漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」
原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発、転生恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に更新されます。
前回のあらすじは、ノアはレリアナのために沢山の宝石を購入した。ビビアンの企みにより紛れ込んでいた結晶石の宝石のせいで、危うく彼女が死ぬ所だったため、宝石類を一新したのだ。レリアナの別れてくださいの言葉は、ノアには届かないのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
全話一覧はコチラ
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」45話のネタバレ
街を歩くレリアナとノア。
レリアナの存在が周囲に気づかれないようになのか、彼は彼女のフードをかぶせ直す。
レリアナが彼女担当のメイドに休暇をあげたことについて、ノアが聞くと、感謝祭に家に帰れないのは可愛そうだからと答える彼女。
本当は、1人でゆっくりする時間がほしいのだった。
そもそも転生前は、誰かにお世話されるような生活ではなかったし、隣人が誰かもわからない位、人付き合いの薄い現代人であったからだ。
屋敷に戻ってきたノアに、執事が耳打ちし、彼は領地に行くことになった。
ノアが不在になるため、メイドのヘイリーを呼び戻したほうがいいのではと彼は言うが、大丈夫だと彼女は答える。
なのでノアは、護衛騎士のエンスリーとウィートンに、レリアナを部屋まで連れて行くよう命じるのだった。
部屋にて、レリアナはノアからもらった人魚の涙のネックレスを眺めていた。
そこにやってきたのは、休暇を与えたはずのヘイリーだった。どうやら家に戻る前にレリアナに挨拶にきたようだ。
彼女は休暇の礼を言うと、風邪をひくから窓を開けてはいけない、布団をちゃんとかぶる、寒くても暖炉はつけずに布団を足すこと、と細かく寒さ対策の指導をする。
そして万が一のためだけど、先輩には内緒でと言い、決して西館の奥の部屋の鏡を見てはいけないと話す。
感謝祭になると、西館には1人ずつ当番を設けるのだが、戻ってくると必ず奥の部屋について話をするのだそうだ。
奥の部屋は、先々代のウィンナイト公爵が晩年を過ごした部屋なのだという。
その先々代のウィンナイト公爵は、裕福だったが見る目がない上、芸術的な面での虚栄心が強く、さらに典型的なお人好しもあって、多くの商人達のカモになった。
騙されて買った多くの物品は、公爵の死後、彼の部屋に全て集められたのだった。
去年は、ヘイリーと仲の良い霊感のある女の子が当番だったそうなのだが、その子の話では奥の部屋で声をかけられたのだそうだ。
奥の部屋の鏡には魂が閉じ込められていて、1人でいるときだけ現れる。鏡を持って魂と目が合えば、声をかけてきて、何でも教えてくれるのだそうだ。
ヘイリーはそこまで話すと、彼女の先輩から荷物のことについて呼ばれ出ていった。
レリアナはその話にゾクッとし、少し怖くなった。
夜になり、ますます怖くなる彼女。
しかし、何でも教えてくれる、その言葉が気になる。
ベアトリスがどこにいるのか、そのことが知りたい彼女は、ろうそく片手に西館へ向かった。
いざ来てみると、ひっそりとして薄暗く、レリアナは来たことを後悔する。
そして鏡を見つけ、恐る恐るチラ見すると、鏡には青い目が映った。レリアナの目はライムグリーン色なのに。
見間違いかもしれない、と思いつつも恐ろしくなる彼女。
本当に目を合わせる必要があるのか、何でも教えてくれるのは嘘で呪われたらどうしようと、怖くてたまらない。
それでも目をうっすらと開けると、聞き取れないが何かの声がした。
すると背後から彼女に迫る黒い手が。
次の瞬間、鏡が落ち、割れるのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」45話の登場人物
レリアナ・マクミラン・・・主人公。もとは地球の受験生。何者かに殺され、小説の世界に転生する。生き延びるために、王族の公爵のノアと婚約契約を交わす。原作では脇役だったため、男主人公であり運命の相手がいる設定のノアとは恋愛関係になれないと思いこんでいる。
ノア・ウィンナイト・・・王位継承権第1位の公爵。にこやかな笑顔の皮肉屋。レリアナに脅される形で婚約契約をしたが、レリアナに惹かれつつあり、契約を解除しない。彼女をからかうのがもっぱらの楽しみ。彼女への自分の気持ちに気づいた。原作ではベアトリスと恋仲になる。
エンスリー・・・ノアの騎士団の一人。女性。
ウィートン・・・ノアの騎士団の一人。背の高い男性。
ヘイリー・・・レリアナ専属のメイド。人懐っこい。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」45話の感想
レリアナを一人にしないよう、彼女を守りたいノアはやたら心配するようになりました。
そこでエンスリーとウィートンという騎士団に頼むのですが、エンスリーはちょくちょく登場するのでお馴染みです。ウィートンは4話、 34話に名前だけでてきた人物ですね。まだハッキリと描かれてないですが、ついに登場ですね。
さて、今回のお話は微妙にホラーテイストでした。こういう話は苦手なので、レリアナ同様ぞくぞくしながらまとめました。
レリアナはすごいですね、そんないわくつきの部屋に一人で向かって、見ようとするその勇気が。
そして何やら怪奇現象か、なにやら起こりましたね。これでベアトリスのことがわかるのでしょうか。
というかあの手は一体。人間なのか怪奇現象の一種なのか怖いですね。
最近出番の無い、最強騎士のアダムがさくーっと助けに来てくれると面白いのですが、次回が楽しみです。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに