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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「接近不可レディー」原作:Kin、作画:ZI.O、原題:접근 불가 레이디
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漫画「接近不可レディー」73話のネタバレ
ヒリスは、カリキアに送るためにケーキを注文した。
ゼノンは、ヒリスがゼノンが誰かわかっていたので、前に会ったことはあるか尋ねるも、あなたが知っているのなら私が知っていてもおかしくはないと言い返される。
ゼノンが何か買ってあげると言うので、ヒリスは、ゼノンおすすめのゼリーを選んだ。
ゼノンは、ヒリスと一緒に歩きながら、ゼノンがヒリスに似ていると言われたこと、ヒリスの雰囲気が他のイノアデンと違う事を話す。
ヒリスは、今は違うが、以前はゼノンのようになりたかったと言う。
そして、このペパーミントゼリーはやはり香りが強いと言うので、ゼノンは、ヒリスと会ったことがあるはずだと言うのだった。
一方、アクシオンは、本当に彼を生贄にするつもりなのかと王の残痕に問われ、四季の森から出るにはクリスティアンが必要だから、そのつもりはないと答える。
王の残痕は、ならば去れ、条件を満たさぬ者に話すことはないとアクシオンを拒絶したが、アクシオンに、この前のヒリスとの会話が断片的にしか聞こえなかったから詳しい状況を教えて欲しい、自分のずれた記憶と関係あるようだが根源は何か、ヒリスの願いは何かと尋ねられ、アクシオンの問いかけに答えだした。
真実を知ったカリキアの末裔が忠告したはずだと言うも、アクシオンは後悔するなどと信じていないようだったのっで、それが予定された結末であること、王から見れば皆が出口のない回し車を走り続けていること、アクシオンは予定された悲劇へと走っていることを教える。
そして、ヒリスの望みが永遠の安息・完全なる消去であること、ヒリスがこれまで6度の他殺と1度の自殺を経験していること、いかなる死をもっても永遠の安息は訪れない呪いであることを教えた。
アクシオンは絶望し、そして前世の1つを思い出した。
それは、アクシオンがいつも手を差し伸べてくれることに礼は言うものの、全てを諦め、今度は優しくしないでほしいと、虚ろに微笑むヒリスの姿だった。
王は、時間の底で永遠に埋もれているべき記憶を思い出し始めているのは、ヒリスが自殺したときにごく僅かに破れた魂の残骸が消滅しなかったせいだと話す。
そして、アクシオンがヒリスの望みのためなら何でもすると言ったことをあげ、アクシオン自ら心臓の持ち主を永遠なる死滅に導くことだと指摘する。
また、いずれ訪れる選択のときは、ヒリスはアクシオンではなく永遠の死を選ぶこと、アクシオンはヒリスの息の欠片も残っていない世界に一人取り残されることを、断言するのだった。
漫画「接近不可レディー」73話の感想
ゼノンの帽子のサイズと、昼間のショッピングには似つかわしくない服装に衝撃を受けましたが、ヒリスは彼女と並んで歩くと目立って仕方ないですね。
ゼノンは、やはりヒリスと会ったことがあると目を見開いていましたが、屋敷に潜入したときに異能の香りが残っていたことか、それともアクシオンのように前世の記憶が少し戻ってきているのでしょうか。
前世では、ヒリスがベルゼット家で保護されていたので、ゼノンもヒリスとそれなりに面識があったはずです。
さて、アクシオンの方は、ようやくヒリスと思いが通じあったのに、ヒリスが完全な死を望んでいて、自分が永遠に世界に一人残されることを知りました。
ビオレッタの助言は、そのことを指していたのですね。
でもヒリスは、全てを見限っていたあの頃とは違い、自分の心の奥底の欲求に気づき、正直になることを選びました。まだ素直になりきれていないですが、アクシオンとは気持ちが通じ合っています。
それでもまだ死を選択するのかどうか、まだ危ういですが、アクシオンが彼女のその変化に気づけば、彼女の考えを変えることができるかもしれないですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね