漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다
何度死んでも能力を維持したまま復活する、スケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、元帝国騎士のデバルド。テバルドは彼に、センスがあっても帝国騎士にはなれないと言い、勝てたら条件を教えてやると彼と戦闘を続け、喉元を突く。
死なない彼に驚くテバルドだったが、彼がバティエンヌ侯爵の名前を出すと、激高し我を忘れ彼を激しくいたぶる。追い詰められ絶体絶命の彼。急にデバルドは棄権し、帝国騎士の条件は剣気だと教えるのだった。
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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」29話のネタバレ
彼含む準決勝の選手は、エラスト領主に招かれ、城で豪華な食事を振る舞われた。
マーク・ウェインLv.51の戦士、エドマンドLv.49の弓使い、ブルーザーLv.55というあのフルフェイスの甲冑を身につけた騎士。
ここにいる者は全て洞察スキルが効くため、あのテバルドがこの大会で一番強かったようだ。
デバルドが言っていた剣気、それは鉄の鎧も歯が立たなかった。
食事は口に合うかと言い、テーブルについたのは、エラスト領主でありルビアの叔父レイ・カーク。
領主は不敵な笑みを浮かべる。
この食事会は、準決勝に進出した優秀な君たちへの褒美だ、遠慮せず楽しみたまえと話す。
領主は護衛を数人連れていたが、その護衛の首には、ネクロン紳士会のものである、蛇の呪いがついていた。
やはりここと繋がっていたかと納得した彼は、洞察スキルを使い、護衛を調べる。
全ての護衛のステータスが確認できず、デバルドと同様かそれ以上の強者のようだ。
トーナメントの殺し合いは楽しみ、自分の命はしっかり守る領主は、他人の命などどうでもいいのだろうと、怒りで拳を握りしめる彼。
領主は、ザガン卿と彼に声をかけ、君の活躍は特に印象的だった、皮売りのジンネイ一家の護衛など物足りないだろう、そこでこれを機にうちの騎士にならないかと誘う。
他の選手たちは驚き固まる。
騎士として忠誠を誓った主を裏切るのは気が進まないだろうが、人は自分に見合った場所で活躍するのが一番だと言う領主。
そして、何の努力もせずただ居座る姿を見るのも耐え難いとため息をつくので、それが兄でありルビアの父でもある前領主や姪のルビアを殺した理由かと気づいた彼は、クズめと心の中で吐き捨てる。
今すぐにでもあの憎たらしい顔を八つ裂きにしたいところだが、まだ実力不足だ。
彼が全く返事しないので、ゆっくり考えろ、だが今返事しなかったことを後悔するかもしれないぞ、ワシは敗者には興味がないからなと、領主は釘を刺す。
領主は、兜を脱いだらどうかと彼に聞くが、結構だと彼は断る。
このワシにも顔を見せぬとはなかなかだ、君ほどの実力者なら好きにすればいいとほくそ笑む領主は、同じく兜をかぶったままの甲冑騎士にも話を振る。
その騎士は領主に、乱暴者のクリスティーンと呼ばれていたが、洞察でみた名前と違うので彼は不思議に思う。
明日は、クリスティーンと彼の試合だ。
放浪剣闘士とベールに包まれた騎士の対決か、明日になればどちらかの顔はわかるだろうからなと、領主は楽しそうに大笑いする。
そして、とりあえず試合のことは忘れて、今晩は楽しんでくれと、薄着の女性を大勢呼び寄せた。
戦士や弓使いは、美女にお酌されデレデレだ。
しかし、クリスティーンは無言で席を立ち、退室する。
彼も、女性からの酌を断り、部屋を出る。
そんな彼に、廊下にいたクリスティーンが、宴はいいのかと話しかける。
クリスティーンの上半身は重装備だが、下半身は素足で身軽そうな格好をしていた。背中には大剣を背負っている。
宴には興味ない、それはそっちも同じだろうと答える彼。
私は帝国の騎士団を知り尽くしているが、ジンネイ家門の騎士団について聞いたことがないと、クリスティーンは言い、こんな平和な時代に小さな家柄が騎士を持つのは不自然だ、賄賂で騎士になりすましたのなら理解できるがと続ける。
彼は、平和という単語が耳にひっかかる。
クリスティーンは彼に、どうして貴族家門を装うのか、大会で活躍してエラストの騎士に登用されるためなのかと、質問する。
そちらには関係のないことだ、この際私も一つ聞こうと彼は言い、何故偽名を使っているのかと指摘する。
クリスティーンは驚き、彼に剣を向ける。
何故そのことを知っているのだと焦るクリスティーン。
別に、ただカマをかけただけ、兜で隠していても表情は丸わかりだなと、彼は平然と返す。
クリスティーンはそんな彼の態度にむかつきはしたものの、剣を納め、何故私のあだ名が乱暴者なのか、明日思い知らせてやるといって立ち去るのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」29話の感想
彼は現在、テバルド戦で変わってなければ、骸骨兵士:Lv.23(65) なので、他の選手よりは強く、おそらく優勝できるでしょう。
テバルド戦からチョロチョロと登場していた甲冑騎士は、クリスティーンという女性のような名前の剣闘士でしたね。彼とクリスティーンは、エラスト領主が用意した料理に、一切手をつけていませんでした。
コンパニオンのような女性にも見向きもせず、むしろ嫌がるように立ち去ったので、中身は女性なのかもしれませんね。
話は変わりますが、名を売って騎士に登用されたい、この大会の参加者の最上の目標は、おそらくエラストの騎士になることなので、彼が領主に誘われたときは他の選手は相当驚いたようでした。
ですが彼は無反応。これには領主も理解不能のようです。
領主はトーナメントを使って、強者を引き抜き、ネクロン紳士会の縛りをつけて護衛にしているようですね。皆彼より強いもの達なので、ルビアの仇を討つにしても、相当先になりそうです。
とりあえずはトーナメント優勝ですね。クリスティーンの素顔は見れるのか、何者なのか楽しみです。
まとめ
・準決勝進出した選手は、エラスト領主に城に招かれ、料理や女性を振る舞われた
・領主は彼をエラストの騎士にスカウトするが、彼は反応せず
・次の対戦相手は、彼と同じく顔を隠し、偽名まで使っている乱暴者のクリスティーン。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに