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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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漫画「緑陰の冠」53話のネタバレ
ラベルのもとを訪ねたユスタフは、政治に利用されるのが嫌なら(40話)利用するのはどうかと持ち掛けた。
厄介事に巻き込まれたくないと言うラベル。
ユスタフは、自分にラチアの義務があるように、皇族には皇族の義務があると指摘する。
ラベルは、彼が言うことは、皇太子が皇帝になるに相応しいのかどうか、そうでなければ皇族の責任としてラベルが皇帝になり義務を果たせということだと察する。
力を持ちすぎると敵を作ると言うと、ユスタフは、弱いからと敵がいないわけではない、じっくり考えて答えを聞かせてほしいと言い、帰った。
ラベルは、兄やまだ壮健な皇帝のことを考える。
また、皇族にとって理想的な配偶者である、優秀で美しいオリビアのような女性と婚姻する必要があるのかと考えた。
皇族にとって配偶者は政治的なパートナーなので、恋愛結婚などできないのだろうと苦笑する。
決闘騒ぎで兄が変わるかもしれないから、もう少し様子をみようと考えるのだった。
一方ランは、イルミニティ伯爵宛に、ルミエについて急かす手紙を書いて送った。
雨が降り始めたので、メイドの一人が、大雨になったらラチアに戻るのが遅れるかもしれないと話す。
ランが楽しげに外を眺めていると、ティモシアが、まだそれほど雨が強くないから庭でお茶でもどうかと提案する。
するとロスが、何故そんな面倒なことをするのかと非難するが、メイド達は楽しそうに準備をしていたので、ランはティモシアと一緒に庭へ。
ロスは文句を言ったものの、ランが濡れないようにお姫様だっこをして庭を進んだ。
ロスはまだランを信用しておらず、このままでは仲違いを狙う者に付け入る隙を与えてしまう恐れがあったので、言動に注意するように諭そうとするが聞く気はないようだ。
色んな駒があったほうがいいと考え直したランは、ロスの頭を撫でたので、ロスの顔を真っ青にするのだった。
漫画「緑陰の冠」53話の感想
ユスタフは、ラベルに皇帝になってもらい、ラチアがその後ろ盾につくつもりのようですね。
確かに、あのような皇太子をあのまま皇帝にすれば、国がどうなるかわかったものではありません。
でもそう簡単に排除できないのですよね。オリビアが皇太子妃だからです。
彼女が皇太子を排除してラベルと結婚するつもりでない限り、女性のトップとなるために今の立場を守りたがります。
また、ラベルはオリビアの能力や美貌を認めていますが、夜会でオリビアに引き気味でした。本人は、できることなら恋愛結婚したいようなので、もしもそのようなことになるなら、全く気が進まないでしょうね。
そういえば、ロスがランの護衛につきましたね。ランがどれほどラチアに貢献していても、態度が全く変わっていません。主第一なのは結構ですが、主の意思を無視し、主が信頼する人物を敵視し続けるのは、柔軟さに欠けるのでは。
このままでは必要最低限の護衛だけで、必死に彼女を護ろうとしないかもしれません。ブレインのような細やかな気配りもしないだろうし、ランは気に入っているようですが、面倒事が増えるかも?
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね