漫画「俺だけレベルアップな件」10話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」

現実世界に突如として現れる異世界とのゲート、それに入りモンスターを討伐する覚醒したものハンター。

ハンターはゲートでの戦闘で対価を得るが誰しもが強者ではなく、主人公の旬は人類最弱兵器と呼ばれる有様。

そんな彼がとあるダンジョンがキッカケで一人だけ成長していくストーリーです。

もとはkakaopageで連載している韓国漫画です。毎週金曜日に最新話が公開されます。

前回のあらすじは、カルテノン神殿の3つ目の掟・生贄の祭壇の攻略に気づいた旬だが、皆恐怖に負けてしまい、一人、また一人と仲間を置いて逃げ出してしまう。

真島も旬のおかげと言いながら逃げ、残った旬・観月・馬淵は窮地に立たされるのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります。

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漫画「俺だけレベルアップな件」10話のネタバレ

仲間に見捨てられ、取り残された3人。

真島が逃げたことで扉がまた少し閉まる。

そこで馬淵は、旬と観月に逃げるように促す。自分が残れば扉が閉じることはない、まだ先が長い若い旬達が助かるべきだと話す。

そして観月に旬を連れて行くように頼むが、観月は先程の旬の治癒でマナを使い果たしてしまい立ちがることすらできなくなっていた。

なので旬は自分が犠牲になる道を選び、馬渕に観月を連れて行くように頼む。

馬渕も観月も困惑していたが、旬はカルテノン神殿に来る前に拾った魔法石を観月に渡し、観月とした食事の約束はコレで先に食べていてほしい、あとでお釣りをもらいにいくからと言う。

観月は涙をボロボロこぼす。

時間がないので馬渕は観月のうなじを叩き気絶させ、彼女を抱えて連れて行った。

死ぬのが自分ひとりで良かったと思う旬。近寄る石像達。

床に真島が落とした剣が転がっているのに気づき、剣をかまえ一人くらい道連れにしてやると意気込んだ。

かかってこいと言った瞬間、石像の巨大な槍が旬の胴体に突き刺さる。

血を吹き出す旬。

そのまま空中に体ごと振り上げられ、胸部から肩まで裂け、祭壇の上に落下する。

溢れ出る旬の血は祭壇を流れていく。

仲間とのやり取りを思い出しながら、俺だって死にたくないと、血と涙まみれになる。

目を光らせた石像達は、トドメの一撃を入れるために剣をふりかぶっていた。

旬は、もう一度、もう一度チャンスがあればと切実に思う。

石像は剣を振り下ろした。

すると床や祭壇が青白く光り、空中に四角いクエストウィンドウのようなものが現れ、石像の動きが止まった。

ウィンドウには、シークレットクエスト「無力な者の勇気」の条件を全てクリアしたと書いてある。

混乱する旬。

同様の音声まで聞こえてくる。

そして「プレイヤーになることができます。引き受けますか」と聞かれる。

残り時間はあと僅か、引き受けないなら0.02秒後に心臓は停止します、引き受けますかと続く。

引き受けたら死ななくて済むのかと、旬は心の中で承諾した。

クエストウィンドウに「プレイヤーになりました」と通知され、祭壇がオレンジに激しく光り、辺りを飲み込む。

あの神像は涙を流していた。

そして全て光に包まれたのだった。

漫画「俺だけレベルアップな件」10話の登場人物

水篠旬・・・主人公。覚醒者。母親の病院代を稼ぐために、気が進まないながらもハンターとして活動してるが、最弱E級の能力のためケガがたえず人類最弱兵器と呼ばれている。一般人より少し丈夫で回復が早い能力を持つ。カルテノン神殿攻略中に片足なくなる。掟の謎を解明したが、最後仲間に見捨てられる。

観月・・・B級ヒーラー。女性ハンター。旬を何度も治癒しており、彼に好意がある。実力のわりに心が弱く、低級ダンジョンにしか参加しない。神殿にきてからは恐怖に負け、泣いてばかりいる。自分をかばった旬のために治癒能力を限界まで使った。

馬渕・・・C級攻撃型。60歳の男性ハンター。意欲も実力もあるので皆の信頼を得て、今回のダンジョンのリーダーとなる。神像の攻撃で片腕を失う。

真島・・・何回か旬とパーティが一緒だった初老の男性ハンター。攻撃型で手から剣を出せる。知り合いの久我が死にかなりのショックを受けた。家族がいるからと泣きながら旬たちを見捨て脱出した。

漫画「俺だけレベルアップな件」10話の 感想

恐怖に負けたものが生き延び、恐怖と戦うものは窮地に立たされてしまいました。お互い犠牲になろうとかばい合いますが、観月がとことん足を引っ張るような形になり、結果旬が残ることになりましたね。後に旬は自分のことを偽善者と罵ります。誰もが死にたくないですもんね。仕方ありません。

そして突如として現れるウィンドウ。これを受諾したことで、本人だけレベルアップできる能力が身につくんですね。

しかしそれまでが非常に残酷、悲惨。謎解きや仲間の死、最後には死という自己犠牲でようやく身についた能力。一体何の目的があってこんなクエストなんでしょうね。

神像も最後には涙しています。何か途方もない目的が隠されているのでしょうかね。

なかなか凄惨なイベントでしたが、これで物語のメインが始まりそうです。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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