漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「外科医エリーゼ」
傲慢不遜で皇帝である夫に火炙りにされた前世を経て2度転生した女性が、過去の人生に戻り、今度はナイチンゲールのように、人々に医療で尽くす医療系恋愛漫画です。
毎週水曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ニコラスは部下の命を犠牲にすることで、とある作戦を実行する。帝国軍は騙されてしまい出兵することとなる。
この判断に不安のあるリンデンは、エリーゼに話を聞きたかったが、会えずじまいとなり、ニコラスの罠にひっかかってしまうのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「外科医エリーゼ」最新話76話のネタバレ
エリーゼはリンデンと話そうと、急ぎ司令部のあるプラバへ戻るが、リンデンは既に出征した後だった。
野戦病院に戻ったエリーゼ。
外には雪がちらつき、リンデンは無事だろうかと、つい彼のことを考えてしまう。
リンデンもまた、か弱い彼女のことを気にかけていた。
清に言っている領事に頼み、漢方でも送ってもらおうか、この戦闘さえ終わればと、彼があれこれ考えていると、偵察隊が慌てて戻ってきた。
彼らは、敵が一人もいないのだと驚くべき報告をする。
予想していた目的地にも、予想進軍路にも何の痕跡もなく、本当の目的はもぬけの殻となったプラバだったのだ。
エリーゼが危ないと、リンデンは急ぎプラバに引き返す。
その頃、野戦病院の近くで、大砲の音が鳴り響いた。
司令部の守備兵の訓練の音だろうかと、いつもは聞こえるはずのない音に怯える医療従事者ら。
またドン、と大きな音がして、ジェイは悲鳴をあげ、グレアムが彼女を支える。
すると、扉が開き、騎士が慌ててエリーゼのもとに来て、共和国軍が来たと叫ぶ。
胸甲騎兵(頭~膝下まで覆う重い甲冑を装備し、2挺の拳銃と剣を装備した騎兵)によって、防御線の殆どが崩れてしまったので、我々が時間をかせぐ間に、エリーゼだけでも逃げて欲しいと話す騎士。
時間がないと急かす騎士に、責任者である自分がここを離れるわけにはいかないと答える彼女。
そのお気持ちは理解できるが、帝国の皇太子妃となる彼女の命は誰よりも重要だ、我々が全員死んだとしてもエリーゼだけは生き残らないといけないと、必死に騎士は訴える。
胸甲騎兵隊が来ているなら、全員でここを脱出するのは不可能だろうと考える彼女。
そこへ、ルイ・ニコラスがエリーゼを捕まえにここに向かっていると、騎士がもうひとり駆け込んで来た。
その言葉に、どうせ捕まるのなら、今自分だけができることをしようと、拳銃を手にとる。
共和国軍は、順調にプラバの防御線を崩し、重要な陣地を全て占領していた。
エリーゼが司令部近くの野戦病院にいると聞いたニコラスは、俺が直接向かうと、ニヤリと笑うのだった。
その頃、エリーゼは軍服に着替えていた。
狙いはこっちなのだから、リンデンは無事だろうと考える彼女。
もしかしたらもう会えないかもしれない、ようやく彼と向き合う勇気ができたのにバカみたい、と彼女は目に涙を浮かべる。
まだやることがあるのだからと、涙をぬぐう彼女。
そして、こんなことになってごめんなさいと、家族を想うのだった。
会議室では、ジェイが死にたくないと泣いていた。グレアムが心配そうに寄り添う。
会議室に戻ったエリーゼはジェイに、大丈夫だと言い、先生たちのおかげでこれまでやってこれた、ここにいる皆でなければできなかったであろうと、笑顔で礼を言う。
先生たちには何も起きない、治療するためにきた医療陣だから人道主義敵に守られるべき存在なのだと話す彼女。
医務司令官大佐クロレンス、帝国の時期皇太子妃として皆さんに命じます、と言い、今この瞬間から何が聞こえても決してこの会議室からでないようにと命じる。
彼女の決定に仲間が何か言おうとするが、異論と反論は受け付けないと言い切る彼女。
そして彼女は会議室から出る。
うまくできるかなと、戦場へ向かう彼女。
もうすぐ私は、と彼女は覚悟しなければならなかった。
漫画「外科医エリーゼ」最新話76話の感想
帝国軍はまんまと敵の罠にはまって、司令部を空けてしまいました。そのせいで、プラバの陣地を次々と占領されてしまいます。
そしてニコラスは、ついに念願だったエリーゼまで手を伸ばします。レン兄が心配していたことが起きてしまいましたね。
銃を持ったということは、ニコラスを撃つつもりでしょうか。それなりに的に当てる技術は持っているので、もしかしたらニコラスを仕留めるかもしれないですよね。そうなったらリンデンかたなしですよね・・・
それとも捕虜として連行されてしまうのでしょうか。彼女の身分は相当なものなので、それなりの待遇をしてもらえるとは思うのですが、ニコラスは彼女にかなりの憎悪を抱いているので、ただでは済まない気がしますよね。心配です。
リンデンは急ぎ引き返してましたが、ニコラスはそのくらいは予想しているはずなので、間に合わない気がします。次回どんな展開になるのか、とても気になりますね。
次回のエピソードコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに