漫画「盗掘王」58話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。


前回のあらすじは、パンドラはこの前のパーティーで、重軽傷者及び行方不明者など大勢が被害にあったため、争いを助長する機関だと世間から非難された。

一方遼河は目的が果たせた上に、アヴェスターも手に入れたので大収穫だった。しかし、ユリアンの妹が既に死んでいたり、未来がかなり変わってきているので、もう過去の知識だけでは対応しきれないと悟る。

荒縄を復元しようとした柳だが、荒縄が言うことを聞かない。遼河を見つけた途端、B級の帰属性遺物にランクアップした。そのおかげで遺物調教師の称号を獲得した。

パンドラ本部では、近々出現する7つの巨大な墓を攻略するために、パーティ参加者のスキャンデータで、実力者を引き抜こうと考えていた。そこにあがるアイリーンやエドワード、柳の名前。遼河は桁違いの数値をだしていたが、パンドラに敵対しているので近寄ることすら危険と判断されるのだった。

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漫画「盗掘王」58話のネタバレ

遺物成長の基本条件は、特定の価値をもつようになった遺物が対象である。

・骨董品級が一般級(D→C)一般的な行動ができるようになる

・一般級からレア級(C→B)珍しい行動ができるようになる

・レア級から宝物級(B→A)宝物に指定される価値を持つ

・宝物級から英雄伝説級(A→S)主人が一線を画す英雄として広く知られるようになる

・英雄伝説級から神級(S→SS)遺物と主人が神格化される

と、それぞれの成長条件について、ウィンドウに表示してもらう。

宝物に指定される価値とはどういう意味か、もう少し詳しく教えてほしいと、遼河はカラスに話しかける。

英雄となることや神格化についても、何故俺自身の評判をあげなくてはならないのかと聞く。

だがカラスからの返答はない。

他の遺物に何か知らないか聞くも、よくわからないようだ。

遼河がくたびれて部屋から出てきたので、柳は、気分転換にニュースでも見ましょう、またおかしなことがおきたようだと話しかける。

ニュース速報で、かなりの数の墓が発見された、おもしろいことに地図上にこれらの墓を表示させると帯状になると報道された。

遼河は何かに気づく。

ニュースでは、このことについてパンドラに取材したが、調査中なので答えられないと明確な回答をえられなかったと報じる。

知っているくせに隠しやがってと愚痴る遼河。

柳は、団長は知っているのかと驚くと、あれは七大墓が現れる前兆だと話す。

もうすぐ墓の輪の内側に、7つの大きな墓が出現するのだと。

過去では数年先に出現したはずだが、また未来が変わったようだ。

その7つの墓は規模も大きく危険なものだが、その分珍しい遺物が入っていると話す遼河。

それらはキリスト教に関する七つの大罪にまつわるものだ。

以前遼河が所持していた考古学の遺物も、7つの墓のうちの一つ、強欲の墓で得たものだ。

そのときは大河原会長のもとでこき使われている状態だったので、七大墓を攻略してもしがない盗掘屋でしかなかったが、七大墓を攻略した殆どが王の呼び名を持ったのだ。

遼河は、これらの墓は先取りしなければならないと言うが、攻略は難しいのでしょうと柳に言われる。

そうかもしれないが、大河原会長やパンドラに取られるわけにはいかないので、七大墓に入るには実力のある仲間か、性能の良い遺物が必要だ。

だが急には信頼でき実力もある仲間を作るのは難しい、それならば遺物のアップグレードをした方がいいのかと考える遼河。

そこでアヴェスターの存在を思い出し、金庫を開ける。

これがあれば信者を大量につくつことができるし、神格化の条件を達成できるかもしれないと、ニヤニヤ笑いだす遼河。

怯える柳。

遼河はさっそくアヴェスターを使おうとするが、使用条件・人気と名声が足りない、あなたを崇拝している人が最低でも10人は必要だと表示が出る。

いや、人気を得るためにテメエを使うのだろうがと、アヴェスターを踏みつける遼河。アヴェスターは痛がる。

前の所持者オースティン・ロックフェラーはハリウッド・スターだったから、10人なんてすぐ集まっただろう。

そこで柳に、オースティン・ロックフェラーは具体的には何をしていた人物なのかと尋ねると、大金持ちで歌や俳優活動となんでもしていたとのこと。

小説も書いていて、とても面白かったと。

歌や演技は無理だが、小説ならいけるかもと遼河はニヤっと笑う。

なぜか小説はパソコンがあればできると思ったのだ。

ひとまずはどのようなものかオースティンの小説を読むことにした。

だが遼河には何が面白くて人気なのかわからない。

呉羽が何をしているのかと聞くので、小説を書くための参考に読んでいるのだが理解できない、エロければいいのかと話すと、エロければ人気は出る、欲望を忠実に書けば間違いないと呉羽が教える。

コツを掴んだと思い込んだ遼河は、小説を作成し始めた。

その後、何時間も執筆に没頭し、どんどん増えていく文の量に気分良くなっていった。

書くのも面白いし信徒も増やせるならちょうどいい、副業にやってみようかなとご満悦だ。

そして完成した作品の序盤部分を柳たちにみせ、読んで感想を聞かせろと言う。

エロいのもあると説明し、読み始める柳や呉羽達。

柳は大丈夫かと不安そうだ。

こいつらだけで4人は信者を獲得できる、あとは6人か、もし人気になって出版社からオファーがきたら6人どころじゃないな、俺は墓で忙しいからそんなご身分じゃないけどなと遼河は自信満々だ。

柳に感想を聞くと、彼はカタコトで遼河を称賛する。

遼河はそれに気づき、正直に言え、どうせシェイクスピア遺物を使えばお前に話させることは可能だ、もし嘘をいえばと柳を脅す。

柳はやけくそで本音をぶちまける。

これは駄作だ、内容はつまらないし読むのもきつい、大体エッチなシーンはどこにでてくるのかと、事実を突きつけた。

遺物収集ばかりの遺物愛はなんですか、エロさも欲望もないと突っ込まれ、今の時代は遺物が欲望を刺激するだろうがと言う遼河。

遺物のことしか頭にないと呆れる柳。

呉羽達からは、そもそも使っている単語が難しすぎて意味がわからないと指摘された。

柳に、これは無理です、荒縄にペンを持たせた方がうまく書くかもしれないと言われ、遼河は満身創痍だ。

遼河は、小説は思ったより奥が深いと思い、やはり本来の自分の才能に真摯に向き合うべきなんだ、という悟りを得たのだった。

漫画「盗掘王」58話の感想

遺物の成長条件は明確になりましたが、遼河には悪のカリスマ性はあっても、神と崇められるほどの魅力がまだありません。

成長させるのはかなり難しそうですね。遼河が聞いても、無理だと思っているのかどういうつもりか、カラスは答えないですし。

七大墓も攻略しないとなので、成長させた遺物と実力者が必要。そしてアヴェスターを使おうとするも条件を満たさず。

で、彼が思いついたのは何故か小説。いきなり小説なんて書けるのか、まさかの才能でササッと上手に書き上げてしまうのかと、変なドキドキ感で読み進めましたが、納得の結果に終わって良かったです(笑)

自信満々に、出版社からオファーきたらどうしようと浮かれている遼河を見て、なんだか読者が気恥ずかしくなる展開。いつもは格好いい遼河の姿しか描かれてなかったので、新鮮でしたね。

事実を突きつけられ、ボロボロになっていくのも、久々に人間みを感じました。

さて無残にも散った遼河の小説家への道ですが、アヴェスターを使えるようにするためにどうするのでしょうか。本質と向き合うべきだと悟ったみたいだから、もしかして使わない?

彼がどうするか楽しみですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: