無料漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、旬は怒りで旬しか見えなくなっているヴォルカンを、折れ曲がった高層ビルまで誘導し、ヴォルカンの動きを制限しその肩を深く斬りつけた。
一方その頃、旬をスカウトしに白虎ギルドの宍戸と今宮が、彼の住むマンションまできていた。どうやら友人と1週間の旅行に行っているようだと言う今宮に、国外に出た形跡も、カードや通帳を使った記録もないという宍戸。
ハンター協会の追跡装置では、都内の中心で足取りが途絶えているので、まるで消えたかのようにいなくなった旬に、不思議がる二人なのだった。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話60話のネタバレ
ヴォルカンを倒した旬。
ボスらしく報酬が、悪魔君主のイヤリング、貪欲の玉、ヴォルカンの角2本、世界樹の破片、の4点もでた。
世界樹の破片は、ヴォルカンがこん棒として使っていたものだが、最高級の魔法装備アイテムの部品になるようだ。
どのように使うかはまだわからないので、とりあえずとっておくしかない。
悪魔君主のイヤリングは、首飾りと指輪が揃うとセットアイテム効果が発生する。悪魔城の敵を倒していけばいずれ揃うかもしれない。
貪欲の玉は、ヴォルカンの血を固めたもので、魔法ダメージを2倍に増加することができる。
ただ旬には魔法攻撃がないので、どうしたものかと考えていると、イグリットが倒した敵の頭をいくつも持って献上しにきた。
アイアンは真似してヴォルカンの頭をひきずってくる。
盾を貸してくれたので、アイアンを労おうと話す旬は、ふとあることに気づく。
そして、アイアンの力自慢を影の歩兵と一緒になって称賛する魔法兵を呼び、貪欲の玉を手渡す。
遠くのビルに向かって魔法を放つよう命令すると、普段よりかなり大きな火球を放ち、一瞬にしてビルを燃やしつくした。
アイテム説明欄には、他人に譲渡不可と書かれていないので、旬以外に持たせ活用することができる。
魔法系ハンターが見たら喉から手が出るのではと思う旬なのだった。
一方、アメリカハンター管理局。
右京は例の人物を取り調べしていた。
ワシントンに戻ってそうそう、人間の言葉を話す、しかも日本語を話すモンスターに出会えるとは面白いもんだと皮肉る。
ジュンイチロー・ミズシノは、自分は人間である、正体不明で警戒しているのなら、DNA鑑定でもなんでもしてくれという。
ゲートから出てきたものを警戒するのは当たり前だという右京。
モンスターが人間の真似をしている可能性もある、いずれにしても、俺の一言でモンスターか人間か決まるのだから、協力した方が良いと話す。
そして、ダンジョンで一度死んだのか、どうやって10年間も生きていたのか、アンデッドなのかと問う右京。
違うと答えるので、ではダンジョンで死んだ者が生き返ることがあるのかと聞くと、死んだ者は生き返らないと答える。
ひょっとしたら兄貴思う右京の目論見は外れる。
男の方から一つ聞きたいと言うと、質問してるのはこっちなのだがと嫌そうな右京。
男は、ゲートやモンスターについてどの程度知っているのかと言う。
二人の様子を、副局長らが防弾ガラスの向こうで見ていた。
ジュンイチローは、ダンジョン、ゲート、モンスターは、本当の戦争の序盤に過ぎない、そのうちに最悪な災害が迫ってくるだろうと話す。
右京が、お前が来た理由は何だと聞き、彼は、最悪の災害を防ぐためだと言うのだが、詳しくは話せないのだと答える。
災害を防ぐために来た人間が、その災害が何かを教えることができないだと、一人で対処するよりは大勢で対処したほうがいいのではと、右京は指摘する。
未熟なものが集まっても、食べられ利用されるだけだから駄目だ、あなた自身もそこそこ強いからそれはよくわかっているだろうと言う男。
右京は、そこそこと言われたことにいらつく。
手元にある水篠ジュンイチローの資料を見ると、確かに写真の人物と同一人物に見えるが、10年間もダンジョンに閉じ込められていたという風には見えない。
ハンターとしての活動実績もかなりあった。
現在は評価システムによってランク付けされ報酬が支払われるので、今であればそれなりにお金を稼げただろうなと話す右京。
さらに資料を読み上げる。
配偶者は聡子、子供が二人いること。
右京はハッとし、子供の名前を覚えているか尋ねる。
男は答えた。娘は葵、息子は旬、と。
その瞬間、ニヤっと笑った右京は、全身から殺意をにじませる。
その殺気はなんだと男が聞くと、質問するのは俺だと言っただろうと禍々しいオーラを放つ右京に、答えを聞かなければならないと、男もオーラを放つ。
答える気のない右京は、力ずくで聞き出すしか無いと言われ、これは天が与えてくれた2度めのチャンスなんだと思い、取り調べ室の通話ボタンを押す。
そして、副局長、こいつは人間でなくモンスターです、すぐ戦闘が始まるだろうから避難してほしいと叫ぶ。
右京は水篠父に、自分は日本から戻ってきたばかりだからお前の息子のニュースを知っている、息子は死んだ、と言い放った。
固まる水篠父に、右京は、お前の遺言は天国で直接伝えたらどうだと言って、禍々しく笑うのだった。
その頃、悪魔城では、旬がアンデッドのエリアを攻略していた。
おびただしい数のスケルトンに、ゾンビ達。
それらを指揮するのは、スケルトンのボス。
旬は、アイアンとイグリットに、道を切り開くよう命じる。
旬の影の軍団が一斉に走り出し、次々とアンデッド達を駆逐していく。
俺の兵士が強くて驚いたのかと、いつの間にかボスに近づき話しかける旬。
このようになるとは思わなかっただろうと聞く旬に、ボスが怯えたかのように震える。
アンデッドも恐怖を感じるのかとふと思ったが、まあいいかと、旬は一瞬でアンデッドのボスを切り刻むのだった。
漫画 「俺だけレベルアップな件」最新話60話の感想
ヴォルカンを倒した旬は、かなり使えるアイテムを入手しました。
貪欲の玉は他人が使っても効果があるというスグレモノなので、イグリットやアイアンのような優れた魔法系の召喚獣がほしいところですね。
今回は、旬の父と右京がぶつかることになりましたね。終始傲慢な態度の右京ですが、最終的には煽りに煽って、旬の父に戦いを挑みます。自分の実力に相当な自信があるのでしょう。S級ハンターですし。
ですが旬の父は、A級ダンジョンまるごと、それ以上の魔力を持つ、底の知れない超人です。正直、右京が勝つのは厳しいかと思います。
ただ、人間ではない、モンスターだと右京が決めつけてしまったので、今後追われる立場になってしまったかもしれません。他のS級ハンターも駆けつけたら面倒なことになりそうです。
何かを警告したい旬の父ですが、右京のせいでそれも叶いそうもありませんね。ちなみに警告したい内容は、政府が見放しモンスターだらけとなった架南島と関係があるのでしょうか。
一方旬ですが、影の軍団VSアンデッド軍団という、少し面白い対戦になっていました。どちらも一度死んだ者ですよね。死体から魂を抜かれ具現化した軍団か、死体そのままの軍団か。
旬も相手のボスもネクロマンサー系です。やはり駒を成長できる分、旬の方が圧倒的に強かったようです。
そういえば、レッドゲートのバルカとは会話ができた旬ですが、その後会話ができるモンスターは出てこないですね。
レッドゲートがイレギュラーだったからか、悪魔城はシステムが用意したものだからNPCと同じで意思がないのか、どうなのでしょう。今後会話できるモンスターが出てこないか気になります。
まとめ
・ヴォルカンを倒し、様々な報酬を得る旬。他人に装備させることができる、魔法攻撃力2倍になる貪欲の玉を手に入れる。
・水篠父の取り調べをする右京は、彼が旬の父であることを知り、人間ではないモンスターだと嘘を報告し、彼と戦闘しようとする
・強くなった旬と彼の軍団は、アンデッドのボスらを一瞬で蹴散らした
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに