漫画アプリ・ピッコマで連載している「皇子よそなたの願いを叶えよう」
作画 Ant Studio、原作 Mokgamgi(황자, 네 무엇이 되고 싶으냐?)、韓国発の恋愛転生漫画で、ファンタジー小説家が自分の小説内に転送される物語です。
毎週木曜に最新話が更新されます
前回のあらすじは、魔物を追ったバソを探すカイト。馬車には自分の代わりに兵士を配置したので、シュターティストはバカにされたと怒り心頭だ。
魔物に囲まれたバソは、敵意がないこと、以前何かを伝えようとしてきたことを思い出し、魔物たちから話を聞こうとする。しかし緑のリボンがついた槍で攻撃し、邪魔するものが現れたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」26話のネタバレ
ヴァインの城では、侍女長のウルデンが、ヴァインを探し回っていた。
朝に弱いはずのヴァインが、早朝から姿が見えないのだ。
ウルデンは、今月の世話係のベスという若いメイドに、何か知らないか聞くが、特に情報は得られない。
ベスは妙に色気づいていたので、最近の城の雰囲気を理解しているなら、誤解を招く行動は慎みなさいと注意するウルデン。
他の侍女が、ヴァインは誰かを迎えに行くと言い、早朝に馬に乗ってでかけたらしいと報告する。
迎えと聞いて驚くウルデン。
一方その頃、森の中のバソ。
槍を魔物を威嚇した人物は、茶色のくせ毛に、絹のような真っ白な肌、三日月のような緑の目をもつ、小説の主人公アイゼン・ヴァインだった。
ヴァインは輝くような笑顔で、怪我はないかお嬢さんと、バソに手を差し出す。
ヴァインの後ろから、兵士が慌てて追いかけてきて、その女性は誰かと聞く。
野犬に追いかけられてたようだと言うヴァイン。野犬にしては大きかったが。
バソを立たせようとするヴァイン。彼女も立ち上がろうとするが、くじいた足が痛くて、思わず呻いてしまう。
兵士が手当をしようと申し出るが、ヴァインが却下し、彼が彼女を抱き上げる。
驚きのあまり赤面するバソ。
自分の領地内で起きたことだから、任せて欲しいと微笑むヴァイン。
彼の行動に、カイトとは違う意味で、彼女は感動する。
自分が作った小説の主人公は、想像通りだと、彼女はマジマジ見る。
しかし、以前カイトが話していた彼の離婚騒動を思い出し、軽蔑した眼差しになる。
自分で歩けると、バソは彼から離れようとするが、バソが恥ずかしがっていると思った彼は、遠慮しなくていいと笑う。
すると兵士が、その女性は第3皇子の兵士のようだと教える。
バソの首に巻かれた赤いリボン。
それを目にして、顔色が変わるヴァイン。
降ろせ、と突然声がする。
カイトが現れたのだ。
ヴァインはカイトに久しぶりだと言うが、カイトは苛立ち、降ろせとしか言わない。
いくら腹違いの兄弟でも挨拶はしようと言うヴァイン。
言ってもわからぬようだと、剣を抜こうとするカイト。
ヴァインはため息をつくと、バソをそっと地面に降ろす。
バソは駆け足でカイトの後ろに回った。
カイトが今年は花の騎士なのに、何故王女の護衛をしていないのか、そんな人物が花の騎士だと国民が知ったらガッカリするだろうと、皮肉を言うヴァイン。
カイトは鼻で笑うと、下女と浮気した挙げ句、離婚までしたお前に言われたくないと嫌味を言う。
さすがに切れるヴァイン。
カイトは、そもそも離婚はお前が撒いた種なのに、なぜ勝てもしない俺に八つ当たりするのだと言う。
ヴァインはブチギレた。
彼は槍を構えると、今日こそお前を葬ってやると、戦闘モードになった。
受けて立つ気のカイト。
さすがにヤバイと焦るバソ。
二人の皇子は、雄叫びを上げながら突進する。
すると、そこまでです、と怒鳴る声がした。
皇家の品格を損なうと、立派な甲冑を着込んだ男性が現れ、二人を止めるのだった。
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」26話の感想
チャラそうなヴァイン。浮気して不倫という事前情報がなければ、人当たりのいいイケメンで、かなりの好青年だったのですが。始めは、自分の作ったキャラクターに会えて感動するバソでしたが、女性にだらしないのかと思い、ひいてしまいます。
でも実際、自分が心をこめて作り上げた世界が、リアルに体験できたのなら、とても感動するでしょうね。バソがうらやましいです。それがどんなにチャラ男であっても(笑)
ヴァインと仲の悪いカイトがその場に合流してしまいますが、自分の愛する女性が、女好きに抱き上げられているのを見て、かなり頭にきているようでしたね。挨拶する余裕もなく、降ろせとしか言いませんでした。
ヴァインに王女の護衛はどうしたのか聞かれてますが、確かに、いくらなんでも一国の王女をほったらかしではダメですよね・・・それほどまでに、バソが心配でたまらなかったようです。
そして何故仲が悪いのかもわかりましたね。離婚のショックで、カイトに八つ当たりをしていたようです。それでお互いどんどん険悪になってしまったと。原因はほとんどヴァインのようです。カイトはとばっちりです。
私情丸出しの彼らですが、本気の戦闘が始まりそうになります。どう止めていいのかわからないバソ。そこへ、謎の人物が止めに入ってくれますが、なんだか暑苦しそうな男性が来ましたね。何者でしょうか。
まとめ
・バソのもとに現れたのは、第2皇子ヴァイン
・バソを探していたカイトが追いつき、久々に顔を合わせた仲の悪い兄弟は決闘になる
・二人の決闘を、謎の男性騎士が止める
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに