漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」4話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、悪妻のあまり皇帝になった夫に処刑される設定の妃として、生まれ変わってしまった主人公が、生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、セザールに勘違いされたカナリア。彼女は自分の立場を守るために、皇子の日課の情報を使い、皇后宮へと向かうのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」4話のネタバレ

皇后に会うカナリア。

カンナとお呼びくださいと、愛想よく振舞う。

一晩中熱がでていたそうだがと聞く皇后に、今では廃れてしまったが朝のご挨拶は伝統だから、皇室の慣習を尊重したのだとカナリアは話す。

皇后はカナリアを褒め、今回彼女の病気については、皇子宮の侍女の不注意が原因だそうだから、私からよく言っておくわと言う。

カナリアが何故ここにきたのか見抜いているようだ。

侍女たちはどんな処罰が下るのかと聞くと、何か月かの謹慎と減給にするつもりだ、まだ若い子達だからカナリアが大目にみてあげてとのこと。

皇子宮の侍女たちは、皆皇后の手先のため、軽い処罰になるだろうと予想はしていたが、このままではいけない。

そこでカナリアは、皇子の日課だけを報告する侍女たちより、もっといい情報を伝えることができ、皇后陛下の役に立つと申し出る。

どのようなものかと聞かれたので、皇子が授業をよくさぼっていることをあげ、その時間に何をしているのかご存知ですかと言う。

人通りの少ない所に隠れているのだと思っている皇后だったが、皇子はその時間に皇宮の外に出かけているのだとカナリアは話す。

実は、皇后はセザールの教育係に、自身の息がかかったものだけを採用し、まともな授業を受けさせていなかっため、セザールはさぼったふりをして皇宮の外に出て、傭兵たちの訓練を受けていたのだ。

その傭兵たちは、後に彼の騎士団となる者たちで、彼らに剣を教わったセザールは、皇后の知らぬ間にソードマスターになる。

そして皇后が彼を戦場においやるのだが、それが彼の手柄をたてるチャンスになるというのが、原作の内容である。

このネタをカナリアは使うことにしたのだ。

皇后は、セザールがまさか皇宮を抜け出ていたとは思いもしなかったようで、その理由を知りたがる。

カナリアは、皇后が仕向けた教育係は信用できないと思ったため、さすらいの傭兵たちから剣術を学んでいるようだと話す。

もちろん、下っ端の傭兵ではまともな剣術を教えることなどできないだろうが、と付け加えて。

皇子の付き人すら知らない事実を、あなたが何故知っているのかと突っ込まれ、さすがに原作を知っていますともいえないカナリアは、12歳の子供をたぶらかすのは簡単だと誤魔化す。

あの疑い深いセザールがそう簡単に話すわけがないと、皇后は疑うが、もうすぐ思春期になるし、妻である私には気を許したのかもしれないと、苦しい言い訳をするカナリア。

そして、私が皇后陛下の忠実な目と耳になると、宣言する。

12歳の子供など簡単に取り込んで見せる、役にたてなかったらいつでも捨ててもらってかまわないと、面と向かって頼み込む。

カナリアにとっては、原作のネタを教えるだけだから、自分が絶対に有利だと考えての提案だ。

カナリアの勇気ある言動に、クスっと笑う皇后は、見返りは何かと聞く。

そこでカナリアは、贅沢な暮らしがしたいので、無力な状態のまま、中途半端な皇子と一緒に追い出されたくない、侍女に見下されるのも耐えられない、だから皇后陛下に協力するのだと答える。

少し間が空き、カナリアが困っていると、皇后はフフと笑い始めた。

昔の私に似ているわと笑う皇后。

それもそのはず、平凡な貴族出身のエブゲニアは、誰よりも華やかな暮らしを望み、ここまで登りつめたことを、カナリアは把握していた。

皇后に気に入られた彼女は、好きなようにやってみなさいと許可が出る。

侍女の処罰はどんなものがいいのかと改めて聞かれ、カナリアは、彼女たちを皇宮から追放してほしいと答えるのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」4話の感想

皇宮にて絶大な影響力を持つ、エブゲニア皇后と初対面です。

彼女にうまく取り入らないと、皇宮で思うように動けないので、どうしても今回の対面はしなければなりませんでした。

セザールが皇宮を抜け出て、剣術の訓練をしていることをばらしてしまいましたが、彼は大丈夫でしょうか。見つかって傭兵たちが処罰されたりはしないですよね。さすがにそんなヘマはしないと見ての密告ですかね。

一応、大したことは学べないはずと、カナリアは付け足しますが、変にマークされないといいですね。

また、彼女が、自分は原作の内容を教えるだけだから有利のはず、と考えていますが、なんかのフラグのようで心配ですね。物語が進むにつれ、原作とずれてしまい、彼女が対応しきれない状況が出てきそうです。

ひとまずは、今回は目標である、皇后との面会を無事終えることができました。次回は、料理長に作ってもらっていたフルーツシャーベットが登場するのでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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