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漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、諸菱賢太とのレイド契約も終了した旬。諸菱と諸菱はその後も兄弟のような関係になる。
アメリカ東部のA級ダンジョンにて、A級ダンジョンを超える魔力を放つ、日本人男性が発見される。
白虎ギルドマスター白川は、レッドゲート事件について取材を受ける。外部の助力者の存在を指摘されるが、彼は伏せる。
その後、美濃部ハンターから電話があり、4年前3度レイド失敗し政府が見捨てた架南島にいるアリらしきものが、飛んで海を越えて韓国近海までやってきたとの報告を受けるのだった。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話57話のネタバレ
最近外出が多いねと、葵が旬に話しかける。
旬は旅行に行くと言って支度したところだ。
1週間は行ってくると言う彼に、いつのまにか彼女ができたのかとからかう葵。
友達と行くと言って誤魔化す旬なのだった。
そして旬は、とあるビルの前で悪魔城の鍵を使う。
以前ここに来てケルベロスを倒したときは、LV.20を超えたばかりだった。(27話)
当時の3倍までレベルが上がり、スキルも違うので、以前のようには苦戦しないだろうと考えていた。
燃え盛るインスタンスダンジョンのビル。
ケルベロスから手に入れた城門の鍵を使用する。
扉を開けると、ひっそりとした薄暗い廊下がずっと奥まで続いていた。
モンスターの気配もなく、ただの通路のようだ。
足を踏み入れると、悪魔の魂を1万集める内容のクエスト通知がでる。
報酬は、全アイテムから1つ選べる、ボーナスステータス+20、未公開報酬の3点だ。
ストアで好きな物を選べるとは、100億ゴールドもする装備も、このクエストで入手できるようだ。
豪華な報酬だが、それだけクエスト難易度が高いようである。
旬が通路の先の扉を開けると、フィールド型のダンジョンが広がっていた。
見覚えのある建物ばかりで、東京まるごとダンジョンとして実装したかのようだ。
違いは一面火の海だということ。
ウィンドウに表示されるクエストの追記内容は、魂は悪魔1匹につき1つだが、上層には多数の魂を持った悪魔もいるとのこと。
だからとりあえず、1万匹近くは倒さなければならない。
1週間の旅行と言い訳してきたが、1週間で終わるかなとぼやき、旬は荷物を地面に置いた。
そしてその瞬間、旬は周辺の悪魔3体を倒す。
ウィンドウは、次のレベルアップまでの経験値まで表示されるようになっており便利だ。
ここからは時間との戦いだと、旬は張り切るのだった。
一方その頃、諸菱賢太は料亭で父と食事をしていた。
諸菱建設のギルドマスターを自分がやるためだ。
諸菱の父は、彼が用意したギルマスターの免許証と、これまでのレイド経験の書類を確認する。
父が兄と自分とで悩むなんてと予想外ではあった。
賢太は、外部のギルマスターに会社のギルドを任せるなど、リスクが大きすぎると父を説得しようとする。
だが父は遮り、紹介したい人がいると言って、一人のハンターをその場に呼んだ。
松浦良平ハンターだ。
最近話題の、白虎ギルドのレッドゲート事件での生存者の一人だと言う。
メディアが探し回っている生存者がどうしてここにと、賢太は疑問に思う。
その日そこにいた白虎ギルド以外の生存者の名前を話してくれと、諸菱の父が促し、松浦は答える。
高校生ぐらいの女の子と、水篠旬がいたと。
賢太はハッとし、じゃあその女子高生はと問うと、朝比奈りんとの答え。
水篠ハンターのおかげで無事生還できましたと語る彼に、旬とりんが急に親しくなったと思ったら、そんなことがあったのかとわかり、気まずそうに笑う賢太。
最初はE級ハンターが新人研修を見に来たと言っていたのに、こんなことになるとはと話す彼。
旬の実力が知られ始めている、いまや彼の秘密を知っているのは自分だけではないと、賢太は父との交渉が難しくなることを悟った。
上の人間が水篠ハンターについて口止めしてきた等あれこれ話し続ける松浦に、そこまでで十分だと諸菱父は止める。
そして諸菱父は、私が実力のあるハンターを探しているのは知っているだろう、レッドゲート事件に助力者の存在がいるとわかったから当然調べたのだと話す。
面白いことに賢太の攻撃隊のメンバーにその名前があるなと指摘し、私に交渉をかけるタイミングが悪すぎたと言う。
お前がギルドマスターの免許をとれたのは、水篠ハンターの助けがあったからだろう、認めるなと。
賢太は正直に認める。
他のハンターの助力を必要とした時点で、兄がマスターになることと大きく違うところがなくなってしまった、父が僕を選ぶメリットはないだろうと、うつむく賢太。
言うことはそれだけかという父。
賢太はそれでも諦めず、会社のギルドを任せてくれるかと引き下がらなかった。
父はあっさりわかったと返事する。
キョトンとする賢太。
思わずどうしてと聞くと、お前が外部に任せるのはリスクが大きいと言ったじゃないかと答える。
だが僕は父さんを騙そうとしたしと、困惑する賢太に、交渉に不利なことを口走るもおんではないと言い、この水篠旬というハンターを諸菱建設に連れてくることができるかと、賢太は条件をつけられる。
せっかく与えられたチャンスなので、賢太はやってみますと答えるのだった。
期待していると言い、その場を後にする父。
諸菱父は、ギルドを作るにあたって接触を二人のハンターに接触を試みていた。
一人は、ハンタースギルドの向坂雫、そしてもう一人は引退した美濃部剛。
向坂ハンターは、最終兵器と呼ばれる最上真の影に隠れ、副マスターとなったがかなりの実力者。
資金力のある当ギルドのマスターの座なら魅力を感じるのではと。
美濃部ハンターの方は、四肢があるうちに引退したので、まだハンターとして活動可能なはず。
架南島レイドに3回失敗し引退したのだが、今回DFNで見つかったアリの死骸がキッカケで、4回目の架南島レイドが決行されれば、彼は復帰するだろう。
自分が彼らを招き入れるのが先か、賢太が水篠ハンターを招き入れるのが先か、楽しみだなと思う諸菱父なのだった。
その頃、旬は悪魔を討伐し続けていたが、まだ悪魔の魂309個分であり、ゴールはまだまだなのだった。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話57話の感想
旬は再び悪魔城へ。ケルベロスのときはlv.20だったそうです。今はlv.61とかなりレベルが上がっているので、旬の言う通り、以前のようには苦戦しなそうですね。下層階では。
数をこなさないといけないクエストなので、ここで影の軍団が活躍しそうですね。彼らのレベルも上がりますし。
マナを消耗するので、無闇に今は使わないのでしょうか。もっと強敵が出てきて、経験値の足しになりそうだったら召喚するかもしれないですね。
黙々と自己鍛錬に励む旬。彼の弟分である諸菱賢太くんは、当初の目的である、会社のギルドについての交渉を父にもちかけました。
しかし旬の助けがあったからこそ、賢太がギルドマスターになれた事実を見抜かれてしまいます。
そして何度も一緒に行動するほど旬と息子が仲がいいことを利用し、どのギルドにも属さない実力者である旬をひっぱってくることを条件にします。
賢太は兄とも呼べる旬との絆を考えるでしょう。旬は誰にも実力を知られたくないからこそ、諸菱と契約して行動していたからです。しかし色んなアクシデントで、それもかなわず、一部の人間に知れ渡るようになってしまいました。
そうであるなら、自分が、と賢太は考えたのかもしれないですね。これから旬に群がる外部から彼を守るために。そうであればいいなという勝手な想像ですが。
さて、旬を欲しがるところが増えて来ましたね。白虎と諸菱建設。これからもどんどんと増えていくのでしょう。旬はどこかに属することがあるのか、このまま1匹狼を貫くのか、今後が楽しみですね。
まとめ
・旬は、ケルベロスから得た悪魔城の門の鍵を使い、中へ。悪魔の魂1万個分集めるクエストが始まる
・諸菱は、父に諸菱建設ギルドを任せてもらえないかと交渉するが、旬を使っていた事がバレ、失敗しかかる。
・旬をギルドに引っ張ってこれればギルドを任せてもらえることになり、賢太は少し悩むものの引き受ける
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに