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漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
漫画版は完結したので、小説版のあらすじをまとめてみました
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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小説版「彼女が公爵邸に行った理由」外伝のネタバレ⑨
午後8時になるところだったので、黙って出てきたアリアは焦る。
アリアは、母は心配してくれるだろうが、父は本と自分とどちらの心配をするだろうかと、考えてしまう。
ふと、マヤの両親はどうしているのかと尋ねると、病気で死に、身寄りがないからロビンと2人で暮らしているとのこと。
マヤは、社交界にまぎれこんだように、嘘で人を騙しながら生きてきたようだ。
外国人の子だと言い、貴族の屋敷に入り込み、手袋や扇子などを盗んでいた。
アリアが声をかけたあの日、もっと良いものを盗もうとして、このようなことになってしまった。
マヤはアリアに、あの本は買い取ってもらえなかったから、公園にある古紙回収箱に捨てたと話す。
掃除で回収される前に見つけなければと、アリアは必死に走るが、セイモアの護衛騎士に捕まってしまう。
そしてそこに、強張った表情のノアが現れ、屋敷に戻される。
帰りの馬車ではお互い無言のままだった。
見たことのない先程の父の表情から、よほど大切な本だったのだと、アリアは後悔する。
そこへセイモアがやってきて、マヤが渡してくれたのだと、あの本を持ってきた。
セイモアは、本の中を見るよう促す。
その本はアルバムだった。
赤ん坊のアリアの額にキスするノア、歩く練習をする娘を微笑むながら支えるノア、娘に頬をつねられても笑っているヒーカー、真剣な表情でアリアの頬に触れるアダムなどの写真が収められていた。
セイモアは、皆、アリアが誰かに似ているからではなく、アリアだから大切なのだと話す。
そして、アリアは公爵夫人より公爵に似ていると、ずっと言いたかったことを言い、スッキリするセイモア。
心配したレリアナがやってきたので、セイモアは喜ぶが、帰るようアリアに押し切られる。
レリアナの話では、ノアが顔を綻ばせて子供と接する様子が面白く、写真を撮ることを始めたのだそうだ。
写真に写った自分の顔を見て、ノアは不満そうだったが、この本は自分の人生で一番大切なものだから捨てるなと、レリアナが説得したそうだ。
捨てるのを諦めたノアは、書斎の奥にしまいこんだ。
今回の無断外出について、ノアがとても怒っていたと聞いたアリアは、父は私に怒ったことがないから私なんてどうでもいいのだと漏らす。
レリアナは、ノアは怒り方がわからないのだと言い、アリアをノアのところへ連れていく。
ノアもアリアもぎこちなかったが、抱き合い、打ち解けるのだった。
場面は変わり、リノ・ウィンナイトが主人公へ。
幼いながら、剣士として素晴らしい才能をもつリノは、師匠であるジェイドから、アダム・テイラーから剣術を習ったほうが良いと勧められる。
人付き合いの苦手なリノは、無口なアダムとどう接していいかわからず、木の上で休むアダムの近くの草陰で、1時間近くも待っていた。
そこへウィートンが現れ、アダムに話しかける心の準備ができていないリノを、可愛らしく思うのだった。
小説版「彼女が公爵邸に行った理由」外伝の感想
アリアは、ノアから愛されていると実感ができていませんでしたが、ようやく思いが伝わりましたね。
似たもの同士で、どちらもひねくれているから、これまですれ違っていたようです。
本の中身がアルバムだとは思いませんでした。てっきり女神の本だとばかり・・・
仲直りしてすぐに減らず口をたたくアリアは、正真正銘ノアの娘ですね。将来が楽しみです。
セイモアが尻に敷かれる気がします。
さて、今度は息子リノの話が始まりました。年齢は書かれていなかったのですが、ノアの息子ならかなり幼くても剣を振り回せそうですね。
姉のアリアは口が達者ですが、リノは誰に似たのか、人付き合いが苦手でした。令嬢らからシャンパンをかけられたことが何度もあるという。
そんなリノが、無口なアダムとどう交流していくのかと不安になっていましたが、案外うまくいきそうですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね