ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」
原作 Usonan ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )、漫画 Wookjakga 。
──人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生した──
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、影の世界は西方王国会とヘブリオン学園で管理し、また取得できる魔法石の量を争っているとラドリアは話す。試験会場へ向かうと、メンターに連れられたアゼストと再会するデジール。彼女と競うことになるが、再会したことに彼は嬉しく思う。そしてついに試験が始まるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「帰還者の魔法は特別です」4話のネタバレ
試験会場には人が集まっており、賑やかだ。
入試用の闇の世界へのゲートを自分の記憶と比べるデジールは、ゲートのまわりをグルグル回る。
恥ずかしいから止めてと、ツインテールの受験者に注意される。
彼女を見たデジールは、ロマンティカと彼女の名を叫び、生きていたのかと肩を掴んだ。嫌がる彼女。
転生したんだったとハッとして、人違いだったと言い訳する彼。
平民のくせに、と彼女は怒りつつ、相手が変質者かもと青ざめる。
デジールも転生したことに理解が追いつかず、不用意な行動をとってしまったと焦る。
転生前、彼女を失った彼は絶望し叫喚した。
今は彼女や皆を失う前に戻って来た、再びやり直すチャンスが巡ってきたのだ、もう二度と彼女にあんな苦痛を味わわせるものかと、彼は覚悟を決めるのだった。
するとD班の入学試験用の種目が決定したとアナウンスが入る。種目は影の世界10級エルンステ平原疾走で、人より早くゴール地点を通過することがクリア条件だという。
スタートからゴールまでは8km。魔法の使用、他参加者への攻撃が認められる。セーフティシステムにより、痛みは2割減、また死亡することはない。
途中棄権希望時、または死亡に値するダメージを受けた時に影の世界から追放される。
ロマンティカは、トレヴィリーという剣士と種目について話をしていた。
D班は平民デジール、ロマンティカ、トレヴィリー、そして魔剣士アゼストの4名。
このうち魔剣士と平民であるデジールは、彼女たちの相手にならないだろうと言い、実質ロマンティカとトレヴィリーの争いになるだろうと高をくくっていた。
アナウンスの指示により、ゲートの前に集合する彼ら。
転送されたエルンステ平原は、穏やかな草原が広がっていた。
スタートラインに並び、開始を待つ。
デジールは、隣にいるアゼストも自分と同じように転生したのかもと、やぁ、とだけ声をかけた。
しかし彼女の口からでた言葉は、お前弱い、だった。
わかっていると答えるデジールに、魔法ランク最低、身体能力もなく、高く見積もっても影の世界6級が限度だと言う。
ケンカを売っているのかと、嫌な気分になるデジール。
お前を攻撃するつもりはないから怖がらなくていいという彼女。
弱者を攻撃する趣味などないからだと、辛辣な物言いだった。
そしていよいよレースがスタート。
走り出したアゼストの勢いは凄まじく、舞い上がった砂埃がデジールとロマンティカにかかる。
走っている最中、ロマンティカはリーフインプを踏んでしまい、インプに謝りつつもかわいい~と顔がほころぶ。
相変わらずそういうのが好きなのかと、デジールはつい言ってしまい、ロマンティカは怒る。
このままだと二人共脱落するぞとデジールが言うと、平民なのになれなれしいとさらに怒る彼女。
しかしどんなに怒っても、デジールは優しく微笑むだけ。久しぶりだから嬉しくてと言う彼。
理解できないロマンティカの怒りは頂点に達し、平民には真似できないランク2魔法使いの威力を見ろと言って、スウィープ・ジ・エアという風おこしの魔法を使うのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」4話の感想
人類が滅亡するに至った影の世界・影の迷宮。
そこで最後まで一緒だったアゼスト。
彼女も一緒に死んだはずなので、もしかしたら自分と同じ転生者ではと予想します。全然違いましたが。
あの6人のうち、転生できたのはデジールだけなのでしょうか。
そして転生に頭がついていかず、知り合う前の知り合いに馴れ馴れしいデジール。ストーカーが妄想をこじらせて近寄ってきたと思ってしまいますよね。
ロマンティカが怒るのも納得です。
それにしてもこの入試のD班。エリート魔剣士のアゼスト、ランク2魔法使いのロマンティカ、そのロマンティカと対等に渡り合えるであろう剣士、優秀なメンバーばかりですね。
なぜそこに平民のデジールがポツンと入れられたのかは謎ですが、いきなり過去の仲間に二人も会えました。
いつか自分が転生者であることを説明するのでしょうか。ロマンティカとはどんな関係だったのか気になりますね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに