漫画「ドロヘドロ」15巻のあらすじネタバレ!①

2020年1月から、TOKYO MX、BS11やMBS、Netflix等で放映されているアニメ「ドロヘドロ

原作は、小学館で18年にも渡り連載していた「ドロヘドロ」作者:林田球さんの、ダークファンタジー漫画。

魔法によって顔をトカゲにされてしまった、記憶喪失の男カイマンを軸に、ホールの人間、人間を練習台とする魔法使いたちが混沌の中絡み合う内容です。

私は単行本派で1巻からずーっと買い集めていましたが、うっかり内容を忘れてしまうことが多々あるので、各巻ごとにまとめてみました。よければ参考にしてみてください。

※長いので①と②に分けます

漫画「ドロヘドロ」15巻のあらすじネタバレ!①

86話

毒蛾達の目の前で、ボスこと会川はパイになった。

福山を殺せばまだボスを助けられると、佐治が福山に襲いかかるが、返り討ちにあいパイになる。

だが福山も全身をパイにするケムリが残っていないので、半分パイになった佐治。

福山の力が残っていないことを悟られてはならない、福山のキャパがわからない以上迂闊に近寄れないと、レストラン側と十字目幹部で牽制しあう。

何故か突然花瓶が割れたので、そのタイミングでキリオンがボスのパイを外に蹴り飛ばしす。

十字目はボスと佐治のパイを回収し外へ、そのまま車に乗り込む。

福山は、ボスの声がカイマンにそっくりだったことと、自分の名を知っていたことが引っかかる。

毒蛾は落ちていたボスのマスクを持ってきており、何故いくつも首があったのか、会川のマスクがあったのか、十字模様がなかったのかと、いくつもの疑問を持つ。

煙の屋敷では、十字模様をつけ変装したカスカベ博士とジョンソンが偵察していた。

毒牙達が慌てて屋敷に戻ってきて、ボスを治すために、こっそり煙のプラベートエリアで能井のケムリをさがすことに。

ケムリの管理は佐治の担当だったため、皆保管場所がわからないのだ。

ゴミ箱に入っていた、鳥太のラブレター付きのケムリの瓶を見つけ、佐治で試してみることに。

材料を集め、大切な人の臓物についてはボスのパイからはみ出ている物を使い、佐治の口へ。

無事、佐治はもとに戻った。

ケムリを管理している佐治はすぐに能井のケムリを持ってくると、ボスにかける。

だがこのまま復活させていいのかと、鉄条は呟き、毒蛾は沈黙する。

そうして1日前。

87話

壊、会川らの死体たちは、ゴボゴボでグチャグチャの悪夢を見る。

能井のケムリでパイから戻れたボスだが、十字目がない会川の人格で復活した。

会川は栗鼠のパートーナーなので、監視しなければと毒蛾は会川を拘束する。

何者なのかはっきりさせる必要がある、そしてと何かを思う毒蛾。

その頃カスカベ博士は、ジョンソンの飛行能力と匂い探知で、会川が拘束されている独房まで移動。

ジョンソンの友人に頼み開けてもらい、会川を解放する。

十字目のボスではないのかい、と博士は言い、カスカベだ、私を覚えているか、アイ=コールマンと名を呼んだ。

すると胸から上がないぐちゃぐちゃのアレに、頭部ができ、その顔が明らかになった映像が会川の脳に流れた。

会川は途端に悶え苦しむと、首がちぎれ、別の首が生えてきた。

その首は昔カスカベ博士が見た、グズグズに皮膚が爛れたアイの顔だった。

88話

アイは床を這うと、96925というプレートを吐き出した。

それは15年前のリビングデッドデイ。

物質を増幅させる魔法によって、身体に異変が起き、首が圧迫され窒息したアイの死体に埋め込まれたプレートだ。

死体は一晩中ホールの排水に浸されていたので、ぐちゃぐちゃと音を立て崩れ続けていた。

そして現在、そのアイの死体もどきは這いながらどこかへ向かっていたので、カスカベ博士はついていく。

その頃毒蛾は、悪魔の彫像の場所で夏木の死体を確認していた。

夏木の死体には首が無く、台座の先を調べる必要があった。

アイの死体が向かった先は、頭部に穴が空いた魔法使いの首がぎっしり詰まった部屋だった。

その奥には玉座のように一人がけソファが置いてあり、また別の部屋には黒いケムリの点滴パックが沢山天井からぶら下がっていた。

点滴パックの中には干からびた悪魔腫瘍が入っていた。

点滴パックが繋がっているのは、人間でも魔法使いでもない、臓器が詰まった生皮。

ワクワクしだしたカスカベ博士は、アイの拘束を外すと、なんでも手伝うと宣言。

君は何になろうとしているのかと聞くが、アイの攻撃を受け、ジョンソンともども瀕死に。

ハルは突然現れ、あいつには手を出しちゃいけないのにとぼやく。

アイはいつの間にか会川に戻り、会川は俺がやってしまったのかと嘆いていた。

俺は初めから存在していないのに、どうして俺を苦しめるのかと。

嘆く会川の目の前に、夏木の生首が入った容器があるのだった。

89話

謎の生皮の前で、頭を抱え絶望する会川。

拘束衣を破り夏木の容器にかけた会川は、俺に何ができるというのか、あのときのように忘れてしまおうと思う。

一刻も早くここから出ようと、部屋にあった武器を装備しようとナイフを手にするが、もう必要ないとも思う。

毒蛾がこの部屋に入ってきたので、とっさ荷姿を隠す会川。

もうすぐ鉢合わせてしまうというとき、鉄条が毒蛾を呼んだので回避できた。

誰も恐れて入らないこの部屋に、何者かが侵入したようだと話す毒蛾。

鉄条は、ボスが探していた爆発が起こした魔法使いのことについて説明する。

爆発地点を調べていたら、川尻という魔法使いの悪魔試験合格証明書がみつかり、悪魔名はアスだとわかったとのこと。

そして現場には女と大男が1人ずついたようだ。

物陰で話を聞いていた会川は、それがニカイドウと栗鼠だと気づく。

そこへ豚が、会川という奴が消えたと慌てて呼びに来たので、毒蛾達は部屋から出て行った。

会川は、やはり必要だとナイフを持ち、自分の存在する意味を悟るのだった。

一方、ハルが瀕死のカスカベ博士のところに現れ、研究を忘れホールへ帰るなら助けてやる、あいつは我々のと説明したところで、博士が笑い出したので呆れる。

ニカイドウ達は、川尻の知人の悪魔が運営しているホテルに身を潜めていた。

十字目はニカイドウを探しているようだと言う栗鼠。川尻は、いざとなれば私の魔法があるからと楽観的だ。

ニカイドウは栗鼠に、会川が心配なのだろうと言うと、栗鼠はホールに連れて行ってくれと言い出す。そしてニカイドウの魔法で、自分が呪った相手を知りたいのだと。

ニカイドウ達はホールへ行くことに。

会川は、俺の存在意義がわかったと言い、自分の首などにナイフをぶっ刺し、自殺するのだった。

漫画「ドロヘドロ」15巻の感想

前の巻では、会川がこれで全てを終わらせると、敢えて福山のパイ魔法を受け、自殺を試みましたが、そうは上手くはいかないようです。89話でも自殺してましたが、まあ無理な気がします。

しかし福山の魔法は恐ろしいですね。人間を内側からパイに変えるという。佐治は中途半端に魔法にかかってしまったので、パパイパイとひたすらつぶやく、やべー奴になってしまいました。

毒蛾は、夏木が殺されてからというもの、何を信じていいのかわからなくなっているようです。信じ続ければ楽だし、そうしたいのでしょうけど、自分たちの存在はボスにとって何なのか悩んでいるようです。

栗鼠は会川を信じたいようですね。でも毒蛾達と同じように、裏切られた事実を知ることになりそうです。それは会川の人格ではないのですが、理解してもらえるかどうか。互いに受け入れられない事実ですね。

カスカベ博士は、十字目のボスがアイ=コールマンだと理解しましたね。そして彼が何やら見たこともないトンデモないものを作り出していることを知り、大興奮です。ハルは、我々の、と話していましたが、一体何なのでしょう。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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