漫画「皇帝の一人娘」151話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。

毎週日曜日に最新話が公開されます。

前回のあらすじは、自分がアシシの足かせになっているのでは考えたリアは、彼を自由にしようと声をかけるが、彼にはその準備ができていないことがわかりまだ一緒にいることにするのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」151話のネタバレ

いつもはパーティーに参加を渋るリアでも、グレシットの誕生会である今夜は仕方がない。

マッサージのおかげで、彼女の肌はいつにもましてツヤツヤだ。

喜んだのも束の間、これから着替えに何時間もかかる。さすがにおしゃれ好きでも毎日こうでは嫌いになるだろう。服なんて何でもいいとリアは思う。

侍女が本日用のだとドレスを持ってきて、三人がかりでリアに着せつける。

澄んだ青の美しいドレスをリアは気に入り、しかもカイテルが選んだことがわかる。親子だからか好みが似ているようだ。

髪飾りは大きめのティアラと組み合わせ、なかなかの仕上がりになった。

子供の頃はカイテルに似ずに、美貌が劣化したらどうしようかと思っていたが、カイテルの遺伝子は優秀であった。

これほど美しく生まれ変われるなんて、ラッキーだと彼女は自分に見惚れる。

この美貌を後世に残すために、肖像画を沢山描き、子供を沢山産むことだが、絵よりは実物がいいに決まってるし、結婚はカイテルの反対が手強そうでできない。

そんなことを考えながら、欠点が1つもない自分の顔を手鏡で眺める彼女。

いつまで自分自身に見とれているのだと、彼女を冷やかす声がした。ヴァルだ。

毎日毎日よく飽きないなと呆れる彼。こんなに可愛いのだから飽きるわけがないと答えるリア。

リアの言葉に、うわーとますます呆れるヴァルに、子供の頃はあんなに慕ってくれたのに何この憎まれ口はとリアはイラっとする。

怒ったリアはブラシを投げつけるが、ヴァルはひょいと避け、彼女をおちょくる。

さらに彼は、彼女の子供っぽさを知らず、リアをさながら天使のようだと崇めているアグリジェントの男達が哀れだとのたまう。

リア本人には責任はないことだしと、さらにムカっとする彼女。

彼女をおちょくり続けるヴァルに、リアはウサブージュニアをけしかける。

ヴァルに飛びつくウサブージュニア。

ウサブーとウサミは寿命を全うしたが、今はあの子達の子供ウサブージュニアがリアを守っているのだ。

ウサギに噛まれ赦しをこうヴァル。

ヴァルはペルデルの息子らしく、悪ガキから悪の存在へと成長し、憎らしい存在に。

こんな彼を憧れているアグリジェントの令嬢達が可愛そうである。

リアはサンセの方がおすすめだと考えるのだが、世間的にはヴァルのほうが人気だった。

ヴァルとサンセは双子でお互いに依存して生きてはいるが、性格が全く違う。

ヴァルはペルデルに似て、サンセはシルビアに似た。

彼らは家柄もスタイルも良く、いい職もあり、顔も整っているので、社交界では婿候補として大人気だ。

元帥府の星、冬月の騎士団の新鋭ヴァルトルタ、とリアは彼をそう呼ぶと、今の新鋭は自分でなくサンセだと、イラッとして答える彼。

ヴァルはアシシにも引けをとらない剣術の天才だと騒がれたが、その一年後には弟にその呼び名をかっさらわれたのである。

リアはソファに座ると、北帝国はどうだったのかとヴァルに聞く。

適当な返事のヴァル。

リアの髪を触って頬を赤らめていたアヒン、彼にはあれ以来一度も会えていない。

あのまま聖皇スヒナの養子になり自由がきかなくなったアヒンは、毎年彼女に年賀状と北帝国の招待状をくれるのだが、リアがどれだけ頼んでもカイテルが行くのを許してくれなかった。

たまにはこの皇宮から出たいので、北帝国に行ってみたいと言う彼女。

北帝国は静かなだけと、そっけなく答えるヴァルを羨ましいと思う彼女なのだった。

漫画「皇帝の一人娘」151話の感想

成長したサンセとヴァルが前回と今回で登場しましたね。あの悪魔の双子が今では社交界のアイドル的存在に。

彼らのために身を張ってカイテルに怒られたこともあるリア。彼らの成長に驚きつつも、イラッとしています。ペルデル属性のせいですね(笑)

リア自身はとても美しく成長しました。鏡で見惚れるほどです。欠点が何ひとつない状態で転生って羨ましいですね。

代償として、本来の家族とか色んなものを失ってはいそうですが。乳児のときはいつ殺されるかわからなかったですしね。

リアはその美貌と社交性で天使のようだと評され、ヴァルとサンセも婦女の憧れの的です。

当人達は、小さい頃から一緒に過ごしてきたため、その魅力を理解はしつつもお互いを異性として意識することがないようです。姉弟のような関係なのですね。

リアが意識するとすれば、アシシとアヒン。

カイテルの許可が出なくてアヒンに会えないリア。彼女は皇宮からほとんど出たことがないようなので、そのあたりは少し気の毒ですね。

そろそろ誕生日当事者の成長したグレシットも出てくるのでしょうか。彼はどのように成長したか気になります。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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