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漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
漫画版は完結したので、小説版のあらすじをまとめてみました
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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小説版「彼女が公爵邸に行った理由」外伝のネタバレ⑧
セイモアの護衛騎士と共に、小さな露店が並ぶ狭い路地へ行く、セイモアとアリア。
セイモアを振り回すアリアだが、彼が自分を大切にしてくれるのは、自分が母レリアナに似ているからだと考えていた。
皆に可愛がられて育ったアリアだが、アリア・ウィンナイトだから可愛がってくれるのか、レリアナの娘だからかわからなかった。
何故なら父であるノアの最愛はレリアナだけで、子供だろうと関係ないと、大人たちが話しているのを聞いてしまったからだ。
ふと見覚えのある少年が目に入ったアリアは、少年を指差す。
セイモアが追いかけるが、少年は人混みを抜けるのが上手かった。
だがアリアの投げたリンゴによって撃沈。アリアとセイモアに捕まった。
父の本を盗んだロビンという少年は、自宅だというボロ家にセイモア達を案内する羽目に。
カーペットを剥がすと、くぼみに盗んだアクセサリーや雑貨などが入っていた。
アリア達はその中を調べる。
そのとき、フードを外したセイモアの金色の瞳があらわになり、ロビンは口をあけて驚く。
盗品を調べても父の本が出てこなかった。
そこへ、ロビンの妹であるマヤが帰ってきたので、本をどこにやったのかと問い詰める。
護衛騎士を使って脅すと、野良リスという盗品専門店に売ってしまったとのこと。
セイモアはアリアを待機させ、ロビンとともに店へ向かった。
縛られたマヤは、あの本がなんだというのかとイライラしながら、親に言わなかったのかと尋ねる。
アリアは、とても大事なものだから、自分のせいで盗まれたなど言えないと言う。
マヤは、親なら我が子のことなら何でも許してくれると言うが、アリアは、父は子供嫌いで、自分を育ててくれるのは母に似ているからだと話す。
マヤはその言葉に青ざめたが、父本人から聞いた言葉ではないと知り、大げさすぎると呆れる。
それで怒られるのが怖いのかとマヤが言うと、アリアは、父は怒りはしないけど、それだけ私に興味がないのだろうと、言うのだった。
小説版「彼女が公爵邸に行った理由」外伝の感想
アリアが拗らせています。ノアからの愛を信じることができないのですね。
これは周囲からのノアの評価が悪いせいですね。レリアナだけを溺愛していると思われています。
確かに、ノアのレリアナへの溺愛ぶりは凄かったですが、男女間の愛と家族愛は違うので、それを比較してはいけないのではと思います。
逆に、レリアナへの溺愛ぶりで子どもたちに接していたら、鬱陶しくて仕方ないような(笑)
アリアの拗らせは子供なりの悩みみたいですね。
さて、既に売られてしまったノアの本。無事戻ってくると良いのですが、本が行方知れずになるのも、女神の采配なのかもしれません。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね