漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ある普通の女子大生が、訪れた友人の部屋で食べたチョコがDELICEという名前の物。ドタキャンされた仕返しにと持って帰るが、帰宅途中に交通事故に遭い死んでしまう。その際、真っ赤な髪の女性に、星よ、おいでと呼ばれるのだった。
ソペン城での暮らしが始まったレイリンだが、どうして大公妃になったのか、この契約結婚について色々と気になる事が出てきたので、ナインナイトが仕組んだのではと疑うように。
デリスのもとに報告しに現れた騎士が、以前見せてもらった候補者ファイル2番め、小児性愛者だった。絶対に許せないクズがきたと思ったレイリンは、迷わずその騎士の股間を蹴り上げるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」30話のネタバレ
純粋無垢な子どもたちを弄ぶクズよと言って、股間を押さえ苦しむ騎士プラブを罵るレイリン。
デリスが落ち着けと言って、彼女を押さえる。
レイリンはデリスにも、こいつがあの小児性愛者だってこと知っていたんでしょう、グルだったのねと問い詰める。
もう1人の騎士・候補者ファイル1番目と思われる青年が、ロデリック・プラブ卿は夫を亡くした私の叔母にプロポーズする程の、年上にしか興味がない人なのだと説明する。
プラブ卿は孤児院で育ったため、母性愛にとても弱い人間であり、情に厚く、孤児院に寄付やボランティア活動までしているのだと言う。
話を聞いて、自分の勘違いなのかと考え始めるレイリン。
じゃあ、デリスの書類に書いてあった、特技が料理という項目は偽りなのではと気づく。
レイリンの空気が変わったのに気づいたデリスが、おそるおそる声をかけると、料理できるのと聞かれてしまう。
まずは話を聞いてくれと、返事に詰まるデリスは、正殿にお帰りください殿下、そして私に近づきませんようと、レイリンに突き放される。
うずくまるプラブ卿に、誤解してごめんなさいと話しかけるレイリンは、もう一度確認するが誤解なのよねと聞き直す。
苦しそうに、私は小児性愛者ですと答えるプラブを、ポカっと殴ったレイリンは、彼らを帰らせる。
デリスをかばおうとするので、本当に誤解だったようだ。
立っているデリスに、まだいたのか、さっさと目の前から消えてくださらないかと、レイリンは彼の心にとどめを刺す。
誰も殺さず傷つけず、おとなしくしてなさいとデリスに命じるレイリンを見て、ケイティはさすが妃殿下とうっとりするのだった。
レイリンは、人生2回目の年の功の割に、なんてお人好しだったのだろうか、全大陸を騙しているナインナイトが自分一人を騙せないわけないだろうと、この契約結婚が仕組まれたものだと痛感する。
庭で食事を摂るレイリン。
そこまでして自分を騙した理由はなんだろう、ただ結婚相手を探していた田舎の令嬢でしかなかったのにと考える。
弄びやすく見えたのだろうか。
城を回ってみて、城内に人が少ない気がしたレイリンは、ケイティに話をふると、官吏級の上級貴族は全て城内の地下牢にいると話す。
さっきプラブ卿が言っていたことは、彼らのことかもしれない。
現在、業務について細かいことは下級官僚が行い、重要案件は大公が行っているとのこと。
女性官僚らは征服後すぐ追放されているので、人手が足りないそうだ。
では、元ソペン城所属の兵士たちも地下牢にいるのかとレイリンが聞くと、反逆者の残党狩りのため、帝国軍に配属されて各地に送られたのだという。
ただ、その中で唯一エフラン領地の兵士達だけが故郷に戻れたのだ。
帝国の捕虜になった兵士のために、お金に糸目をつけず解放させたのは、妃殿下だけですからとケイティは答える。
そのため、他の貴族たちは金の無駄遣いと言っているが、平民達はレイリンの行いを称賛しているのだという。
そんなお方がこの城の妃殿下なんてと、レイリンを称えるケイティ。
照れるレイリンだが、だからデリスが自分を必要としたのかと納得してしまう。
ソペンの民心を取り戻すためのカリアード大公妃として、自分の存在はうってつけだったのだ。
利用価値があるからというだけで、私を好きだから選んだというわけではないのかと、切ない気持ちになる。
その頃デリスは執務室で、困惑していた。
髪の色を変えたプラブに気づくとは、どう弁解すればいいのか、正直に、レイリンに気に入られたくてやったと言うべきなのか。
だが、もし気持ちを打ち明けて、ずっと一緒にはいられないと言って彼女が逃げてしまったらどうしよう、今は言うべきではないと考え込む。
そこにレイリンがやってきた。
リリンと慌てるデリス。
策略がバレて焦っているようだとレイリンは鼻で笑う。
どうせデリスは仮の夫、カリアードは大公として民心を得た、自分はエフランを守れた、お互いを利用し合う関係なのだ。
もっと好きになる前に気づけてよかったのだと思いこむレイリン。
こうなったら残り11ヶ月は、思う存分彼のイケメンぶりを堪能しようと思う。
彼女とデリスは向かい合って座った。
私達の契約なんだけどと彼女が口にすると、デリスが緊張のあまりツバを飲み込む。
レイリンは、私がデルに支払う品格維持費はゼロだが、彼の分はペナルティが溜まりに溜まっているので逆に払わないといけないんだけど知っているかと言うと、それはないと笑うデリス。
彼は、今までのスキンシップの回数を数えたデータだと言って、書類をだしてきた。
その内容は、彼の方から差し伸べられた手のことも書いてある。
彼女が先に触ったことになるからだ。
さらには、抱きかかえられたときに、彼女がポカポカと彼を叩いた回数まで書かれている。
まさか全部数えていたのと驚く彼女に、逆になんで数えなかったんだと返す彼。
あんたって人はないわーまじないわーと、レイリンはイラつき、ギャーギャー文句を言う。
そうだ当分はこの関係でいいと、彼女の文句を落ち着いた表情で聞く彼。
いっときの渇きのせいで早まってはいけないのだと、彼は自制する。
そんな中、1台の馬車がソペン城に向かっていた。
乗っているのは、レイリンが転生する直前、彼女を星と呼んでいた、あの真っ赤な髪の女性だ。
やっとあなたに会える、レイリン、私達の星、と女性は微笑むのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」30話の感想
レイリンは料理ができる男性が好きという情報が、ナインナイトにあったのでしょうかね。デリスは料理できないみたいです。そもそも食事をとっているところを見たことがないので、料理に縁はないですよね。
デリスがレイリンに選ばれるよう、ギルド総出で忖度した結果、見事デリスが選ばれましたが、バレてしまいました。
気にいられたくてやったと正直に伝えられればいいのですが、レイリンに逃げられるのが心配なので、契約期間中はなんとか誤魔化すつもりでしょうか。
レイリンは5話にあるように、帝国に多額の賠償金を払い、捕虜となった領地民を解放していました。それにより、民衆の評価は高く、大公妃としてはうってつけの人物でした。もっともらしい理由が出てきたので、彼の気持ちを勘違いしてしまった彼女。
デリスはギルドメンバーや帝国を振り回すほど、彼女に気に入られたくて色々しているのに、このことのせいで、しばらく彼女に気持ちを理解されない気がします。
そんな中、やってくる真っ赤な髪の女性。
レイリンをこの世界に呼んだ人物なのでしょうか。星というのはどういう意味なのか、瞳がカリアードと同じ赤ですが、この女性も人間ではないのか、次回が気になりますね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに