漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」5話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、悪妻のあまり皇帝になった夫に処刑される設定の妃として、生まれ変わってしまった主人公が、生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、皇后に会うカナリア。原作の情報を使うことで、皇后の若い時に自分を似せ、さらにセザールが皇宮を抜け出て傭兵たちから剣術を習っていることを教える。

今皇子宮にいる侍女たちよりも、自分が有能な味方になれるとアピールするためだ。うまく気に入ってもらえたカナリアは、まず自分をないがしろにした侍女たちを皇宮から追い出すことにした。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」5話のネタバレ

カナリアが料理長に頼んだフルーツシャーベット以外にも、美味しそうなスイーツが用意され、彼女はアニーに全て包んで貰う。

侍女のことは片付いたので、お次はセザールだ。

カナリアは敷物を広げ、外で剣術の稽古をするセザールを眺めていた。

皇宮内の稽古の教育係と行っているため、セザールはやる気なく、適当にこなしていた。

カナリアのあくびが出たところで、ようやく稽古が終わり、彼女はセザールを呼ぶ。

ここで何していると聞く彼に、少し茶化しつつも、誤解があるようだから夫婦としてきちんと話し合いたいと、敷物に一緒に座るよう、彼女は促す。

フルーツシャーベットを差し出しながら、昨日の言葉は、死にたかったのになんで助けたのかという意味ではないと話す彼女。むしろ長生きしたいのだと。

私が皇后が仕組んだ相手だから、嫌っているのだと思っていたので、そんな敵のような相手を、何故助けたのかが気になったのだと言う。

セザールは目を丸くすると、少し間を開け、死体を運び出す気はないと言っただろうと答える。

こんな言い方しかできない彼だが、原作のセザールは正義感にあふれる主人公なので、目の前で苦しむ女の子を放っておけなかったのだろうと、彼女は温かい目で彼を見る。

もう怒ってないよね、と彼女が聞くと、はじめから怒ってないし、お前のこと嫌いじゃないと言う彼。

本当に優しい少年なのだなと、微笑むカナリア。

カナリアは、さっき皇后に会ってきたと切り出す。

そして彼に近づくと、まともな剣術を皇宮の外で習っていることを、皇后がもう気づいているようだと、こっそり耳打ちする。

これから皇宮外でも監視がつくから、監視が見ている間だけでも実力を隠したほうがいい、それがあなたの切り札になると、驚く彼にカナリアは告げる。

セザールは、お前が何を考えているのかわからないとこぼす。

カナリアは、そんなに複雑に考えなくてもいい、だって私はあなたの妻だから、いつだって味方になる、と言って微笑むのだった。

そうしてしばらくして、皇宮の外にて、彼の最側近傭兵ミラーと歩くセザール。

セザールの様子がおかしいので、何をそんなに思いつめているのかとミラーが聞くと、俺の妻が俺の味方だと言った、と答える。

そんなの皇后が言わせたのだろうと、ミラーは流し、そうだろうなと呟くセザール。

皇后がカナリアとの結婚話を持ち出したときから、皇后の策略だとは気づいていた。

帝国の名門ランカスター侯爵家が、俺に結婚を申しでて、俺が力をつけるのを阻止するだめだろうと。

イースター男爵家は借金まみれだったため、娘を差し出すことで、借金をチャラにしてもらったのだろう。

借金のために皇宮に売られたカナリアを、少し同情はしたものの、皇后の手先だから油断できないと思っていた。

しかし、結婚式のとき、ポロポロと涙を流す彼女を見て、本性を隠した皇后の手先なのか、何も知らずに売られてきた生贄なのか、わからなくなった。

味方だと言ってくれたカナリアは、一体どっちなのだろうか。

セザールが思い悩んでいると、ミラーが突然止まり、面倒なことになったと言う。

監視だ、とミラーは叫び、二人は走って逃げ出す。

セザールは、カナリアが教えてくれた通りになったと、驚くのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」5話の感想

カナリアはうまいこと、セザールとも味方関係になることができたようですね。

また、彼はもともと優しいので、彼女が言ったことで怒って無視するとか、子供っぽいことはせず、きちんと話を聞いてくれました。誤解はとけたようで良かったです。

皇宮の外での剣術ですが、セザールにも情報を流すことで、うまいこと監視を回避するよう話しました。これで多少動きにくくはなったものの、彼らならなんとか監視を撒いて訓練を続けるのでしょうかね。

セザールに剣の実力がつかないと、主人公として活躍できないので、なんとか頑張ってほしいところです。

敵だらけの皇宮のせいで、人間不信の状態で育ってきたセザール。今回のカナリアの味方だという言葉は、彼にとってかけがえのないものなのではないでしょうか。彼女のセリフは嘘ではないとわかったところで、彼はこれからどうするのか、気になりますね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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