漫画「愛され悪女が消えた世界」1~4話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「愛され悪女が消えた世界」絵:Night witch、文:Hamal、原作:Na Yoohye、原題 :사랑받는 언니가 사라진 세계 

恋愛ファンタジー漫画です。

毎週水曜日に最新話が更新されます(現在休載中)

漫画「愛され悪女が消えた世界」1~4話のあらすじ

シエナの姉であるロレイナ・ミレンシは、金髪緑目の天使のような存在で、皆の人気者だった。

シエナも姉を慕って、姉の引き立て役となって皆に疎まれてきたが、ロレイナはシエナを死ぬほど嫌っていたため、最後にはシエナに濡れ衣を着せて、惨たらしく殺そうとした。

だがシエナは、最後だけは自分の思い通りにしたいと、牢の中に持ち込んだ毒薬を飲んで死んだ。

死んだつもりだったが、劣悪な環境の孤児院での子供時代に回帰してしまった。

この頃は、魔導士になりうる子供だけを集めたケンダル孤児院にいた。

魔獣との争いの絶えない帝国では魔法が使えるなら孤児でも貴族が後見人となって積極的に迎え入れてきたため、シエナとロレイナもまた、ナハト一族に被後見人として迎えられた義理の姉妹だった。

ナハト一族は建国の功臣であり3大貴族(空を守る蒼天のユーロス家、海を守る蒼海のペラート家、陸を守る地底のナハト家)の1柱だが、平民で孤児出身のシエナは、ミナンシ伯爵家のロレイナと比べられては冷遇された。

前世では、ナハト大公の目の前で転んだせいで目に留まってしまったために、今回はうまくやり過ごそうと考えた。

ロドリック・ナハト大公が、整列した子供たちの前を歩いて見定めるので、シエナは通り過ぎるをの待っていたが、ロドリックはシエナの前で跪き、ナハト家に来ないかと提案した。

才能ある者が貴族の支援を受けるのは、被後見人を自身の子供たちと結婚させることもあるので、貴族の秩序への完全なる参入を意味する。

シエナとロレイナの後見人は、魔導士で構成された1万の大軍を持つ冥府の主・ナハト大公だったので、とてもすごいことだったのだが、その人物が目の前で跪き、シエナの名を問う。

シエナは、周囲に促され仕方なく名を教えたものの、前世では地獄のような場所だったナハト家には行くとは言えなかった。

眩暈がして倒れてしまったシエナは、ぼんやりした視界の先で、ロドリックが心配しているように見えたが、そんなことあるわけがないと考えた。

意識を失うと、前世でロレイナに、シエナには魔力が無いから大公家の役に立たない、このままでは孤児院に戻ることになる、姉妹としてずっと一緒にいたいと騙され、不気味な本でシエナの魔力をロレイナに奪われた場面を夢で見た。

回帰した日、人を信じ期待してはいけない、ロレイナに関わってはいけないと心に決めた。

シエナが倒れたとき、ロドリックは自身の手を彼女が避けたことが気になったが、それよりもシエナが痩せすぎであること、大事な子供たちを育てるために十分に投資をしているにも関わらず、他の子供も栄養不足に見えたことが問題だと気づき、院長のマルナン・ケンダルから権利を剝奪した。

目を覚ましたシエナは、大公が曇った表情をしていたので、失望されるチャンスだと思い、孤児院を離れたくないと泣き喚き、自身を支えるリサ先生にすがりつく。

ロドリックは補佐官に、嫌がる子は無理に連れてはいかないと言わなければと助言され、仕方なく一旦立ち去った。

大公が立ち去ったあとも、大公にあのような態度をとったにも関わらず、リサが優しかったので、シエナは、本当の温もりを知り、ロレイナのものは巧妙な策略だったのだと気づく。

リサが、シエナをベッドに運び、抱きしめて慰めていると、追い出されたはずのケンダルが戻ってきて、お前のせいだとシエナの頭を乱暴に掴んだ。

止めようとしたリサを突き飛ばすと、釈放のために全財産使ったので、シエナを奴隷として売り飛ばすと言う。

するとそこに、ナハト大公と、大公の長男アシエル大公子がやってきて、アシエルがケンダルを殴った。

シエナは、院長のせいで危ない目に遭うところだったが、ナハト大公がすぐに解決したので、貴族の庇護を受けるということを実感する。

またナハト大公へと手を差し出す大公の表情は、前世で見たものと違うので、シエナ本来の資質はとても凄いかもしれないこと、それなのに騙されて魔力を奪われたので失望させたかもしれないことを考える。

あのときは、自分がロレイナの魔力を盗んで大公を騙していると思っていたので、大公が自分に無関心でも構わなかった。

騙しているという罪悪感から何でも必死にやり、ロレイナの代筆や侍女のようなことで尽くし、ボロボロだったが、アシエルには、シエナの努力には価値が無いと言われた。

無駄な努力をする使えない人間なので、ロレイナに濡れ衣を着せられ、大公に投獄されたのだった。

未来を大きく変えると対処できないこと、次の院長が前よりマシとは限らないこと、半年後ロレイナに出会うが、今の自分なら裏切られずに済むかもしれないことから、シエナはナハト家に行くと決意するのだった。

・次回のエピソードはコチラ

漫画「愛され悪女が消えた世界」1~4話の感想

シエナの優しくも強い資質は、ただのドアマットヒロインではないので好感がもてます。

ロレイナは、人を騙す才能に長け、シエナの魔力と労働力を利用し、周囲から愛されていました。

シエナだけでなく、ナハト一家もころころと騙されていたので、なんとも信用ならない人たちです。シエナが大公の態度に驚いてばかりいたので、前世ではかなり冷遇していたのでしょう。

愛されると期待していればショックを受けますが、この人たちはそういう人間だと期待をしなければ、傷つかずに済みますね。

おそらくロレイナに嘘の情報を吹き込まれて、シエナを冷遇したのだと思いますが、本人を見ずに周囲の情報に踊らされる人たちです。

もう誰も信じないと頑ななシエナに対し、ナハト一族が右往左往する物語だと予想していますが、悪女が消えた世界というタイトルがそのままの意味なのか、隠れた意味があるのか、謎めいた部分がとても楽しみです。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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