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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
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漫画「盗掘王」299話のネタバレ
遼河達は、虫たちをなんとか始末した。
すると墓が揺れて静かになったので、墓の主に何かあったようだ。
遼河達は先に進むと、壺ばかりで行き止まりの部屋に着いた。
これまで一本道だったため、必ず次につながる場所があると考え、遼河は荒縄を使い、巨大な壺の中を調べる。
壺の内部も内臓のようになっており、虫だらけ・内蔵・壺から、遼河は何かヒントを得る。
壺の底の穴から次の場所に進めたので、遼河は仲間たちも運ぶよう、荒縄に命じていると、突然獣のような遺物に襲われた。
それは中国神話の四凶と呼ばれる悪獣の1つ、檮杌(とうこつ)だった。
窮奇(きゅうき)、渾沌(こんとん)、檮杌(とうこつ)、饕餮(とうてつ)の4つの悪神たちは、青龍・玄武・朱雀・白虎の四神とは逆に、邪悪な人間を好む。
他人の墓で門番をするレベルの遺物ではないのにと、遼河が考えていると、柳が荒縄に運ばれてきた。
檮杌(とうこつ)の攻撃で、支配力や親和力が吸われ始めたので、遼河はすぐに倒すことにし、剣を片手に突進するのだった。
一方、三橋と蜘蛛総帥は、三橋を責める蜘蛛総帥に対し、三橋は、蜘蛛総帥の頑固さのせいで負けるのだと言い返していた。
するとホルスが壁を破壊し、援軍を連れてきて倒してやると言い、逃げた。
三橋は捕らえないのかと焦るが、蜘蛛総帥は、もともと考えが合わず、一時的に休戦していただけなので、それが再開するだけだと気にしていなかった。
過去、マジェスティを殺した後、もう二度と同じようなマジェスティが現れないようにと、人類滅亡を目指す蜘蛛総帥と、人間の物語から遺物が生まれるのに皆殺しにしたら取り返しがつかないと主張する巨人総帥・プロメテウスは、世の中を半分ずつ統治することで休戦した。
こうして生まれたのがパンドラと中露連合で、どちらかが手を出した時点で再び戦うことになる。
その過去話を聞いた三橋は、蜘蛛総帥の人間を部下にしているではないかと指摘すると、人間を殺すには人間という武器が都合が良いのだと言う。
蜘蛛総帥は、パンドラ達が来る前に、侵入者(遼河達)の始末をせねばと言うのだった。
漫画「盗掘王」299話の感想
遼河は、蜘蛛の墓について何かわかったようですが、検索してみてもさっぱりわかりませんでした。一体何でしょうね。中国の四凶が登場したので、蜘蛛総帥も中国の伝承でしょうか。
蜘蛛総帥はかなりの強者です。ホルスの小物感よ。
以前、蜘蛛総帥と巨人総帥は基本的に考えが合わないと(295話)カラスが話していましたが、蜘蛛総帥の考えは自らも破滅へと進む危ういものだったのですね。
人間から遺物が生み出され、知名度等によっても遺物の強さが変わるのに、その人間を滅ぼそうとするのは、さすがにどうかと思います。そのまま滅びるつもりなら問題ありませんが。
これでは三橋との間にも信頼関係があるようにはみえませんね。彼女も使い捨てで、いずれ殺されてしまうのでしょう。
蜘蛛総帥にとって、遺物達に好かれ、手懐けることも服従させることも思いのままの遼河は、抹殺対象でしょうね。これほど嫌悪する相手もいないでしょう。
遼河は檮杌という強敵と戦っていますが、蜘蛛総帥が来る前になんとか倒したいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね