漫画「俺だけレベルMAXなビギナー」29~30話のあらすじと感想

漫画アプリ・LINEマンガにて連載中の「俺だけレベルMAXなビギナー」原作:Maslow、漫画:swingbat、原題:나 혼자 만렙 뉴비

アクションファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます

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漫画「俺だけレベルMAXなビギナー」29~30話のあらすじ(ネタバレ有り)

アヌビスは神格で相当強いため、アリスが足止めを申し出るが、裕人は断り一人で戦う。

アヌビスは固有能力「アヌビスの審判」のため、1つ目の質問をする。

質問を3つ答えると、絶対判定の呪いスキル「アヌビスの審判」が発動するのだが、コピー条件が、アヌビスを怒らせてメンタルを破壊するものだったので、質問は適当に答えた。

3つ答えたために、全能力値が50%減少し、固有能力とスキルが1分間封印された。

審判の選定者としてジャイアント・マンティスが召喚され、裕人はそれと戦うことになった。

裕人は、指定された音楽を1回終了まで必ず再生するというミニ蓄音機を使い、ジャイアント・マンティスの攻撃パターンを完璧に躱すリズムを再生し、1分間全て躱しきった。

封印が解除された瞬間、剣の墓場を発動し、何度も再生するジャイアント・マンティスの体を刻み続け、戦意を喪失させた。

裕人の戦闘を見ていたアリスは、彼なら本当に自分の復讐を果たせるかもしれないと、希望を持つ。

裕人が敵にさらなる屈辱を与えると、誇り高き選定者ジャイアント・マンティスは耐えきれず、自害した。

パッシブスキル独占のおかげか、敵の体から、解読することで氷界の魔法を習得できる「フェルタロス公国の魔導書」という、珍しいアイテムがドロップし、Lv.1「氷の造形」を発動できた。

裕人は、アヌビスの本体が42階にあり、裕人とは直接戦えないこと、それでも立ち向かったのは面白いからであることを伝えると、アヌビスは激怒し、巨大虫を無限に召喚する蜂の巣ハイブを発動した。

裕人は、火の元素と氷の造形を融合させ、スキルLv.1「デイライト(AA)」を得て、発動させた。

アヌビスは「対象選別」を使い、より強化された個体で増殖させながら攻撃させるも、事前に購入しておいたアイテムを効果的に使って、謎の正六面体に虫とハイブごと閉じ込め、火の元素Lv.5で燃やす。

アイテムの1つ巨大化カプセルを大量に準備したおかげで、経験値・アイテムまで複製して増殖するハイブの敵の報酬がたんまり入った。

アヌビスは、裕人が最初から計算ずくで挑発してきたのだと察し、ハイブを破壊し、怒りが収まらず地団駄を踏む。

裕人にやり返すことを宣言すると、アヌビスの器が壊れたために、コピー条件を満たし、オーバーランク「アヌビスの審判(同じ相手に1度しか使えない)」を獲得した。

古代エジプトの神格たちが裕人に興味をもち、数人が強い敵対心をもった。

裕人は、Lv.19になったのでステ振りをしていると、成宮からビデオ通話が入った。

成宮は、24時間後に覚醒者協会で武道会が開かれること、参加者は成宮を含めたAAランク以上のプレイヤーであることを説明すると、裕人も参戦して勝負しろと言う。

裕人は面倒がったが、そんな裕人の反応を見越し、成宮はブラックマーケットの招待状を見せつけるのだった。

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漫画「俺だけレベルMAXなビギナー」29~30話の感想

アヌビスは神だから、このような序盤での戦闘に違和感がありましたが、やはり本体は別の階にいたのですね。

アヌビスの審判については、死んだ者の魂が冥界に行く前に、オシリスによって心臓を取り出され、その心臓と天界で一番軽い鳥の羽根を天秤で測ること、そして羽根より軽いものだけが天界に行き、羽根より重い心臓は罪があるとみなされ、幻獣アメミットに心臓を食べられてしまう、この一連の流れがスキルになったもののようですね。

きちんと天秤とアメミットが描かれていましたが、ピッコマにある漫画「盗掘王」でもよく登場する話です。

他にも死者の審判という、42柱の前で偽りなく質問に答えるというものがありますが、それもちょっと混ざったスキルのようですね。

裕人の戦闘は、今回も安定したもので、全然心配せずに読めました。とてつもない知識量です。そしてそれを組み合わせて完璧な流れを作っているので、相当な切れ者ですよね。

アリスもようやく、裕人を信じられるようになりました。彼なら復讐についてくる報酬目当てで、確実にやり遂げてくれるでしょう。

たとえ、エジプト神格の数人に睨まれても、彼なら大丈夫そうですね。

成宮の呼び出しも、どうってことないのでしょう。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: