漫画「皇帝の一人娘」158話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作YUNSULさん(小説・황제의-외동딸)、漫画RINOさん。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、カイテルの父・リアの祖父であるイバン皇帝と、アシシの母親が不倫していたことを知ったリアは、そのことをアシシの口から言わせてしまったことに罪悪感を抱く。

カイテルとアシシがどんな過去と思いを抱いて生きているのか、自分がそこに介入してよかったのかと悩む彼女を、ドランステが慰める。

そして急にカイテルに会いたくなったリアは、真夜中に関わらずカイテルのところへ行き、リアと寝床を別にしてから夜ふかしばかりしているカイテルを、散歩に連れ出すのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」158話のネタバレ

深夜の散歩に出かけるリアとカイテル。

二人が歩く道は、この17年変わらず同じ道だ。いつもの場所に、いつもの人や香り。

カイテルの手を取り並んで歩くだけで、本当に幸せな気持ちになり、ざわついた心も落ち着いてきた。

今更ながら、こんなに不愛想ですぐキレる父をどうして好きになっていたのだろうか。

昔は、置いて行かれたので走って追いかける散歩だったが、今ではカイテルの方が彼女の歩幅に合わせてくれるようになった。

このような小さな変化一つでも、彼女は嬉しいのだ。

リアはカイテルに、大好きと伝える。

7歳の時から毎日伝えている言葉だが、いまだにカイテルは動揺する。

その変わらない反応が面白いので、少しお茶らけた表現もしたり、腕を組んだりし、カイテルに俺も好きだと言ってもらう。ヘヘと笑う彼女。

このお馴染みの庭園は、昼は勿論きれいなのだが、夜もとっても美しい。

今夜は月が出ておらず、星々だけの空だ。そしてその下には、輝く庭園がある。

このように美しい景色を見ることができるとは、自分はなんて恵まれているのだろうと思う。

そしてカイテルに、アンシップから招待状をもらったと言い、外出をおねだりしようとするが、全てを話す前にカイテルに拒否される。

皇宮の敷地は広大とはいえ、もう子供でもないのに皇宮から一歩も出れないのは、もはや軽く監禁状態である。

観光や絶景を見に行きたいし、色々な人にあってみたいのに、カイテルは超過保護なのか、彼女を絶対に皇宮の外には出さない。

カイテルは、皇宮の中が一番安全なのに、どこにいこうというのかと聞く。

そういうことじゃないと反論しようとするが、カイテルが自分のためを思って言っていることなので、我慢する彼女。

わかっているならそれでいいと、リアをチビと呼びながら頭を撫でるカイテル。

ムッとして、口きかない、と言い離れた噴水のところまで行くリア。

カイテルは、娘さん、娘、アリアドネ、と呼びかけるが、彼女は無視。

リア、と呼ばれてようやく振り向く彼女に、カイテルは来なさいと微笑んだ。

怒ってるリアは、パパがこっちに来なよと言い返すと、言われたとおりに彼女に歩み寄り、その両手をとる。

意外なカイテルの行動に、リアは嬉しくなり微笑む。

パパが守ってやると、まだ先程の話の続きをするカイテルだが、その言葉を聞くと妙に安心するリア。

父親とはこんなに頼もしい存在なのか、確かにカイテルの他に誰が自分を守ってくれるのだろう。

子供扱いされるのに不満げなリアは、カイテルがチビ扱いしてくるのがより嫌なようだ。美形のいい遺伝子はもらったものの、身長にはいかされなかったのだ。

その後、どっちが先に笑うかで、二人共クスっと吹き出し、楽しい夜の散歩は終わったのだった。

その散歩のおかげで陰鬱な気持ちは吹っ飛んだはずだったが、朝になるとまたブルーな気持ちになってしまう彼女。

それはまだアシシの件が残っているからである。

一体彼にどんな顔して会えばいいのだろうか、リアは不安になるのだった。

漫画「皇帝の一人娘」158話の感想

親の愛を知らず、自分の子供を殺してばかりだったカイテルも、リアと共に成長していくことで、だいぶ父親らしくなりましたね。

リアに言われて素直に歩いたり、笑ったり、いつものブラックジョーク的なやりとりも、かなりマイルドになりました。

さすが父親だけあり、リアの不安な気持ちはどこかへ行ってしまいました。特に何も大げさなことをしなくても、絶対的な自分の味方である存在はかけがえのないものですね。

そしてもうひとり、彼女の絶対敵な味方がいます。アシシです。ですので、今回彼女が陰鬱な気分になっていますが、心配することではないと思います。

しかし彼女が自分のことをそこまで考えてくれていたとわかれば、ますますアシシは彼女を大事に思うのではないでしょうか。

それにしても、夜空がとてもキレイに描かれてましたね。あのような上から下まで満天の星空に囲まれる景色、見てみたいものです。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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