漫画「私の輝く世界」63話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて掲載されている「私の輝く世界」

韓国人漫画家のMaruさんが描いた、恋愛漫画です。既に完結しております。

最終話までまとめていこうと思っております。

前回のあらすじでは、カウンセリングの効果で自分が千隼を巻き込み、彼の人生を狂わせてしまったこと知る結芽。千隼は三浦ケンのさしがねで、勝俣茜らに拉致される。千隼の甥の実、結芽、同僚の浩人は千隼の所在がわからないことに気づき集まる。そこへ結芽の携帯に千隼からの着信があったのだった。

詳しくはコチラでまとめてあります。

漫画「私の輝く世界」63話のネタバレ

ケンの過去。優秀な兄に比べ、劣っているとされ家族に見放されていた彼。そのため兄に蹴られたりといじめられていたが、誰も助けない。ケンが成長し、力では逆転したが、今度は自分が兄にやり返すと警察に突き出されそうになり逃げた。兄にされていたときは誰も助けなかったのに、自分はどうすればいいのかと苦しむ。

そんな過去を思い出し、千隼に八つ当たりするなと言われたことと合わせ、自分は同じ境遇の、親を恨んでるはずの結芽を助けたかっただけだと思い込もうとする。それなのに結芽は親と仲直りしているから面白くなかった。

ケンは千隼のスマホをアンロックし、結芽に電話する。結芽は何故千隼の携帯からケンが出るのかと問い詰める。そこまで言うなら、自分で勝俣茜を止めてみろと場所を伝える。勝俣茜はまだねずみ講の人たちとつるんでいて、そのメンバーらと千隼をひどい目に合わせようとしているようだった。

それを結芽が見たら茜とも縁を切るだろうから、そこで自分が慰めてやろうと考えるケン。

車で現場へ向かう結芽達。車の中で結芽は震えている。結芽の手に黒い影がにじみ出てきたのだった。実はそんな結芽の様子をみて心配する。

浩人、実と結芽の二手に分かれて廃工場を捜索する。結芽は恐怖で震えが止まらない。そして物陰を覗き込むと、倒れている千隼。

しかしその脇には震えて座り込んでいる茜がいた。思わず手をあげる結芽。すると千隼が結芽を抑える。

ちょっと寝転んでただけだからと千隼は説明する。そこへ実達も駆けつける。

千隼は男たちに殴られたが、彼が警察と知ると逃げていったそうだ。そして茜を置いていった。

千隼は茜に、結芽と話す最後のチャンスだといい、茜の願いは聞けないと話しかける。茜は、千隼と結芽が別れれば嫌がらせはしないと言ったのだった。何故そんなことをと聞く結芽に、コミュ障の結芽を助けたのに自分をないがしろにされたことに怒っていたのだった。

結芽が勝ち組になれたのは自分のおかげと結芽を罵り、茜もケンも黒く見えるんでしょう、自分が一番腹黒いくせにと言い放つ。そこへパトカーが到着。

実は屋上にケンがいるのに気が付き、移動する。

茜は連行される間際、千隼も結芽と関わって可哀そうと言い捨てる。結芽は千隼に迷惑かけたと気が気でない。ガラスに映る自分は今までにないほど黒くなっていた。恐怖のあまりガラスを割ってしまう。

ガラスを持ち、真っ黒な人がいると取り乱す結芽。千隼は彼女を止めようと、引き寄せキスをする。そして大丈夫、結芽は結芽変わっていないと、彼を見るように言う。

自分も結芽を見てるからと。

漫画「私の輝く世界」63話の登場人物

近藤結芽・・・主人公の女子大学生。生まれつき悪意を持った人が黒く見える能力がある。そのせいで家族を始め、他人と接することが怖くなりひとりぼっちで過ごしてきた。千隼と知り合うことで、彼女の運命が大きく変わっていった。

笠貫千隼・・・結芽の彼氏。警察官。事故で足にやや障害がある。事故は結芽をかばうことで負ったもの。世話になった結芽の両親のために、結芽のことを見守っているうちに恋仲になる。

三浦ケン・・・結芽が家出したときに、一緒に行動していた家出グループをまとめていた青年。結芽と同い年。彼の行動のせいで結芽と千隼が事故にあう。

勝俣茜・・・結芽の大学の先輩。始めは非常に面倒見がいい先輩だったが、実はねずみ講をしており、さらに言うことを聞かないものはねずみ講の仲間を使って脅すということをしていた。結芽は自分だけのものと執着していた。

・・・千隼の甥っ子。高校生。結芽に家庭教師をしてもらっていた。結芽のことが好きだが、千隼と結芽が恋人になったので諦める。喧嘩っ早い。

浩人・・・千隼の同僚で、家をシェアして暮らしている。警察官。

漫画「私の輝く世界」63話の感想

三浦ケンの可哀そうな家庭環境が明らかになりました。誰も彼に寄り添ってくれなかったため、あのような性格になったようです。

どこかの本でみましたが、「子供は大人が必ず一人がつきっきりでみてあげる環境でないなら生むべきでない」と。大人が子供の価値を認めて常に応えてあげることでその子が満たされる。満たされている子供は自分に自信があるため必要以上に自己主張をしない、余裕があるんですね。

ケンは一人も寄り添ってくれなかった、だから誰かに価値を見出してもらわないとと渇望しているんですね。勝俣茜もそうなんでしょうね。

そして結芽は自分の姿が真っ黒になってしまって、取り乱してしまいました。自分が千隼の人生を奪ったかもしれない上に、ケンと茜にあれだけ八つ当たりされれば黒くもなりますよね。

実際自分の姿が真っ黒に見えたら恐ろしいでしょうね。千隼が傍にいてよかったです。

こっそりと実はケンを追って行きましたがどうなるんでしょうか。残り2話で完結です。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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