漫画「バトリの息子」25~27話 読んでみました あらすじまとめ

バトリ用

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「バトリの息子」。

バトリ夫人が処刑されてから、バトリ夫人の過去編でキヨム主体の話になっています。残忍で冷酷な貴族バトリ一族と、母の教えを守り他人を慈しむ平民階級であるキヨム。どうなっていくのでしょうか。


25話

話は少し進み、屋敷に戻る途中、キヨムはフェレンツ公爵に道を訪ねられる。帝都は平民のキヨムが伯爵の婿になる噂で持ち切りだと言われた。
話は戻り、エルジェーベトと会えたキヨムだが、ここで何をしているのか聞くと、エルジェーベトはさらに鶏の首を折る。そしてその血まみれのまま挨拶する。キヨムが、驚いているところにアリンが探しにきた。アリンはキヨムに戻るように言い、エルジェーベトをどこかに連れていく。
キヨムがフェレンツ公爵と会ったとき、エルジェーベトに会ったか聞かれ、気をつけるように言われたので理由を聞くと、フェレンツ公爵もはぐらかす。
そこでキヨムは、木の上に隠れていたマンフレッドに調べるよう命じる。
その頃アリンは、バトリ大公に報告しており、隠しておきたいことがばれたのは、エルジェーベトだけでなくアリンのミスでもあったので、罰を受けた。
罰を受けアリンがやっとで歩いていると、キヨムが会いにきた。アリンは、バトリ家には呪いのようなものがあり、母親もそれで死んだこと、エルジェーベトも母親の死後呪いが出始め、大公が治療に執着するようになり、そのせいでエルジェーベトも傷つき、心と身体が病んでることを説明した。
またマンフレッドが、バトリ家が近親婚を続けていたせいでおかしくなったと報告する。そして更正と言ってエルジェーベトを激しく鞭打つ音が部屋から聞こえるという。

 

26話
マンフレッドに言われて向かった先で見たのは、全裸で縛られて大公に鞭打たれてるエルジェーベトだった。
突如騒いで引きつけを起こすので、悪魔に取り憑かれたと噂されており、神父や医者を呼んでも役にたたなかったので、家畜と同じように暴力で押さえつけようとしていたのだった。
エルジェーベトがこのままでまともに統治できず、ギボルが他の者の手に落ちれば、男達は戦争で死に女は子を失い、奴隷にされたり悲惨な目に会う。それに比べればエルジェーベトの痛みなど大したことはない、バトリ家が存続していくためにしていることだと大公は説明し、キヨムを部屋から閉め出す。
キヨムは再度入ろうとするも、マンフレッドに止められる。キヨムは何かできないか悩むが、バトリ一族になって立場が対等にならないと、大公は聞く耳持たないだろうとマンフレッドは諭す。さらに、商人団体のノルンベルトは東部の大領主であるバトリ一族との結びつきを重要視していて、この結婚が必要なことだと伝える。
雄鳥が鳴く朝方、アリンは身だしなみを整えてこっそり屋敷をでて、フェレンツ公爵と会う。

 

27話
拷問室のような所で密会するフェレンツ公爵とアリン。フェレンツはアリンを使って、薬をばれないように少しずつある人物に与えるように命じた。フェレンツは成功すれば、エルジェーベトもアリンも救われると言うのだった。
キヨムは庭でエルジェーベトが犬を殺そうとしているところにでくわす。昨晩の事件が頭をよぎるものの、耐えられず「苦しむために生まれてくるものはいない」と、エルジェーベトを止める。エルジェーベトはキヨムの手を払い、薄っぺらい同情は不要、放っておいてと突き放す。キヨムは結婚してエルジェーベトを父親から守ると言うも、そもそもキヨムは大公が用意した婿、何ができると笑う。

キヨムは母親の白い手袋をはめた手を思い浮かべる。その手を見ると、火事を思い出すので、母親から逃げたことがあった。キヨムは悔しく悲しくなった。
地下の拷問部屋から出たところで、マンフレッドに見つかるアリン。はぐらかすアリンだか、マンフレッドはお見通しのよう。
アリンは大公に食事を運んだときに、マンフレッドが嗅ぎ回っていることを報告。しかし大公は突然倒れてしまう。

 

バトリ家は親子でちょっと精神的に病んでるようですね。病は罰、罰なので鞭打ち、実際よくなってきているとおっしゃる大公。素手で鶏の首を折るエルジェーベト。婿入り先がこんななので、キヨムはさぞかし途方に暮れたでしょう。
フェレンツ公爵もちょろちょろ暗躍していて、心休まる場所が無いですよね。
それではまた次回に。

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