無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「接近不可レディー」原作:Kin(ROXANA作者)、作画:Mingsung、原題:접근 불가 레이디
悲劇の中で死を迎えるたびに、タイムリープするヒリス。7度目に裏切られたときに、ヒリスはついに未練から開放され、今度は彼らを捨てることにしたのだった。恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「接近不可レディー」11話、12話のネタバレ
現れた男は、その少年を渡して欲しいと言い、さらにヒリスがイノアデン家の者だと気づく。
その少年は、失われたと思われているカリキアの異能を受け継ぐ唯一の存在で、いずれカリキアの王となるマゴ・カリキアだ。
マゴは、異能によってできた宝石を売り払いたい欲深い者たちによって監禁されていた。
男は、カリキア家の依頼でマゴを助けに来たのだと言う。
ヒリスが、何処の誰かわからない人には渡せないと言うと、男は、ベルゼット家当主アクシオン・ベルゼットだと名乗り、心配なら一緒にカリキアまで行こうと提案する。
ヒリスは、このやり取りが前世と全く同じであり、前世では彼の提案を受けたことから、今回は拒否し、バラを使いその場から去った。
その頃、カリキア家では舞踏会が行われており、ディエゴ・イノアデンはクリスティアン・パルベノンに声をかけ、リカルドが覚醒したのだと嘘をついた。
あれこれと嘘の覚醒話を話していたが、クリスにはバレており、それがクリスからの婚約破棄申し入れの返事かと言われてしまう。
ディエゴが、婚約は家門同士の約束なので、そう簡単に反故にはできないと言うと、クリスは、両家の婚約を維持したまま相手を変えれば良いと言う。
そして、覚醒したのはヒリスだと目撃したこと、近いうちに行われるであろうイノアデン家の世代交代を楽しみにしていると言う。
ディエゴは、ヒリスの異能をリカルドに移す方法を早く見つけなければと、腹立たしく思うのだった。
夏のカリキアには二人の姉妹がいたが、姉は不始末を起こし一族から追放され、そのしばらく後、妹のビオレッタがカリキアの名を受け継いでいた。
クリスはビオレッタに挨拶すると、珍しく今日は婚約者のガブリエルとは一緒ではないのか、意外だと言われる。
クリスは、ビオレッタと仲の良いベルゼット家当主も来ていないのかと言うと、貴重なプレゼントをお願いしたからとのこと。
周囲ではダンスが始まっていたので、クリスがビオレッタに、彼女のパートナーの次にダンスをお願いできないかと誘うと、ビオレッタの従兄テルゾ・カリキアが現れ、自分が先約だと言い、クリスの誘いを退けた。
テルゾはビオレッタを口説き落としたいようだったが、ビオレッタは笑顔でかわしていた。
すると突然、会場にバラの花びらが舞い、少年を抱えたヒリスが登場した。
驚くビオレッタだったが、少年の腕の傷から滴り落ちた血が宝石に変わるのを見て、捜していた少年だと察する。
ヒリスは、お誕生日プレゼントだ、今度はしっかり守ってあげてほしいと言い、マゴをビオレッタに預けると、またバラを使って姿を消した。
会場の招待客らは、今のはイノアデンの異能かとざわめく。
少し遅れてベルゼット家のアクシオンが現れ、キョロキョロとヒリスを捜すが、一歩遅かった。
その代わり会場にいたディエゴに対し、イノアデン家の世代交代について祝いの言葉を述べた。
周囲に、イノアデンの次の継承者がリカルドではなくヒリスだとバレ、ディエゴは焦燥する。
アクシオンは、宝玉を受け継ぐカリキアの跡継ぎマゴが戻ってきたことを話し、新しいイノアデンのバラがビオレッタに最高のプレゼントをしたようだと、祝った。
こうしてビオレッタの誕生日を祝う舞踏会は、新たな波乱を巻き起こし、新たな始まりの日となった。
漫画「接近不可レディー」11話、12話の感想
ヒリスが保護した少年は、後のカリキア家当主マゴ・カリキアでした。
彼は、殺してくれると言ったヒリスに心を許しているようなので、お互い当主になった後も、それなりの友好関係を築けるのではないでしょうか。
マゴが育つまで家門を代理で背負うであろうビオレッタも、ヒリスのおかげでマゴを保護できたので、ヒリスに悪感情はないでしょうね。
当主アクシオンや、次期当主クリスも、ヒリスを次期イノアデン家当主として認めているので、ディエゴがごねているだけの状況になってしまいました。
ディエゴはヒリスの覚醒について、リカルドの覚醒をヒリスがしたことにしたいと彼女がだだをこねた、ガブリエルも見たいとねだったと、わけもわからない苦しい説明をしていました。そりゃクリスに呆れられますよね。
今回、皆の前にヒリスが異能を使って現れたので、もう言い逃れできないでしょう。でもこのまま大人しく当主の座を譲るとは思えないので、まだまだ揉めそうですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね