漫画「皇帝の一人娘」150話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。

毎週日曜日に最新話が公開されます。

前回のあらすじは、首席教官になったアシシ。リアの傍にべったりだった彼だったが、今では自立し仕事を楽しくやっているようだった。休憩に入ったアシシとの会話で、自分の予算が余ったので若い芸術家支援に使ったと話す彼女なのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」150話のネタバレ

リアのおしゃれ代が毎度余る件で、毎月貴族達から宝飾品が届き、ドレスもデザイナーが着てくれと送ってくるから、お金はかからないと説明する彼女。

だがアシシは、気に入る物がなければあれこれ買うのが令嬢達ではと話す。自分はそれには当てはまらないと答える彼女。

それに彼女のジュエリーの半分はアシシから贈られたもので、よく身につけるのも彼からのものだった。

リアは慎ましいと言うアシシに、誰かの教育が良かったからと話すリア。

皇宮には彼女をまっすぐ育てようという人物しかいなかった。その中にアシシも含まれているのだと、彼女は彼を優しげに見つめる。

見習いの騎士達に慕われ、教官として順調に職務をこなしていることをリアが評価する。謙遜するアシシだが、それぞれの特性を把握し上達させるのは難しく、それができている彼はすごいのだった。

忙しいだろうからリアの護衛など辞めて、教官に専念すればいいのにと彼女が言うと、サッとアシシの表情が固くなり、教官は趣味だと話す。

アシシは、常にリアを護ることだけ考えていると言う。

そう言ってくれる彼には、言葉で言い表せないほど感謝しているが、自分がアシシを束縛しているようだと言うリア。

もっと自分のことを優先してほしいのだ。

実際彼に護衛騎士を辞めると言われたら、ひどく悲しい思いをするのだろうとは想像できた。それでも彼に幸せになって欲しいのだ。

アシシは悲しげな顔で、自分はもう必要でないのかと聞く。

そんな意味ではない、アシシは人生で一番いい時期をリアに費やしてくれたので、これからは恋愛結婚など自分のために時間を使ってほしいのだと、彼女は説明する。

これは7歳の頃から考えていたことで、ずっと気になっていたのだ。

だからリアありきのアシシの人生から、変わってもらいたかったのだ。

アシシの人生を無駄にしたくないから。

アシシは、リアがいなければ死ぬ事ばかり考えていただろうと話す。

彼の脳裏には常に殺してきた人々の顔が浮かび、その背景にいかなる理由があるにせよ、消せない過去なのである。

今でもこのような自分がリアに触れてもいいものか不安になる。

彼女に何か悪影響を与えてしまうのではないかと。

アシシの思いを聞いて、謝るリア。

まだこんな話をするべきではなかった、彼の心の傷はまだ癒えていなかったのだ。

アシシを突き放そうとしたわけではない。

何も心配しないでと言い、彼女はアシシの手を握る。

彼の準備ができるまで、ゆっくり行こうと考える彼女。

それに彼女もこの手を離すつもりはなかった。

リアから手を握ってもらい、悲しそうな嬉しそうな顔をする彼。

その美貌は相変わらずであり、なんでそんなに老けないのかと彼女は聞く。

リアも変わってないと答えるアシシに、それってまだ子供に見えるということなのか彼女がムッとして聞くと、アシシは笑った。

もう子供じゃないと言うリアに、笑いが止まらなくなるアシシ。

アシシが笑うのは嬉しいのだが、なんだか納得がいかない彼女なのだった。

そして日が経ち、グレシットの誕生日がきた。

できるだけパーティには参加したくないが、今回はそういうわけいにはいかない。

グレシットの母親であるセルイラは支度をしに行き、残ったリビが面倒くさがるリアの着替えを進めるのだった。

漫画「皇帝の一人娘」150話の感想

リアのジュエリーの大半はアシシからのものだそうで、相当リアにプレゼントしていたようですね。

時間もお金も、護衛としても何もかも彼女に捧げてきたアシシに、彼女はずっと申し訳なく思っていたようです。

それで今回のリアの提案だったようですが、リアから離れてしまうと彼の心を護るものがいなくなってしまうため、まだ無理だったんですね。

本当、彼女が結婚相手になれれば一番いいのですが、年齢的に無理があります。

彼はこの先、リア無しでも生きていけるほど回復できるのでしょうか。

さて次回の久々の登場キャラクターは、成長したグレシットです。どのように変わったのか気になりますね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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