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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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小説版の物語の前半をざっくりまとめたものはコチラ
漫画「緑陰の冠」49話のネタバレ
翌日、ランとユスタフは、皇帝に謁見した。
皇帝のおかげで、入場許可証を賜り、キャメロン侯爵との問題も解決したのだと、皇帝に従う素振りを見せ、ランとユスタフはしおらしく健気にふるまう。
ユスタフは、ラチア家が皇帝に忠誠を誓っているにも関わらず、皇太子に反逆者と言われてしまったので、姉の名誉をこの手で取り戻すために決闘を許して欲しいと、皇帝に跪いた。
ユスタフの思惑通り、皇帝は皇太子本人と決闘するように手配するとのこと。
帰りの馬車の中で、ユスタフは、愚かな親子だとぼやく。
ランが、誇り高いユスタフが頭を下げてくれたので、ユスは偉いと言うと、ユスタフは、本当に僕の姉になりたいのか、僕を弟だと思っているのかと問う。
ランが自分の心がわからなくなり戸惑っていると、ユスタフは彼女の手をとり、問い質しているわけではないが、その言い方は嫌だ、感じている憤りについて今は言わないが、いつかは覚悟しておいてほしい、私は裏切らないと言うのだった。
緑影の報告で、皇太子とロクデナシのゲルン男爵が親しいそうなので、金を握らせてゲルン男爵に騒がせるというユスタフ。
また、ランに侍女を一人つけるとのことで、ランが屋敷に戻ると、ベロイン伯爵の親戚でティモシアという白髪の少女が挨拶にきた。
ベロイン伯爵とは、緑影が使う偽貴族のうちの1つだったので、ランは、ユスタフが護衛代わりに彼女をつけてくれたのだろうと察する。
一方、皇太子は、皇太子本人が決闘することになったので、怒って暴れていた。
自分がその首をはねてやる、全て手に入れてやるとブツブツ呟く皇太子。
オリビアは、夜会の後にラチア家が素早く動いたため、皇帝ですらラチア側についたことに焦っていた。
まだ皇太子という手札を捨てるわけにはいかなかったので、皇太子に決闘の対応策を伝えようとするも、お前まで馬鹿にするのか、跡継ぎも産めないくせにと、皇太子はオリビアに向けて物を投げた。
オリビアは、いっそ決闘で皇太子が死ねばいいと考えるようになった。
その後、緑のアーチに、キリックス侯爵のカロクとリゼがやってきた。
ランが決闘のために、カロクにユスタフの訓練相手を頼んだのだった。
決闘は最初に流血したものが負ける、ファーストブラッド形式で行われるそうだ。
ランは、ラチア領を豊かにし、シナとユスタフが幸せに結ばれたら去るつもりだったが、原作にない領地戦や決闘がでてきたため、それでユスタフが傷ついたらと、心配と罪悪感で悩むのだった。
漫画「緑陰の冠」49話の感想
皇帝に謁見したときのランのドレスがとても綺麗です。皇帝相手なのでドレスの格が違うのでしょうか。
この内容は原作小説だと2巻の130P~です。
今回の決闘騒ぎで刺激されたのか、ユスタフはランに対し、異性として見ていることを伝えました。
ランは理解できていないようですが、自分の気持を確かめるキッカケにはなったはず。変な勘違いをしないで、素直に向き合えると良いですね。
ランとユスタフ、ラチア勢は団結していますが、対する皇太子側はバラバラです。
皇帝は息子を守ろうとしないし、皇太子をなんとか守ろうとするオリビアは、話を聞いてもらえずに八つ当たりされています。
皇太子と親しくしているという男爵も、緑影が焚きつける予定なので、頼りになりません。
皇太子は、ユスタフが子供だからと殺すつもりのようですが、ユスタフはキャメロン侯爵の長男を一瞬で殺しましたから、そのように戦いなれているユスタフ相手では勝負にならないでしょう。
おまけにユスタフには、強者感たっぷりのカロクが特訓相手につきます。
皇太子は、自分の下半身のせいですごい事態に陥ってしまいましたね。
次回のエピソードコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね