漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」1話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、悪妻のあまり皇帝になった夫に処刑される設定の妃として、生まれ変わってしまった主人公が、生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

また1~3話までは、ピッコマですぐ読めます。

4話以降は、24時間に1話で無料で読めます。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」1話のネタバレ

無敵の主人公が活躍する類の、テンプレ要素が詰まった、よくあるファンタジー小説。

この世界の舞台、皇宮には二人の皇子がいた。

皇帝と召使いの間に生まれた、小説の主人公である第一皇子と、皇后の実の息子の第二王子だ。

皇后・エブゲニアは、実の息子である第二皇子を皇帝に即位させようと目論み、第一皇子と名のある家門が結婚しないように、借金まみれの落ちぶれた男爵家の娘を無理やり第一皇子と結婚させたのだ。

その娘カナリア・イースターは、小説のいわば悪役、さらに小物だった。

皇后と手を組んだ彼女は、第一皇子が失脚したら離婚し、皇后の紹介してくれる男と贅沢に暮らすつもりだった。

そんな彼女が行ったことは、暇さえあれば皇妃である彼の母親にケチをつけ、皇子宮の予算を使い贅沢三昧、自分の身分を利用しての悪行三昧。

その結果、夫に処刑されてしまうという悪役らしい最期を迎える娘だ。

問題は、そのカナリア・イースターに転生してしまったこと。

自分が読んでいたありきたりな小説の中に入ってしまったのだ。

12歳であるカナリアは、この日、同じく12歳の第一皇子セザールを結婚式をあげ、初夜として二人で寝室にいる。

部屋の真ん中に置かれた大きな赤いベッド。

この国は12歳の子供に一体何を求めているのだろうか。

カナリアとなった主人公は、ムスっとしてベッドに腰掛けるセザールに話しかける。

同い年だからタメ口でいいかと聞くが、睨まれる。

皇后の手先だと知っていれば当然の反応だ。

だが、彼は無愛想なものの、勝手にしろと言う。

疲れてたカナリアは、さすがーと言いながらベッドにダイブする。

セザールはハッとしたが、カナリアからしてみれば、こんな子供に興味はないので、さっさと布団に潜りこみ、寝ないのかと余裕の行動だ。

緊張しているように見えるセザール。幼い彼が、女の子と一緒に寝るのは恥ずかしくなっても無理もない。

そこで、子守唄でも歌ってあげようかと、カナリアがからかうと、ムキになったセザールは布団に入って寝始めた。

彼女に背中を向けて、お前嫌いアピールをする彼。

彼は皇后にずっといびられてきたので、カナリアを警戒して当然だ。

エブゲニア皇后は、皇妃とセザールに様々な嫌がらせをしてきたのだ。

そのせいで彼は辛く寂しい少年時代を過ごした。

そんな彼が皇子としての地位を固めたのは、戦場に出向いてからで、最強の英雄となって凱旋したことで、皇帝の寵愛を受けるのだ。

その後、自分を虐げてきた皇后とカナリアを処罰し、この小説のヒロインであるランカスター公爵令嬢と再婚するのが、原作の流れである。

小説の内容を考えると、よりによって悪役に転生してしまった自分が哀れである。

とにかく生き残るためには、これからの行動にかかっている。

今からでもこの少年に尽くしてあげれば、少なくとも死刑は免れるだろうか。

自分の目標は、英雄になった皇子に首をはねられる事態を避けて、平和に離婚することだと、決めるのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」1話の感想

皇子に処刑される、小説内に転生する、悪役・脇役に転生するという設定自体が本当によくあるもので、「捨てられた皇妃」「外科医エリーゼ」や「彼女が公爵邸に行った理由」を足して割ったような感じですね。話の展開はそれぞれ違いますが。

実際、自分が読んだ本に転生してみたらと思うと面白いですね。貴族や馬車の時代に戻るのは衛生面がとても気になるので、どうせならSF的な未来に転生してみたいですね。

それはさておき、このよくある設定のよくある恋愛漫画なのですが、この王道っぷりが面白いですよね。変に練りすぎないからこそ、ハズレがない。今後も楽しく読める漫画だと思います。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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