漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」18話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디 

侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。

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前回のあらすじは、術師とは全て地球の記憶を持っている人たちだった。うまく振る舞えば術師と思わせることができるだろうが、まだ用心し、術師とは言わなかった。

リザ皇妃に印象づけることに成功し、また会う約束を取り付ける。

ソフィに呼ばれ、ミサーラ夫人の指示を受けた侍女がアイリスのドレスを裂こうとしていたことがわかる。治安部隊を呼ばない代わりに、スパイとしてミサーラ邸に仕え、夫人の浮気相手との会話を報告するよう命じる。

ミサーラ夫人は計画が失敗した上に、その侍女が雇って欲しいというので怒る。追い出せば他所で口を滑らす危険があるので、雇わざるを得ない。

ネラは、アイリスがリザ皇妃に気に入られたと聞き、あのグズがどうしてと苛立つ。

アイリスは、これを機に叔父との関係を破綻させ、あわよくば彼らが掠めた資産も手に入れようと思っていた。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」18話のネタバレ

後日、早速送り込んだ侍女から、ミサーラ夫人のことについて報告が届いた。

アイリスは、明日例の場所に出かけるので、内々に馬車を用意して欲しいとソフィに頼む。

翌日ミサーラ邸では、800キャスラもの大金を夫人が使い込んだことに腹を立てた子爵が、何に使い込んだのか、フォレスト家の宝石を勝手に売っただろうと夫人を怒鳴った。

800キャスラなら夫が女に注ぎ込んだ額に比べれば大したことないと、悔しさを滲ませる夫人。

夫が愛してくれれば愛人など必要なかったし、貢ぐこともなかったのにと、夫人はもううんざりだと叫ぶと、泣きながら部屋を飛び出した。

使用人にすぐ場所を用意させ、急いで向かった先は、愛人ゲイルが寝泊まりしている宿舎。

突然現れた夫人に、約束の時間でもないのにと困惑するゲイル。

遅番だからここだと思ったと、甘える夫人は服を脱ぎ、彼に迫る。

その様子を覗き見していたのは、アイリスとソフィ。

騒ぎがあったから男に会いに行くだろうと予想していたのだ。

男は気乗りしなかったが、夫人が金を用意したというので、上機嫌になりいちゃつき始めた。

男の顔を確認できたので、アイリスは生地屋に移動する。

黒髪の青年はアイリスが来たのを見て、汗ダラダラになる。

彼女が苦手なようだ。

ヴァレンシアガ公爵ことイアンの正体を知ったので、文句でも言いにきたのかと彼が気まずい思いをしていると、あなたはダニーですねと言い当てられる。

公爵と親しいこと、金の亡者という従業員の噂、それに今の反応で確信しましたという。

皇族を詐称しましたねと笑顔で指摘するアイリス。

弱みを握られ落ち込むダニー。

アイリスは、実は口が重く仕事のできる人を二人貸して欲しいと言い、生地屋のスタッフのグレンディと大柄の男性と共にとある場所へ。

ミサーラ家の騎士ゲイルがいる隣のテーブルで、ミサーラ子爵夫人が納屋に大金を隠し持っているという噂をしてほしいのだと説明するアイリス。

そうすれば過去のように、彼は納屋を探し出して盗む出すだろう。

噂話をするだけなら使用人でもいいのではと指摘されるが、口が重く仕事ができる人が必要だからと微笑むアイリス。

グレンディ達はフッと笑うと、このような謀略を巡らすなんてやり手ですねと彼女を評価する。

元はといえばフォレスト家の力で入手した資産なのだから、罪悪感などないし、復讐のためならもっと酷いこともできるだろうと思うアイリスなのだった。

漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」18話の感想

ミサーラ夫人はゲイルに良いようにカモられていますね。元は夫婦間が冷めきっているから。お互いに相手を尊重しない似た者同士の夫婦です。

侍女を送り込んだ甲斐があり、すぐに不倫男の正体を突き止めることができました。どう動けば一番メリットがあるか、常に冷静なアイリスの判断はさすがですね。

今回も熱くなることなく、淡々と事を進めています。ダニーの弱みをしっかり握り、人員を確保。ミサーラ子爵家を追い出す準備にとりかかり、隠し金も手に入れる算段です。

裏切られ、命も何もかも全て奪われた彼女の、恨みや覚悟は相当なものでしょう。でも復讐だけに飲まれず、幸せな人生を歩んで欲しいですね。徹底的に叩き潰さないと、邪魔されて幸せになれないのかもしれませんが。


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また次回もお楽しみに

猫野: