無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「接近不可レディー」原作:Kin(ROXANA作者)、作画:Mingsung、原題:접근 불가 레이디
悲劇の中で死を迎えるたびに、タイムリープするヒリス。7度目に裏切られたときに、ヒリスはついに未練から開放され、今度は彼らを捨てることにしたのだった。恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「接近不可レディー」9話、10話のネタバレ
ヒリスの攻撃で、頬から血がでたリカルドは怒鳴るが、ヒリスは、自分がガブリエルを攻撃したら、このように血が流れていなければおかしいと言う。
リカルドは、もし避けていなければ大変なことになっていた、俺を傷つけても平気なのかと言うが、ヒリスは鼻で笑い、相手にしなかった。
ヒリスは、ボロボロになってしまったこれまでの部屋を捨て、一番陽当りの良い部屋へと移動した。
ガブリエルは、ヒリスがリカルドを攻撃した際に部屋がめちゃくちゃになってしまったので、ガブリエルのいる階にヒリスの部屋が移ったことを聞く。
ヒリスはリカルドに叱られているはずなのに、どうしてそうなったのかと、ガブリエルは納得できなかった。
さらにリカルドがケガをしたと聞き、ガブリエルは、ヒリスが自分を虐めるために、ガブリエルの近くの部屋に移ったのではないかと勘違いする。
すると、大きな音が聞こえたので、ガブリエルが廊下にでてみると、ディエゴが、これ以上ヒリスが好き勝手できないようにとバラで廊下を塞いでいた。
だがガブリエルは、今度カリキア家の舞踏会で着ようと思っていた1点もののドレスがバラの向こう側にある、と駄々をこねだした。
ディエゴは、リカルドがケガをしたのに、自分のことしか考えないガブリエルに呆れて怒鳴り、舞踏会にも連れて行く気はないと言い、立ち去った。
ガブリエルはギャン泣きした。
ヒリス側は窓まで塞がっていたが、ヒリスは大して気にもせず、カリキアの舞踏会の日程だけ確認すると、すぐに休むのだった。
あの後、ヒリスとメイは3日も監禁されたままだったが、差し入れもあれば、お風呂が自由に使え、ガブリエルのドレスが試着できたので、メイドのメイは監禁生活を満喫していた。
この日はカリキア家の箱入り娘の誕生日を祝う舞踏会なのだが、ガブリエルはディエゴの許可がなく行けず、リカルドもケガのため行けないので、ディエゴだけ参加するようだ。
ヒリスは既に窓から外に出て、監禁されているカリキア家の少年救出に向かった。
4大家門は強い異能を持つ子を産ませるために、古の血を受け継ぐ男女を結婚させることが多かったが、近親婚を繰り返したカリキア家は悪い方に影響が出て、4大家門の中で異能の力が一番弱まってしまった。
もう異能を持つ子を産めない家門だと思われているが、救出する予定の少年は、血が宝石になる特別な異能をもっていた。
ヒリスは、救出にきたであろう、もう1人より先に、少年の監禁部屋に入った。
少年から宝石をとるために、少年の体は傷だらけで、ベッドで丸まって眠っていた。
ヒリスが近づくと目を覚まし、ヒリスに殺して欲しいとすがる。
ヒリスは、本来の場所に戻っても、それがあなたの望みなら殺してあげると言い、少年の頭を撫でた。
少年が喜びで涙を流すと、その涙は白い宝石になり、ヒリスはそれを飲み込んだ。
少年の拘束具を外し抱き上げると、ヒリス・イノアデンと名乗る。
するとそこへ、少年を捜しにきたもう1人の男が現れたのだった。
漫画「接近不可レディー」9話、10話の感想
ヒリスは、今更リカルドに何を言われても、1ミリとも心が動きませんね。
それだけ深く心を抉られているからですが、今後彼女が心から笑うときは来るのでしょうか。
ヒリスが家族内のサンドバッグを辞めたことで、イノアデン家内の歪みがガブリエルにも影響するようになりました。
結局ディエゴが愛しているのは亡き妻だけなので、代替品でしかないガブリエルを最後まで愛する気はないのでしょうね。状況が変わり、家族ごっこができなくなれば、不要なものなのでしょう。
そんなディエゴによって、ヒリスとメイは監禁されましたが、ヒリスはもともとまともに世話されたことがないので気にならないですし、メイはかなり切り替えが早く、何の問題もありませんでした。
メイは肝が据わっているようなので、ヒリスが黙って外出しても気にしていなそう。変に心配してくるメイドよりは、ヒリス専属にぴったりですね。
さてヒリスは、カリキア家の少年を保護しました。
宝石を取るために、体中傷つけられて痛々しいですね。あのような若さで死を望まなければならないほど、追い詰められているなんて。
ヒリスも、傷つけられ搾取されるだけの人生だったので、少年の望みをよく理解できたのでしょう。
現れたもう1人の男は、秋の象徴ベルゼット家の者のようですが、ヒリスはどう対応するのでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね