが出席することを知り、ハワードも教会に来たようだ。

アイリスは、新郎新婦のキスもみたから帰ろうと席を立つ。

慌ててハワードが、どこへいくのかと呼び止める。

それと同時にハワードに声をかける青年も現れた。

その青年は国防衛隊を任されている、ロエンティ卿という若い貴族だ。

隣には妹もいる。

妹の方は未来では皇帝陛下の第3皇妃となるのだが、皇妃となって5年も経たないうちに陛下が崩御され、立場がなくなった気の毒な令嬢だ。

ハワードがロエンティ卿らをハリボテと言ったので、陛下がエンティ伯爵家の軍事力を得るために水面下で令嬢との婚約を進めているらしい、グライフ家はリザ皇妃の実家だからロエンティ家を嫌って当たり前だと、他の令嬢が噂話をする。

確かに国境付近にあるロエンティ領は絶えず戦闘が発生する場所なので、帝国で唯一皇室から独立した軍事力を持ち、その規模もかなりのものだ。

周囲の貴族たちは、リザ皇妃はルイ皇子とロエンティ令嬢の婚約を推したようだが、それでも皇帝は直接結婚するつもりなのだろうか、ルイ皇子に権力が集まらないように皇帝が阻止したようだ、だから皇位はヴァレンシアガ公爵に渡すのではないかと、ヒソヒソ話し続ける。

噂の中心になり、居心地悪そうなロエンティ兄妹。

するとハワードが、皆知らないのか、あれは伯爵夫人の連れ子で養子なんだぞと、エンティ兄妹を嘲笑する。

そこへイアンが現れ、ロエンティ卿に声をかける。

ここにはどうしてイアンが聞くと、花嫁が親友の妹ですと答えるエンティ卿。

大切な人の身内であれば家族のようなものだというイアンは、私にもそのような友人がいるのだが、その妹に無礼なハリボテがつくのは不愉快だなと言う。

気まずそうなハワード。

その親友の名はフォレスト、アナキン・フォレストだとイアンが答えるので、アイリスは驚く。

アナキンが彼と繋がっているから情報屋を通して白薔薇を送ったのだろうか、いや、ハワードを牽制するためにあえてアナキンの名前を出したのかもしれないと、アイリスはせわしなく考える。

ハワードはアイリスに、本当にお前の兄が公爵と仲が良いのかと聞く。

アイリスが答えに困ると、イアンが、友人だから毎年フォレスト侯爵夫妻の結婚記念日に、アナキンの代わりに白い薔薇を送っているのだと答える。

イアンはロエンティ卿に、伯爵が楽しみにしていたお酒が手に入ったので屋敷まで取りに来ないかと誘い、アイリスには、オパール卿に依頼した件について彼は今屋敷にいるから話ができること、ついでにロエンティ令嬢の話し相手になってくれないかということを、お願いする。

ハワードは行くなと言うが、断る理由がないと言うアイリス。

駄目だと怒鳴るハワードに、アイリスはキョトンとしたふりをする。

ハワードの態度に、フォレスト令嬢と彼が恋人同士だという噂はデマなのでしょうかと令嬢たちがヒソヒソと笑う。

アイリスが少しかがみ、幼いロエンティ令嬢・ルリに目線を合わせ挨拶するも、人慣れしていないのか怯える令嬢。

アイリスは彼女の反応に、いくら幼いとはいえ違和感を持ち、皇帝陛下との結婚が進まないのも、成人を待つ以外に理由があるのではと疑う。

その後、皆で公爵邸に場所を変え談笑する。

ちょっとした会話でも、言葉巧みに相手を退屈させずに楽しませ、時には緊張させバランスをとる、イアンという男の有能さを思い知るアイリス。

ルリ令嬢は眠くなったのか大あくびをして、そのまま大泣きし始めた。

彼女の様子から、皇帝との結婚が決まってもなかなか進まなかった理由、若くても皇孫を産まなかった理由、陛下が崩御されても彼女だけ殺されなかった理由が、知的障害のせいだとアイリスは理解した。

アイリスはイアンに、令嬢が休める部屋を貸していただけないか頼む。

イアンが使用人に用意させ、メイドが案内しに来るも、嫌だといいルリは喚く。

アイリスは大学のボランティアで習ったときのように、目線を彼女に合わせ、大丈夫、令嬢が嫌なことはしないからとなだめる。

お好きな物はなんですかとアイリスが話しかけると、彼女は落ち着いてきた。

イアンも、令嬢が欲しいものは何でも用意しようと言うと、令嬢はこの人悪い人だと言い、イアンを指さした。

イアンが何か話すとヘビ男と怒るので、同席していたリュウが、公爵は私たちの中でも背が高いから幼い令嬢には怖く見えるのかもしれないとフォローする。

イアンが、確かに家紋には蛇があると言うと、ルリは、頭は三角だと言い、あっかんべーをする。

三角頭の蛇は毒を持つものもいる、子供は不思議な勘があると半ば感心するリュウ。

令嬢が失礼なことばかり言うので、真っ青なロエンティ卿。

このままだとロエンティ卿がいたたまれないと思ったアイリスは、令嬢に、三角頭の蛇とはなんですか紙に描いてもらえますかとルリの興味を引き、用意された部屋へと移動しようとする。

ルリは急に振り返ると、おじさんの心は黒い、とイアンに指摘する。

おじさんにおじさんと言うとおじさんは悲しむわとアイリスが言い、二人は出て行った。

イアンはニコニコ微笑んでいたが、おじさんと言われたことにショックを受け、カップを持つ手はブルブル震えるのだった。

漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」30話の感想

ハワードはガサツですね。悪口は言うわ、野蛮だわ、皇妃の甥としてあのように品格に欠けていて大丈夫なのでしょうか。ハワードにアイリスが絡まれる前に、イアンが来たので助かりましたね。

そしてイアンはさりげなく彼女を招待しましたね。アイリスをチラ見しながらアナキンの名前もだし、彼女の心を揺さぶります。彼がする行動は全て裏があるように見えて、なかなか曲者です。

しかしそんな毎回クールな彼ですが、悪い人扱いされた上、おじさんと言われ、震えるほどショックを受けたようです。アイリスも否定しないので面白かったです。

ロエンティ卿は、公爵にとんでもないことをしてしまったと、気が気でないでしょう。ダニーがいたら爆笑しているのでしょうが、同席していたのはリュウだったので、なんとか場が収まっていましたね。

今回の話は、軍事力を持つロエンティ家を味方につける内容なのでしょうか。テリアに頼んだ件も(26話)どうなったか気になりますね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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