漫画「皇帝の子供を隠す方法」11、12話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「皇帝の子供を隠す方法」原作:Lee Yeonseon、絵:SSAL、文:26、原題 :황제의 아이를 숨기는 방법

恋愛ファンタジー漫画です。1~3話まで一気読みでき、4話以降は毎日1話ずつ無料で読めます。

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漫画「皇帝の子供を隠す方法」11、12話のネタバレ

11話

ベリアンは、アステルから彼女の祖父への手紙を読み、主にこれまでの出来事や様子と、祖父の持病の頭痛を心配するもの、自分たちは元気だというもので、とくにおかしな点はないことを確認する。

手紙を預かったベリアンが立ち去ると、アステルは、わざと何の変哲もない内容にしたが、祖父は意味に気づくだろうと考えていた。

その後アステルは、もう1つの問題を解決するために、近衛騎士のリンドンに声をかける。

彼を連れ私室に戻り、アステルを担当する3人の侍女を集めると、今日この箱(薬箱)を2度開けたものはいるかと問う。

アステルは、箱を出し入れした形跡をわざと残し、素手でないと開けられない箱の金具に、肌に触れるとかぶれる植物・ラゲニンの汁を塗るという、言い逃れできないような罠を仕掛けていた。

これにより手がかぶれた侍女が見つかり、2度も薬箱を開けたのなら窃盗ではなく、毒殺が目的なのではないかと問いただすと、侍女はあらいざらい吐いた。

そうしてマリアンが皇帝カイゼンの前に引きずり出されることとなった。

マリアンは、アステルが自分を罠にはめたのに違いない、陛下の近くにいる者が薬や薬草をたくさん持っているのは何か企んでいるはずだ、自分の行動は陛下を護るためだと主張した。

だがカイゼンに、箱を探ったのは事実のようだと指摘されたうえ、私の身の安全を託した覚えはないと睨まれる。

騎士たちは、この国に薬草師は多くないのに確かにおかしいと、マリアンを擁護するようなことをヒソヒソ話しだしたので、アステルはカイゼンに発言の許可を求めるのだった。

12話

カイゼンから許可をもらったアステルはマリアンに、幼いマリアンやマリアンの妹のために、世話してくれた乳母が常に色々な薬を準備していなかったか、ましてテオールはまだ5歳なのでこの前も酷い風邪を引き、今でも栄養剤を3種類飲んでいるのだと、薬や薬草がどうして多いのか説明した。

するとベリアンが、アステルの荷物には未加工の謎の薬草が多くあったが、薬草師でもない者が持つには多すぎるのではないかと指摘し、マリアンも、貴族出身のアステルがどうして薬草に詳しいのかと指摘するので、アステルは、貧しかったからだと答えた。

実家と縁を切ってから無一文で母方祖父を頼ったこと、祖父の年金がある日突然打ち切られたことから、日々の生活にも困るようになり、薬草を使うしかなかったのだと話す。

それを聞いて、周囲は気まずそうな表情になり、カイゼンの方は顔をしかめた。

アステルは、応急処置の基礎知識しかないため、自分の荷物には危険なものはなかったはずだと言う。

その説明で皆は納得したが、マリアンは違ったので、アステルは、陛下の身を案じて荷物を調べたのは構わないが、確認のためなら何故何度も薬箱を開けたのか、隙を見て何か隠そうとしたのではと指摘する。

マリアンは動揺し、自分の身の潔白を主張し始めたので、カイゼンに、彼の客人に無礼を働いた罪で、手入れもされていない古い牢・西の牢に収監されることになった。

アステルは、新興勢力であるクロイツェン家とは対立したくなかったが、今回は仕方なかった。

するとカイゼンがアステルに、嫌な思いをさせてしまったので詫びたいと言うが、アステルは、皇太子妃の頃に比べれば何てことはないと嫌味を言い返し、その場を辞した。

皇太子妃候補として選ばれてから受けた嫌がらせに比べれば、今回のことは大したことないと思うアステル。

テオールの目薬の時間になったので、急いで自室に戻ろうとすると、ベリアンに突然肩を捕まれ、意図的にクロイツェン家を敵に回したが、マリアンは躱せても、その妹は侮れないと警告する。

その妹レディー・フローリンは、現在最も有力な后候補だと言うのだった。

漫画「皇帝の子供を隠す方法」11、12話の感想

今回は、アステルの薬箱に毒を仕込もうとしたのか、マリアンがやらかしました。

アステルにとって、今の場所はテオール以外誰1人信用できないので、予め色々仕掛けておいたようです。そもそも1皇太子妃候補に決まった10歳から、数え切れないほどの嫌がらせを受けていたそうなので、こうした自衛が常に必要だったのでしょうね。並の令嬢では相手になりません。

でもマリアンのせいで敵に回ってしまったクロイツェン家の、レディー・フローリンは、最も有力な后候補とのことで、アステルと同じように嫌がらせを躱し続けた手練なのかもしれません。

アステルは后になる気はないですが、疑われてアレコレちょっかいを出されるのは困りますよね。

アステルのことを嗅ぎ回ろうとするベリアンの存在が、結構鬱陶しいものがありますね。立場上、皇帝に近づくものを疑わないといけないのでしょうけど、嘘をついたり、そこかしこでアステルを見下しているのが嫌な感じですね。

カイゼンは、自分が捨てた後にアステルがひもじい暮らしをしていたと知り、顔をしかめていました。マリアンの断罪が終わった後、嫌な思いをさせたから詫びたいと申し出ましたが、カイゼンと関わったことがアステルの一番の苦しみだと思うので、相手にされませんでしたね。

婚約しなかったら、結婚しなかったら、初夜を行わなかったら、アステルの人生は今とは全然違うものになったでしょうね。

でもアステルはカイゼンを誰よりも愛していたので、全てが不幸だったわけではないのでしょう。何より、愛する息子は、これまでの困難がなければ産まれなかった存在でした。

テオールを得るためだと思えば、前向きに考えられるものでしょうか?


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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