漫画「彼女が公爵邸に行った理由」59話の作品内容とあらすじネタバレ

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」

原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発、転生恋愛ファンタジー漫画です。

──何者かに突き落とされ転落死した凛子は、読んでいた小説内のレリアナ・マクミランに転生する。しかしこのレリアナは婚約者に毒殺される設定だったため、生き延びるために、ノア・ウィンナイト公爵と婚約取引をするのだった──

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、久々にフリス・エリティールに会ったレリアナ。その場で、ビビアン・シャマルについての噂を聞く。また、ノアが知りたがっている人物、ラーキン夫人をフリスから教えてもらう。

部屋に戻ったレリアナは、ドレスとマスク付の招待状が来ていたため、とりあえずそのサロンへ向かう。そこは何やら妖しい雰囲気で、帰ろうとした彼女を何者かが呼び止めるのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」59話のネタバレ

レリアナを呼び止めたのは、ジャスティン・シャマル。

何故こうも毎回タイミングが悪いのかと思うレリアナは、人違いですと言い、逃げようとする。

だが彼に腕を捕まれる。

無礼ですねと言う彼女に、ジャスティンは、城内を縦横無尽に歩き回る不審者をそのままにしておくわけにはいかないと、正直に話すように言う。

酒を酌み交わした仲だから、正直に話してくれれば、泥棒であっても、今回だけ見逃すと。

酒を酌み交わした仲だから、見なかったことにしてくれないかと彼女。

だがこのまま逃したら、物騒で夜も眠れないと言う彼に、レリアナはため息をつき、もう正直に名乗ろうかと諦める。

すると突然、彼女の腕を掴むジャスティンの手に力が入る。

痛いと彼女が訴えても、彼には聞こえておらず、ただ扉の方を凝視している。

そこには、ジャスティンの元彼女クロエ・ラーキンがいた。

そういえばこのサロンの名前ジヨンナは、どこかで聞いたことがあると思っていたが、ジャスティンの手紙に書いてあった言葉だったと思い出すレリアナ。

ラーキン夫人は、ジャスティンの名前を呼びながら近づいてくる。

他人の恋愛事情に首を突っ込みたくないレリアナは、この隙にとこっそり抜け出そうとする。

するとジャスティンが、俺には新しく好きな人ができた、今日はそのことを伝えに来た、と話す。

なにそれ気になる状態のレリアナだが、ここを早く立ち去らないとと悩む。

だがジャスティンがレリアナを引っ張り、自分の横に立たせ、その相手がレリアナのように見せる。戸惑うレリアナ。

もう私のことは忘れてしまったのと、ラーキン夫人は涙を浮かべると、ジャスティンはビクッとし、オロオロしだした。

そんな彼の様子を見た彼女は、今までもこのように優柔不断だっただろうと察し、だが恩人だから仕方ないと彼の手を引き、その場から走りだした。

外にまで逃げた二人。

レリアナは一息つくと、立場が変わった、今度は私が恩人だと笑いかける。

ポカーンとしたジャスティンだが、ハハと笑うと、ありがとうチグハグさんと礼を言う。

チグハグとは何かと彼女が聞くと、墓地で初めてあったときに、彼女がブーツとスリッパを片方ずつ履いていたことを話す。

そんなことまだ覚えているのかと言うレリアナに、なぜかずっと記憶に残っていたと笑うジャスティン。

ふと彼は悲しげな顔になり、さっきのことは気にならないのかと言う。

誰かに打ち明けたいのだなと察した彼女は、一応気になると答える。

ジャスティンは微笑むと、過去を話し始めた。

彼の父シャマル侯爵は欲深く、政略結婚市場において最高ランクの商品であるジャスティンには、一族の助けとなる高位貴族と結合することを、昔から期待していた。

だが当の本人は、一族や財産の助けにならない上、ジャスティンを踏み台にしか考えていないようなクロエと付き合っていた。

なのでジャスティンがどんなに懇願しても、シャマル侯爵の反対は固く、2年もの時が流れた。

クロエは、そんなはっきりしないジャスティンを見限り、ラーキン伯爵を選び、ジャスティンはクロエへの想いを立ちきるために、チェイモスを発ったのだった。

そうしてチェイモスに戻ってきたときに、あの手紙を受け取ったのだと話す彼。

レリアナは、まだ若いのに執着するのはもったいない、早く新しい恋をするべきだと、明るく励ます。

そうですよねと、和らいだ表情の彼は、ところで名前は教えてくれないのかと聞き直す。

レリアナはチグハグさんで良いと言う。

自分の名前は気にならないのかと言うジャスティンに、先程聞きました、ジャスティン、と答える彼女。

ではこれで、と去ろうとする彼女に、彼はまた会えるかと聞く。

私達に縁があれば、また会えるんじゃないですかと、レリアナは微笑む。

彼女の後ろ姿を見つめるジャスティンは、どうやらまた会えそうだと、以前彼女が落とした指輪に触れるのだった。

漫画「彼女が公爵邸に行った理由」59話の感想

お昼に記事をまとめていたのに、読み込みエラーとか出て、作成した分全部消えてびっくりしました。

それはさておき、 やはりレリアナを呼び止めたのは、ジャスティンでしたね。そしてジャスティンを捨てた彼女はラーキン夫人でした。

捨てたとされてますが、シャマル家の都合もあるので、両家とも認められない恋愛だったようですね。その失恋の痛みを忘れるために、彼はしばらく放浪していたというのもわかりました。

ラーキン夫人は、彼を踏み台にしていたようですが、今回近づいてきたのは、どういった意図があるのでしょうか。ちなみに手紙のことは、前々回の57話に書いてあります。「 今もあなたのことを想っている、夜のジヨンナで待っている 」というものですね。

レリアナは、ラーキン夫人を前にして困惑する彼を助け出しますが、彼は今度はレリアナに惹かれ始めてしまいました。そこも失恋への道なんですが。

ジャスティンの苦難は続きますね。

キーアイテムとなったレリアナの婚約指輪。ただの指輪じゃないだけに、なんだかトラブルになりそうで怖いですね。

ちなみにチグハグの靴のことは49話です


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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