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漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、レッドゲート前で待つ白川ら白虎ギルド幹部の前に現れたのは、旬とりん含む低級ハンター達だった。
愕然とする白川は、話を聞きたいと旬を脅すが、バルカの影を抽出できず不機嫌な旬は睨み返す。
白川は旬にただならぬ物を感じ、必ずギルドに引き入れるよう宍戸に指示する。
旬は諸菱とのレイドの日常に戻る。レッドゲートのことで彼に惚れてしまった朝比奈りんも一緒だ。諸菱は色々と勘違いしたままゲートへ向かうのだった。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話56話のネタバレ
ダンジョンに入った旬と諸菱。
ゴーレムのようなモンスターを次々倒すのは旬でなく、イグリットやアイアンといった彼の影の軍団だった。
これらは一体何なのかと腰抜かす諸菱。
初めて見るから仕方ないことである。
旬は自分のスキルだと説明すると、スキルでこのようなものを召喚できるのかと諸菱は混乱する。
旬は、説明するのは難しいが、とにかく便利だ、狩りもすれば雑用もすると話す。
戦闘能力の高いイグリットやアイアンは率先して敵を倒し、影の歩兵らは魔法石堀りを行っていた。
すると諸菱は、魔法石拾いだけでもさせてくれないだろうかと言い、役目を奪われた気分だと落ち込む。
変なやつだなとフッと笑む旬。
怯えながら影の歩兵から魔法石を受け取る諸菱を眺め、諸菱くんとするレイドも明日で終わりなのかと考える。
そして翌日、諸菱と契約した19回のレイドは全て終了した。
その頃、アメリカ東部にあるA級ダンジョンにて、ジェームスというA級ハンターが目の前で起きたことを理解できず、驚愕していた。
彼の攻撃隊が全滅してしまったのだ。
ボサボサ頭の男性のような敵。人間型のモンスターだろうか。
ダンジョン内にはモンスターが全くおらず、変だとは思ったが、まさかボス部屋にこんな怪物がいるとはと、ジェームスは混乱していた。
たった一人のこの敵だけで、A級ダンジョンを超える魔力を漂わせている。
一体どれほど強いというのか。
その敵は、声をかけてきたので、ジェームスは怯えて叫ぶ。
心配しないでくれ、殺してはいない、気絶させただけだというその敵。
何故いきなり攻撃してきたんだ、モンスターじゃなくて人間だと言う。
しかし言語が通じないようで、ジェームスは耳を押さえ震えている。
仕方ないので、アイムジャパニーズ、アイウォントゥーゴーホームと片言の英語を伝えるのだった。
その頃、諸菱との契約が終了したため、諸菱と旬は焼肉店で食事をしていた。
相変わらずアルコールを摂取しても、即分解され酔えない旬。
旬が諸菱に、これからどうするのかと聞くと、協会の簡単な筆記試験さえ受ければギルドマスターの免許がもらえるので、それで父にかけあってみると言う。
それに旬との約束もあると、考え込む諸菱。
旬は、30億のビルを受け取れたら嬉しいけど、だが目的がレベルアップなのでそれはおまけなんだ、と考える。
そして目的を達成したのだから、諸菱との付き合いも終わりだろうと思っていた。
そんな旬は、Lv.61まで成長していた。
諸菱は、旬のほうはこれからどうするつもりなのかと聞き返すと、彼は悪魔城の城門の鍵を握りしめ、行くところがあるのでしばらく連絡できないと答える。
ムっとした表情になる諸菱。
僕が面倒くさいならそう言ってください、今後これ以上ご迷惑をおかけしませんと言い、諸菱は酒を一気飲みする。
またコイツ変な勘違いしてるなと察する旬。
俺のことをどう考えているのかと旬が諸菱に聞くと、彼は、自分には10歳年が離れた兄がいるが、兄は私が好きではなく兄弟で何かをすることもない、だが旬は自分の命を救ってくれただけでなく、その後も助けてくれたと話す。
水篠さんが僕の兄だったらなと思う、と彼は打ち明ける。
旬は驚くが、すぐ微笑み、今日からお前は俺の弟だと言う。
諸菱は感動しボロボロ涙をこぼすと、一度抱きしめてもいいですかと旬にすがる。
酔い過ぎだと止める旬に、兄貴僕はいつになく正気ですと言って、旬の腕にすがりついて泣く諸菱。
すると、壁にかかっていたテレビに、この前のレッドゲートについて白川が取材を受けている様子が映された。
上級ハンターが全て死亡し、下級ハンターだけ戻ってきたのは本当なのか、外部の者の助けがあったとの噂があるが本当かと、フラッシュとマイクを向けられる白川。
彼は、事故については協会に報告済みである、事故について自分も確認したが助力者はいなかったと答えた。
何故生存者へのインタビューはブロックしているのかと指摘された白川は、取材はここまでだと切り上げる。
助力者は俺のことかと思いながら、旬はその様子をみていた。
白川は白虎ギルドに戻ると、なんでも嗅ぎつけてくる報道関係者にため息をつき、椅子にどっかりと腰掛けた。
すると、美濃部剛ハンターからの電話だと内線が入る。
現在DFNにいるという美濃部ハンターは、今騒がわれているレッドゲートは、もうひとつのビッグニュースで静かになるだろうと話す。
※DFN・・・東アジアに位置しており、安定的な経済力をもとに、日本はもちろん世界中に影響を与える島国。
一週間前に、DFNからハンター協会にこっそり連絡があり、すぐに日本でも報道されるだろうと言う。
架南島レイドに参加したハンターの諮問を受けたいという内容だと聞くと、白川はハッとする。
4年前、架南島に現れたS級ゲートでは、3度の討伐作戦が全て失敗に終わり、政府も見捨てたので、今では島中アリがうじゃうじゃしているのだという。
あのとき、美濃部も白川も死にかけたという、思い出したくもない事件だ。
しかしそこで新種が現れ、飛んで海を渡り島の外にでてくるようになったとのこと。
DFN近海で羽の付いたアリの死体がみつかったことから、奴らが恐ろしい進化を遂げているのだと、美濃部は白川に報告するのだった。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話56話の感想
色々と情報が多いエピソードでしたね。
旬と諸菱のレイド契約は無事終了し、これで関係は終わりかと思いきや、旬を兄のように慕う諸菱は、旬を兄のように思い甘えています。
抱きつかれるのは嫌そうでしたが、旬も思うところがあり、諸菱と今後もコンビを続けていくようですね。諸菱がいないと癒やしがないので良かったです。
そしてアメリカ東部でのダンジョン。A級ダンジョンに漂う魔力以上のものを持つ謎の男性が現れました。
ボサボサ頭の野人のようにみえますが、旬になんだか似ています。旬の父親は登場したことがないので、もしかしたらこのような最強の武闘家かもしれないですね。どの漫画も、結局強い主人公は血筋がいいという話が多いので、是非この人物は旬と無関係であってほしいのですが、どうでしょう。
例えどんなにしょぼくても、チャンスを掴みプレイヤー側に回ったことと、常に生死ギリギリのラインを本人が努力し続けたことで、生まれ持った才能に関係なく強くなるのがこの漫画のメインだと思うので、そのあたりはブレてほしくないなーと思います。
さて、記者に追われお疲れの白川ですが、なんだかかなり危険な情報が、彼のもとに飛び込んできました。昆虫タイプの非常に恐ろしいモンスター郡が進化して、人間社会まで飛んできているそうです。
S級が束になってもどうにもできなかった相手では、いくら旬でもまだ実力不足でしょう。まず悪魔城に行ってレベル上げてから、その話に関わるのでしょうか。
まとめ
・諸菱との契約は終了するが、旬を兄と慕う諸菱との付き合いはまだ続く
・アメリカ東部のA級ダンジョンで、異様な強さを持つ日本人の男が発見される
・4年前、討伐できず政府の見捨てたS級ゲートのある架南島で、アリ系モンスターが進化し、海を超えてやってくるようになってしまった
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに
初投稿です。
先週2話更新だったので、今週更新無いかなと思ってたところの更新でしたね♪
悪魔城攻略楽しみですね~!
DKT様
コメントありがとうございます。
そうですね、更新があって良かったです。
悪魔城楽しみですね~以前と違いかなり強くなっている旬ですので、格好いいアクションが期待できそうですね。
先ほど読み返していて気づきましたが、韓国が「DFN」という架空の島国に差し替えられています。
元々韓国の漫画ですし、車も左ハンドルですから、元々の舞台が韓国なのだと思います。
翻訳で舞台設定が日本に書き換えられているので、本来の話だと、舞台が韓国で美濃部が行っているのが日本だったんだと予想しています。
Saki様
コメントありがとうございます。
また、教えてくださってとても助かりました。いつの間にか変更されていたのですね。
ご指摘の通り、原作では舞台が韓国で、美濃部が日本にいるのは間違いないようです。