漫画「皇帝の一人娘」159話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作YUNSULさん(小説・황제의-외동딸)、漫画RINOさん。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、カイテルと真夜中の散歩にでかけたリア。父との関係はいつの間にか心地よくなり、ざわついた心も落ちついたのだった。

しかし翌朝になり、アシシにどんな顔して会っていいのか、またモヤモヤと悩んでしまうリアなのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」159話のネタバレ

リアが自室から出ると、アシシはかなり離れた所で彼女を待っていた。

悪いのは傷つくようなことを聞いてしまっま自分なのに、何故彼の方が悪いかのように、下を向いて待っているのだろう。

リアはアシシに近づくと、彼の手を取り、変なことを聞いてごめんと謝る。

彼は震えた声で、いいのですと言うと、自分こそ不必要なことを話してしまったことのほうが気がかりだったという。

そんな彼は元気なく、彼女以上に複雑な心境だったようだ。

リアは彼の手をぎゅっと握ると、アシシはただ本当のことを話しただけだから、何も悪くないとなだめる。

事実をそのまま話す必要はなかった、だがリアには嘘をつきたくなかったのだと、彼もまた彼女の手を握り返し、彼の気持ちを伝えてきた。

もし、自分の生まれた背景のせいで、リアと引き裂かれるとしても、リアには正直でいたいと思ったのだと、彼女の目を真っ直ぐ見て話す彼。

偽りなく本気で話す彼に、こんな愚直な彼だと理解しながらも好きなのだから仕方ないと、ありがとうと伝える彼女。

彼女は、ただ驚いただけで、アシシを傷つけるつもりはなかったと言い、彼もそれに、いいのですと答える。

衝撃の事実に確かに驚きはしたが、そんなことで彼を軽蔑することなど決してない。

誰がなんと言おうと、アシシは自分の騎士だと、彼女が微笑むと、アシシは照れて顔を赤らめる。

こんなことで自分たちの関係が壊れるわけ無いと彼女が笑いかけると、彼も同意し、二人は仲直りできたのだった。

自室に戻ったリアは、真夜中の父とのデート、アシシとの仲直りがあったため、いい一日だったとうきうきだ。

このまま仕事を投げ出し、お茶会をしたいところだが、そうもいかない。

今日は、使節団の宿泊準備や、歓迎パーティのリハーサルがあるため、のんびりしていられなかった。

もうすぐ書類の山に追われる、地獄のような日々がやってくるが、お姫様として鍛え上げられた自分に怖いものはないと、早速仕事へ向かう彼女。

すると、いるはずの侍従長はおらず、かわりにカイテルの傍にいるはずのペルデルがいた。

彼も使節団の準備があるはずだが、宰相なのに何をしているのかと、彼女が不思議そうにしていると、ペルデルはリアの顔を真顔でマジマジと眺める。

一体何なのだろう、まさか国が滅亡の危機にでも瀕しているのか、何を言われても平然を装わないと、と彼女は覚悟する。

するとペルデルは、プレツィアの独立の件について、カイテルの姿勢が一晩で変わったと話す。

プレツィアが独立を要求するのであれば聞いてやれと、今までペルデルが何回言ってもダメだったことを、突然許可したのだそうだ。

どうやって説得したのか、まるで奇跡だと、カイテルへの悪口も交えながら話す彼。

だが、いいことであるはずなのに、ペルデルは浮かない顔をしている。

どうしてなのか彼女が聞くと、今回のプレツィア使節団の代表は、皇帝ハーベル・ランツフッド・ユルトスなのだという。

なので、会談中にカイテルが爆発しないよう、リアも首脳会談に参席しなくてはいけないのだと。

当日、やれやれと支度をする彼女。

皇帝が直々にやってくるなんて、頭おかしいと、ハーベルの強心臓に呆れる彼女。

下手すれば決裂どころか戦争になるのに、のこのこ敵国の首都にくるハーベルに対し、あのペルデルもびびってリアを召喚する始末だ。

会議室の前にて、リアを見つけたカイテルが、ここで何をしているのかと問う。

彼女はにっこり微笑むと、誰もが知る、いつもと同じ理由で来たのだと、カイテルに言うのだった。

漫画「皇帝の一人娘」159話の感想

アシシとリアの仲なので、何のわだかまりもなく、すんなり仲直りしましたね。

お互いがお互いを気遣い過ぎていただけのようで、相変わらず仲がいいですね。本当に年齢差さえなければ、彼女の夫となるべきはアシシなのでしょう。彼は全く外見が変わらないからわからないですが、おそらくリアの年齢+20歳なので、そこそこの中年男性です。

自分は家族をもつことはないと言っている彼ですが、相手がリアであれば、無理でもなかったとは思うのですが。

さてリアの真夜中の散歩のおかげで、夜ふかしばかりをして、荒んでいたカイテルの心が癒やされたのか、プレツィアの件がうまくまとまる方向になりました。

戦争は回避できたと安心したのも束の間、使節団は皇帝であるハーベルが率いてきます。何か揉めそうな予感。

リアも出席することになりますが、カイテルは抑える事ができても、カイテルを憎むハーベルを抑える事ができるでしょうか。心配ですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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