漫画「皇帝の一人娘」91話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコにて連載中の「皇帝の一人娘」

前回はやんちゃすぎるヴィテルボの双子がグレシットとケンカしたり、対応に怯えた護衛騎士のアシシがリアを置いて逃げ出すという事件がありました。

さらにはリアがカイテルにおねだりした貰った、貴重な冬の木の彫刻が破壊される事件も。

それではつづきからどうぞ。

漫画「皇帝の一人娘」91話のネタバレ

リアは、置いて逃げたことについてアシシを叱った。アシシは言葉もない。反省はしているようだけど、なんだか許したくないリアは強めになじってしまう。すると死んでお詫びをすると言い始めた。

こういう性格だったと慌てて許すリア。するとアシシは子供にどう接すればよいのかわからないと話すので、普段通りにすればいいと言うと、見つけ次第排除するとまた斜め上の返答が返ってきた。結局いつもどおり逃げることになった。

イリンが双子が破壊した彫刻はどうするのか聞いてきた。とりあえずは隠すことにしたが、気づかれるのは時間の問題だった。友達に貸したことにしたいが友達自体いなかった。セルイラは気づかれないのではとリアを励ましてくれるが・・・

そして湯船に浸かり、セルイラとイリンに世話をしてもらっていると、いつになったらリアを独立させるのだろうとの会話が耳に入った。独立の時期を随分前に迎えたが、まだ一緒にくらしているのはどうなのかというニュアンスだ。独立ってどういうことかと思い、リアが尋ねるが曖昧な返答しかされない。

カイテルと一緒に眠る際にどういうことか聞いてみた。まだ7歳なのに独立するのかとリアは不思議に思う。どうして独立しないといけないのか聞くと、本来皇族は、誕生したときから宮を別に持ち皇宮からでていくのだそうだ。リアが思っていた独立と少し違うようだ。じゃぁ何故今一緒に暮らしているのと行くと、寵愛しているからと答えるカイテル。

自分が特別扱いされてるのは知っていたが、カイテルに可愛がられてもとふて寝するリアなのだった。

漫画「皇帝の一人娘」91話の登場人物

リア=アリアドネ・・・主人公。アグリジェント帝国・皇帝カイテルの一人娘。元は地球に暮らしていた25歳の女性だったが、短い人生を終えた直後、この世界に転生した。リアとして現在7歳なので、精神年齢は32歳。

カイテル・・・大陸を支配する大帝国アグリジェントの皇帝。残忍だと言われているがリアだけは可愛がっている。可愛いを可愛いと表現できない皮肉屋。

アシシ・・・帝国・大陸最強の騎士。実力とは裏腹に女性のような顔を持ち、小心者。

セルイラ・・・リアの乳母。グレシットの母親。いつも笑顔だが芯が強い。

イリン・・・リアの侍女。おしゃべりでうかつなこともたまに言う。

漫画「皇帝の一人娘」91話の感想

護衛騎士のアシシは本当に任務をこなせているのか、大人としてどうなのか心配になるほど小心者ですよね。双子がやんちゃ過ぎるのはわかりますが怯え過ぎです。リアの方が折れてますし、今後も心配になります。

双子が破壊してしまった冬の木の彫刻ですが、カイテルはその木を眺めているリアの顔をみるのが好きだということで、今回隠しましたが絶対ばれてしまいますよね。隠すのではなく、リアが誤って壊したと言えば許されそうな気もしますけど、それはそれでカイテルに嘘をつくことになるので問題になってしまうのでしょうか。わざわざ前回と今回で話がでてきたので、何かのトラブルになりそうですね。

そして今回皇族のルールが一つ判明しました。生まれたときから別宮に住むということです。そういう親と子が離れ離れになるシステムのせいで、カイテルがより愛情不足に育ってしまったのだと思います。リアが赤ちゃんのときはすぐにでも殺しそうだったのに、独立の話も一切でぬまま7年間一緒に暮らしています。すぐ別宮のはずが、誕生の時点で特別待遇ですよね。

リアは父親似のひねくれものなので、カイテルに好かれても嬉しくないと考えてるのがいつもの照れ隠しなのかなと思いました。


それではここまで読んでくださってありがとうございました。

また次回もお楽しみに

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