漫画「皇帝の子供を隠す方法」3、4話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「皇帝の子供を隠す方法」原作:Lee Yeonseon、絵:SSAL、文:26、原題 :황제의 아이를 숨기는 방법

主人公のアステルは、皇帝となるカイゼンのために10歳の頃から努力してきたが、新婚初夜に離婚を突きつけられ、一夜限りの妃になってしまう。親からも見放され、家を出たものの、身籠っていることがわかり、ひとりで産み育てる。

皇族の証である赤い瞳をもった息子テオールを、政争の道具にしたくないアステルは、身を潜めて暮らしていた。だが6年後、太皇太后の遺言のため、アステルは再びカイゼンに会うことになる。アステルはテオールを守るために、瞳の色を変える薬を使い、自分の甥だと嘘をつくのだった。

恋愛ファンタジー漫画です。1~3話まで一気読みでき、4話以降は毎日1話ずつ無料で読めます。

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前回のあらすじまとめはコチラ

漫画「皇帝の子供を隠す方法」3、4話のあらすじ

3話

アステルは、妊娠を知った直後に、東部の辺境にいる母方の祖父のもとへ行き、貧しいながらも身を潜める生活と、生まれた子の身元の偽装ができたが、息子テオールは皇族の証である赤い瞳を持ってうまれたため、妊娠を教えてくれた薬草師グレーテルの力を借り、瞳の色を変える薬を作り上げた。

また、いざというときにテオールがアステルを叔母と呼べるよう、小指を握るのを合図に、母と息子ではなく、叔母と甥としてお芝居を始める練習をしていたのだった。

カイゼンが、何故アステルが母方の子の面倒をみているのかと尋ねるので、祖父にとっての身内は自分とこの甥だけであること、貧しく使用人がいないので、年老いた祖父が幼い子の面倒をみられないことを説明する。

祖父について、孫娘の居場所を教えるぐらいなら拷問を受けて死ぬと言うほど、気迫に満ちていたと言うカイゼンを、アステルは批難しようとするが、侯爵である祖父はかつての英雄であるため、失礼がないよう、今いる場所より都近くにあるデンツ城にいるとのこと。

カイゼンからテオールへの疑念が薄まり、アステルと二人きりで話したいと言うので、アステルは二人を離すタイミングだと思い、テオールに隣の部屋で待つようお願いする。

カイゼンはアステルと二人きりになると、アステルが好きだったお茶を用意したが、アステルはまさか覚えているはずがないと思う。

幼い頃に母を亡くしたカイゼンを育てたのは太皇太后なのだが、その太皇太后の遺言のことでアステルに話があるとのこと。

太皇太后は南部の大領主マイレン侯爵家の跡継ぎであったが、その領地を得るためにカイゼンの祖父が太皇太后を拐って妻にしたので、太皇太后亡き後は南部領地は皇室の所有になるはずであった。

太皇太后は息をひきとる直前、南部領に関しては元皇后アステル・フォン・レストンの同意なく取り決めはできないという遺言を残したため、カイゼンはアステルを捜していたのだった。

4話

カイゼンは、帝都の領地と屋敷をアステルに与える代わりに、南部領を帝国に差し出せという。

貴族派が虎視眈々と機会を狙っている最中に、南部全体を網羅する巨大な領地で波風を立てたくないようだが、アステルはその条件では嫌だと断り、領地の代わりに外祖父の年金を返すこと、遺言の件が片付き次第、アステルらを東部に帰すことを条件にした。

カイゼンは、太皇太后は可愛がっていたアステルが去った後、誰よりも心を痛めていたので、都に落ち着いた方が良いと言うが、アステルは、帝国唯一の公爵令嬢で一夜限りで廃妃となり、家族からも見放された自分が都に戻ったら、好事家たちの格好の餌食になるので、ただ穏やかに暮らしたいと説明する。

アステルは、テオールをなるべく人目に晒したくなかった。

また、反乱を起こした北部領主と血縁関係があるというだけで剥奪された年金がもどれば、親子3人で暮らすには十分であった。

本当は、先々代皇帝に奪われたカレンベルク家の領地を返してほしかったが、欲をかいて失敗したくなかった。

カイゼンは思うことがあったものの、その条件をのみ、その代わりに終わるまでは逃げないで欲しいと、握手のために手を差し出した。

アステルは、逃げないと約束しはしたものの、その手をとらなかった。

その後、アステルとテオールは同じ馬車に乗せられ、マエルン城まで移動する。

瞳の色を変える薬は、研究をを続けても半日の持続時間を伸ばすことができなかったので、手元にそれなりにあるとはいえ、多目に作る必要があった。

馬車から降りる際、手を貸してくれた近衛騎士が、昔からカイゼンに仕えているリンドン卿だと気づき、声をかける。

リンドンと仲良く話していると、カイゼンが急かし、アステルを一瞥した。

マエルン城の門があくと、お待ちしてましたと、1人の令嬢がカイゼンに駆け寄ってべったりくっつくのだった。

漫画「皇帝の子供を隠す方法」3、4話の感想

アステルは家を追い出された後、母方の祖父のもとでひっそりと暮らしていたのですが、その後のカイゼンのセリフで、祖父とアステルがバラバラに逃げたと言っていたので、何かあったようですね。

皇室騎士団がアステルを捜しに祖父のもとまで来るのを知り、祖父が囮となってアステル達を逃したのでしょうか。

アステルはいつどうなるかわからないからと、テオールにお芝居を覚えさせていましたが、涙目になりながらも、しっかりお芝居をするテオールは、素直な良い子ですね。

早く、隠れ続けて母を母と呼べない生活から解放されて欲しいですが、太皇太后の遺言のおかげで厄介なことになってしまいました。太皇太后が、カイゼンらのアステルに対してのあまりの仕打ちに、少しでも彼女の立場を護ろうとしたのでしょうけど、アステルは望んでいませんよね。

遺言の手続きとはいえ、帝都に戻るなら、どうしたって嘲笑の的になり、テオールも危険です。

でもこの条件がうまくいけば、アステル達に平穏な暮らしが手に入る予定ですが、カイゼンが未練タラタラなようです。

しかも、カイゼンを慕う令嬢が到着した城におり、アステルが嫌がらせされそう。女の敵は女ですからね。カイゼンは近寄るのを阻止せず、くっつかれるのをそのままにしているので、令嬢は勘違いしていそう。

到着して早々に女性トラブルに巻き込まれそうなアステル。前途多難ですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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