漫画「俺だけレベルアップな件」28話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」

現実世界に突如として現れる異世界とのゲート、それに入りモンスターを討伐する覚醒したものハンター。ハンターはゲートでの戦闘で対価を得るが誰しもが強者ではなく、主人公の旬は人類最弱兵器と呼ばれる有様。そんな彼がとあるダンジョンがキッカケで一人だけ成長していくストーリーです。

もとはkakaopageで連載している韓国漫画です。毎週金曜日に最新話が公開されます。

前回のあらすじは、地獄の門番ケルベロスを、旬という駒を失いたくないシステムを使ってなんとか倒すことができた彼。その頃、あるやつれた男性が、協会監視課の男に2億で暗殺を依頼した。遂行するにはダンジョン参加者全員を始末する必要があるとさらに1億要求するその男は、人殺しが好きなのだと笑う恐ろしい人物なのだった。

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漫画「俺だけレベルアップな件」28話のネタバレ

剣道場にて、師範と弟子が戦っている。

師範は隻腕であり、弟子に手加減されたことを指摘。弟子は誤魔化すが、もう何ヵ月も前のことなのに腕を失ったことを気にかけているようだ。

師範はあのカルテノン神殿を生き延びることができた馬渕である。

馬渕のスマホがなり、緊急召集がかかる。低級ハンターは呼び出しが多いと呟く馬渕、練習はここまでと言う。

弟子は馬渕に、ハンターを引退しないのか聞くが、老い先短いため世の中に貢献したいのだと答える馬渕。

それよりS級ハンターである者が弟子として馬渕に習う方が不思議だと話す。

弟子は、ランクは技術不足のカバーにはならないと答えるのだった。

D級ダンジョンに向かう馬渕。

何十年も剣と道を進み、師範にもなった馬渕だが、魔法系覚醒をしたため、得意の物理攻撃がモンスターに効かない。

それにもきっと何か意味があるのだろうと運命を信じる。

集合場所に近づくと、見覚えのある青年がいることに気づいた。水篠旬だ。

あのあどけなさは何処に行ったのやら、背は伸び精悍な顔つきをしている。しかも切断された脚まで元に戻っており、馬渕は驚く。

旬はよくわからないけど治っていたと誤魔化す。若い旬の行く末を心配していた馬渕は大喜びだ。

自分の腕のことは、今まで怪我がなかったことの方が不思議なのだからしょうがないと笑い飛ばす馬渕。旬はなんとも言えず、もうそこにはない腕を見つめた。

二人とも協会からの召集があったと話し、ゲート前に着くと、なんとカルテノン神殿を生き延びたメンバー、男性一人、真島、そして観月が待っていた。

真島は馬渕を生贄にしようとし、さらに旬達を見捨てて逃げたため、旬達の登場に気まずく目を逸らす。

後ろめたいのだろうと真島の気持ちを察する馬渕だが、自分も旬を置いていかなければならず、神殿から生き延びたことが既に浅はかだったのだ。

観月は旬との再会を涙ながらに喜ぶ。彼女は旬をずっと探していたのだ。

脚が治っていることに驚く観月に、旬が答えようとすると、二人の仲を茶化す声がした。

ワンボックスカーから降りてきた声の持ち主は、オレンジの囚人服を着て手錠をかけられていた。

三人ほど降りてきた囚人ら。協会の男が静かにするよう注意する。協会の男は、暗殺を請け負うあの紫の髪の男だった。

囚人ら、つまり犯罪者の登場に、驚く一同。

協会の女性が水篠旬と馬渕勲の手続きをすると駆け寄ってきたので、馬渕はどういうことなのか尋ねる。

女性は、彼らは一緒にレイドに参加する代役服役者だといい、減刑目的で代役服役をするから危険はないと説明する。

この地域のハンター数が減少しており、仕方がないことなのだと。

服役者は全員C級ハンターなので、C級が10人いないと敵わない、B級ハンターの協会監視課・道門もいるから心配しないで欲しいと話す。

嫌な予感がする旬は、観月に参加しないよう促すが、旬が行くなら参加すると決意の固い観月。

二人のちょっとした甘い関係に、馬渕は顔をポリポリかく。

カルテノンで仲間を見捨てて生き延びた真島と男、犯罪者と得体の知れない協会の男、そして旬と観月。

ゲートに向かうその姿らを見た馬渕は、これもまた運命なのだろうとダンジョン内へ進むのだった。

漫画「俺だけレベルアップな件」28話の登場人物

水篠旬・・・人類最弱兵器と周りに見下されるほど弱いハンターだったが、カルテノン神殿でのイベントで他人には見えないウィンドウ画面が空中に出るようになる。指示に従いノルマをこなすと成長するシステムだ。そのおかげでかなり強くなったが、まだ公表するには危険だと、低級E級ハンターとして活動することにする。 とあるレイドで知り合った諸菱と、30億の報酬で彼の攻撃隊に19回参加する契約をしている。

真島・・・何回か旬とパーティが一緒だった初老の男性ハンター。攻撃型で手から剣を出せる。カルテノン神殿にて、家族がいるからと泣きながら旬たちを見捨て脱出した。 9話参照

観月・・・B級ヒーラー。女性ハンター。旬を何度も治癒しており、彼に好意がある。 カルテノン神殿の生き残り。神殿での恐怖に怯えながらもハンター活動を続けながら旬を探していた。

馬渕・・・C級魔法攻撃型の60歳の男性ハンター。 剣道の師範である。カルテノン神殿で片腕を失うが、旬のおかげで観月とともに生き残れた。10話参照

道門・・・ハンター協会監視課のB級ハンター。今回のレイドにて、とある男性から2億で暗殺、さらに1億で口封じのため全員の始末を請け負っている。モンスターより人間を殺すことに興味がある。

漫画「俺だけレベルアップな件」28話の感想

懐かしいメンバーが集まりました。

あの恐怖のカルテノン神殿。圧倒的な力を前に、誰もが絶望し、発狂し、逃避した恐ろしい二重ダンジョンです。旬がシステムを手に入れるキッカケになったイベントですね。

次々と仲間が死に、17人いたパーティメンバーは6人しか生き残れませんでした。そのうち女性が逃げたのですが、その人はハンターを引退したのか登場しませんでしたね。

ハンターは誰もがなれる職ではないので、カルテノン神殿で11人死亡、さらに右京らの攻撃隊の8人が死亡で、この地域のハンター人数の減少は手痛いものだったようです。

そんな中現れた、道門。協会側の判断か、道門の判断かはわかりませんが、犯罪者を引き連れてやってきました。

どうみても穏やかに終わりそうもないこのパーティ。明らかに全員殺す目的の道門がいますので、カルテノン神殿メンバーが誰か殺されてしまうかもしれません。

皆の犠牲の上でやっと生き残れたのに、虐殺者のせいで死んでしまうかもしれなんて悲惨ですね。

旬の成長具合でしたら、B級ハンターの道門でも充分戦えると思いますが、気になる観月や、少なくとも多少の好感度のある馬渕を守ることができるのでしょうか。

馬渕はこれを運命だと思っていますが、悲しい結末を迎えないことを祈ります。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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