漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」
原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に更新されます。
前回のあらすじでは、設定にて自分を毒殺するフレンチ・ブルックスとの婚約を破棄するべく、レリアナは彼に直談判したり、嫌がらせをし諦めさせるように仕向けたが、彼も恋愛感情はなくお金目当てだったため失敗。状況を打破するべく、彼女が次に打った手は、王族の公爵ノア・ウィンナイトだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」3話のネタバレ
レリアナが目を覚ましたチェイモス王国という小説の世界。
科学技術の発展や資本主義の台頭、思想家たちの登場カトリックの失墜等々、様々な理由により王権は弱まっていた。
反面、マクミラン家のようにお金で爵位を買った新貴族たちの勢力は強まっており、新旧貴族間での利権争いが激しくなってきていた。
旧貴族たちの勢いは王権を脅かすほどにもなり、王族は新興貴族と手を組もうとした。だが旧貴族たちは新貴族たちが力をつける前に芽を摘み取ろうと、爵位の譲渡を禁止する法律を発表。別名・成金防止法だ。
しかし法律を制定するのに必要な玉璽が突然行方不明になったため、さらに新貴族たちを抑えるための他の法律を模索するようになった。
そんな中突如として現れたのが、ノアボルステア・ウィンナイトで、王の弟でもある彼は王位継承序列一位。建国以来、代々王国兵力の中心を担ってきたウィンナイト家。
そのウィンナイト家出身の前王妃の長男であり、保守派の最高権力者だ。不運のスキャンダルで王権争いから退いていたが、ウィンナイト家門の当主として復活し、旧貴族たちの期待を集めていた。
旧貴族たちの若きエースであるノア。
ブルックス家よりも高い家門と爵位でフレンチを牽制でき、さらにレリアナが交渉カードを握る事ができる男。
彼女は唯一もっている、ノアや小説の結末を知っているというメリットを活かし、彼に通用するかはわからないが動くことに決めた。
場をはずしたノアを追いかけるレリアナ。
舞踏会にはフレンチ・ブルックスも参加しており、ジェイク・ラングストンという男が彼に話しかける。密輸犯のことなど何やらよからぬ話をする二人。どうやらフレンチはジェイクや誰かに脅されているもよう。
そしてレリアナとの不仲の噂のせいで、計画が失敗するのではと依頼人が心配していると話すジェイク。今さら変な考えを起こさないように、レリアナをよく見張っていろと忠告するのだった。
内気だったレリアナが、突然正反対の性格になり、計画が難航しイライラするフレンチ。使用人にレリアナがどこにいるか尋ねると、庭園の方に行ったと答える。
そして薄暗い庭園にて、考えがまとまらないうちにノアの後をつけてきてしまったレリアナ。声のかけ方すらわからない。
するとノアが、いかがなさいましたかと微笑みながら話しかけてくる。
ひとまず挨拶すると、ノアも微笑みながら挨拶する。その甘い顔に思わず騙されそうになるレリアナ。
そして彼女は取引を持ちかける。玉璽に関連のある話だと。
レリアナは知っていた。普段は天使のような微笑みの彼だが、その中身は悪魔より凶悪な顔があることを。
レリアナの提案に、不敵に笑う彼なのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」3話の感想
公開されているストーリー全話読みましたが、改めてまとめていますと色々な発見がありますね。私が見落としていただけなんですけどね。
フレンチがジェイクと、ある依頼人に脅されていたこと。
ノアが前王妃の長男であること。(単純に現王の弟だと思ってました)
ある依頼人というのは何者なのか気になります。レリアナの命を前から狙っている人物がいるのでしょうか。お金目的でなのか、転生した彼女と何か別の理由があるのでしょうか。
それとノアが前王妃の長男なら、実質王ですよね。何故後妻の息子に王の座を譲ったのか、不運なスキャンダルとはなんなのか、結構重大な問題がありましたね。今後ノアとレリアナの二人にふりかかってくるトラブルなのでしょう。
レリアナが玉璽のことで取引を持ちかけた途端、彼女が寒気を感じるほどに人柄が変わるノアですが、彼がレリアナに惹かれつい意地悪してしまう流れが恋愛漫画にありがちですがとても微笑ましいです。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに