漫画「皇帝の一人娘」93話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」現在138話まで公開されています。

今回は、「皇帝の一人娘」93話の内容をネタバレと感想を交えてまとめてみました。

前回のお話では、カイテルと親子愛を感じてぐっすり眠れたと思ったら、双子が破壊し隠した、カイテルからの贈り物・冬の木の彫刻がカイテルに見つかってしまい、カイテルが不機嫌になってしまいました。

リアが甘えようとしても無視します。自身の子を生まれる度に殺してきたカイテルに、リアはついに最期のときがきたと半ばパニックです。

果たしてリアはこの窮地を乗り切れるのか。

それでは続きから御覧ください

漫画「皇帝の一人娘」93話のネタバレ

リアはアシシに、カイテルはすねてるよねと聞く。アシシは怒っているようだと返事するが、リアはカイテルが怒ったらもうここは火の海になっているはずとだから、すねているだけだと分析する。

ブリッ子も通じない今、今夜寝る時どうしようと頭が痛いリア。カイテルの待つ寝室に入っても目も合わせようとしない。近くで呼びかけても無視。

仕方がないので手でカイテルの顔を無理やり自分の方に向かせた。私は何かしたのか、悪い事したならごめんなさい、だからもう怒らないでと伝える。すると悪いことをした自覚はあるのかと言われたので、何が悪いことなのか教えてくれるようお願いする。

すると案の定、粉々になった冬の木の彫刻が傍らに置いてあり、指で指す。

双子の仕業とばれれば、器物損壊罪・皇宮出入り禁止等あの双子の将来は閉ざされてしまうと困惑するリア。

そこで自分が犠牲になる道を選ぶ。自分が割ったと言い始めると、やはり大事なものが壊れて悲しかったのか、カイテルが怖かったからなのか泣きそうになる。

パパが大事にしていたものを自分がおねだりしたせいで壊れる結果になってしまって、パパが悲しくなるでしょうと涙がポロポロこぼれ落ちた。カイテルはリアの表情に困っている。

リアはカイテルに謝ると、カイテルはため息をつきリアを抱きしめた。泣くことじゃないと言い、俺に隠し事をするなと頭を撫でる。リアは笑顔で返事をするが笑った顔もブスだなと皮肉を言われた。

翌朝、寝起きのリアは泣いたせいで目が腫れ上がっていた。そこへ従者が次から次へと冬の木の彫刻を運んでくる。

驚くリアに、カイテルがいくらでも用意するから好きなだけ割れと言ってくる。高価で貴重な品なんでしょと焦るリア。

非常に手がかかる作品で、1年に1つできるかどうかというものなのに、何故こんなに沢山、1日でと混乱する。

カイテルは、俺には金も権力もあるのだからと言い放つのだった。

漫画「皇帝の一人娘」93話の登場人物

リア=アリアドネ・・・アグリジェント帝国皇帝の一人娘。7歳。中身は地球より転生したアラサーの女性なので、知恵と社交力を使って今まで難を逃れてきた。今まではブリッ子をしていれば色々解決できていたが、今回そうもいかなくなる。

カイテル・・・大陸の殆どを支配するアグリジェント帝国の皇帝。年齢の詳細は不明だがアラサーだと思われる。今までリアの愛嬌でうやむやに流されていたが、今回は隠し事をされたことで不機嫌になった。

アシシ・・・大陸最強の帝国の騎士。カイテルの幼馴染。年齢はカイテルと同じでアラサーらしい。戦争時以外は優しくほんわりした言動をしている。

漫画「皇帝の一人娘」93話の感想

カイテルが不機嫌になりリアを無視したのは、冬の木の彫刻を壊したことではなく、隠し事をしたからでしたね。カイテルが唯一信頼できると評価していたリアの隠し事なので、信頼が裏切られた気がして面白くなかったようです。

でも理由が理由だったので、すぐ打ち解けることができました。それは良かったのですが、好きなだけ割れと言って高価な彫刻を沢山用意してしまいました。リアに罪悪感を抱かせないためにの演出なのでしょうか。巻き込まれた彫刻家が大変そうですね。

普段は心の中で悪態をつくひねくれ者のリアですが、長らくカイテルと暮らしているうちに、すっかり親子らしくなって、お互いの心に寄り添えるようになりましたね。

漫画の設定では冷血漢の皇帝としてカイテルは紹介されていましたが、冷血な部分があったのかと思うほど普通の父親です。ただ愛情不足の家庭で育ったため、接し方がよくわからないだけという感じがします。

この物語の行末がどこに向かっていくのかわかりませんが、皆ハッピーエンドを迎えられたらいいなと思います。


それではここまで読んでくださってありがとうございました。

また次回もお楽しみに

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