漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」
漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。
16歳で皇妃でありながら反逆罪に問われ、愛する皇帝のルブリスに処刑されたものの、また同じ人生を9歳の子供の時点から転生しやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。
毎週土曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、神殿で気を失ったティアが目覚めると、父や侍女たちが涙ながらに彼女の無事を喜んだ。それを見て彼女は、大事なものは身近にあったのだと気づく。
彼女が気を失っている間に新しいお告げで彼女に2つ目の名前が授けられた。そのことで皇宮に呼び出されてしまう彼女。
皇宮には皇帝、ラス公爵、ベリータ公爵も待っており、税の引き上げについて話していた。そして皇帝は、いきなりアリスティアにこのことについて尋ねるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」11話のネタバレ
皇帝は、聡明だと噂されるアリスティアに、税の引き上げについて意見を求める。
宰相のベリータ公爵が、この政策の問題点に気づきながらも黙っているのは、陛下がアリスティアを試すため。
神のお告げで陛下の目に止まってしまった今、本当の事を言うと警戒されるかもしれないと悩む彼女だが、正直に答える。その政策は失敗すると。
帝国は30~40年で一度凶年に入るが、その前兆が今年みられることを説明する彼女。政策が実行されれば、国民が何年も飢えることになるので、それだけは絶対に避けたかった。
ベリータ公爵にも凶年の兆しがあると聞き、納得する皇帝だが、軍事力の増強は後回しにできないためどうするのかと、また彼女に聞く。
こうなった以上、未来でベリータ公爵の次男が考案した政策を言うしか無いと、考える彼女。その政策でベリータ公子が有名になったので、今ここでアリスティアが言うのは気が引けるが、国民のために仕方がないと割り切った。
そして奢侈税を提案する彼女。
貴族が使用するもので生活必需品以外に税金を付加するもので、代金に税を含めた価格で販売させ、商人から税金を回収させるという。
ベリータ公爵もその案を推し、皇帝も認めた。
アリスティアを褒める皇帝だが、何故フルネームを名乗らなかったのだと聞く。彼女は何のことだかと、返答に困る。
皇帝は、神語のミドルネームが皇位継承権を意味するということを知らなかったのかと、彼女を恐ろしい目で見据えた。
自身の、後継者の、地位を案ずる、未来の誰かによく似た、彼女を敵視する目。
試そうとしているのを知りながら、どうして黙っていなかったのだと聞く皇帝。余計なことを考えなければ、警戒するようなことはなかったのにと。
彼女は、自分ひとりのために国民を犠牲にするわけにはいかないからと答える。
皇帝からすれば、突然現れた皇族でない皇位継承権を持つ者であり、彼女もしくはモニーク家を処分しようと考えるかもしれない。それでも彼女は黙っていられなかった。
彼女の答えを聞いた皇帝は脅かしてしまったようだと笑い、怖がる必要はないと言う。アリスティアが皇太子から皇位を勝ち取るとは思わないと。
皇帝とは継承権があるからと誰でもなれるものではなく、さらにそう簡単に負かされるような息子には育ててないと話す。
ラス公爵は、わざと険悪な雰囲気を作ったのかと苦言する。ケイルアンは少し安堵したものの、困った顔をする。
皇帝はアリスティアに、心が温かすぎるので皇帝にふさわしくないと告げる。
心が温かいと、生まれて初めて言われたアリスティア。いつも冷酷で人間味が無いと言われ続けてきたのだ。
さらに皇帝は言葉を続け、皇帝とは帝国を守るために無謀なことをしてはならず、自身に危害が及ぶことを顧みなかったので彼女はふさわしくないのだと説明する。
しかし、帝国への気遣いと聡明さは皇后にふさわしいと話す。
さらに彼女の聡明さと境遇故に、いつでも一番でないと気が済まない皇太子は彼女にどんな態度で接するのかが気がかりだと言うのだ。
その頃、皇帝のいる間の扉の前に皇太子がやってきた。衛兵が誰も通すなと言われているのでと、入るのを拒否する。
そして部屋の中にいる面々の中にアリスティアがいるのを聞き、自分ですら立ち入れない場所にどうして彼女が入っているのかとイラつく。
ルブリスは、皇帝が彼にはいつも厳格なのに、いつもアリスティアを特別扱いするのだと、イライラしながら立ち去るのだった。
そして皇后を勧められたアリスティアだが、皇太子とはどのような形でも関わり合いになりたくないと、皇帝に話すのだった。
漫画「捨てられた皇妃」11話の感想
9歳のアリスティア。まず9歳とは思えないほど聡明過ぎます。中身は16歳なのですが、ここまでの才能、周りはもっと驚いてもいいのではないかと。
そして皇帝の対応が厳しいですね。9歳の少女を追い詰めるようなやり取りで、ちょっとやりすぎではと心配になります。9歳ですよ~。
それでもルブリスからすれば、彼女は特別扱いをしてもらっています。今に始まったことではないと言っているので、彼女が覚えていない幼少期から何かあったのでしょうね。
ビタからもらった名前のおかげでいきなりトラブルに見舞われたアリスティアですが、この皇位継承権、今後どう活きていくのか気になりますね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに