漫画「悪役のエンディングは死のみ」48話の翻訳ネタバレと感想！あらすじまとめ～イクリスの本質

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韓国のkakaopage版(毎週金曜5週連載後、1週休載）を翻訳しました。日本語版が公開されたときに、間違っているところがあれば後ほど訂正いたします。

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「悪役のエンディングは死のみ」原題・악역의 엔딩은 죽음뿐

１～3話までピッコマで一気読みできます。

ピッコマ版は毎週日曜日に最新話が更新されます。

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漫画「悪役のエンディングは死のみ」48話の翻訳ネタバレ

敗戦国の奴隷では正式な騎士になれないのだから、修練に必要な木剣だけあればいいと言うイクリス。

ゲーム内容を知っているペネロペは、当然いつかは騎士になるものだと考えていたが、イクリスが騎士になれないのは当たり前の事実であった。

店主は、主人を護るなら必ず剣･･･と話し始めたが、イクリスの、ご主人さまを護るのは自分の体だけで十分だと言う言葉で遮られる。

イクリスの迫力に、店主はペネロペの後ろに隠れる。

ペネロペは、ここで無理に負担をかける必要はないと思い、自分はもう少し見回るから外で待機しているようにと、イクリスに指示する。

イクリスが無言で出ていくので、いまいち主従関係がうまくいっていないようだ。

ペネロペは店主に剣を見せてもらう。

目立つような剣ばかりなので、他のものはないかと聞くと、店主はホコリをかぶった黒い小箱を持ってきた。

古代魔術師の黒い剣だという。

箱の中には、剣のチャームがついたネックレスが入っていたので、何の冗談かとペネロペは指摘する。

店主は慌てて、その剣のチャームを握って魔力を注げば、チャームが本物の剣に変わると説明する。

それでは魔力が無いものは使えないじゃないかと言うと、長く鍛えた騎士はわずかでも魔力を持つので魔剣を扱うことができるとのこと。

数十年この仕事をしている店主の見立てだと、イクリスは尋常でない凄まじいオーラを放っていたので問題ないそうだ。

非常に高価で貴重な剣だが、目立つ剣の方が人気なのだと、店主は嘆く。

他の強化魔法はかかっていないが、ドワーフの鉄鋼石という貴重な鉱物が基本材料になっているとのこと。

ドワーフが絶滅したためその鉄鉱石を採掘するものがおらず、しかも小型化されているので放出する魔力は少なく、皇宮の真ん中でも魔剣だと気づかれることはないと、店主は説明する。

ペネロペは、イクリスなら本物の剣でもおもちゃの剣でも、手にしてしまえば武器になるだろうと判断し、購入することを決める。

剣のネックレスだけすぐに持ち帰ることにし、他の注文は邸宅の方へ。

帰り際、ふと気になった装飾品をみせてもらう。

その後、馬車に乗り込み、静かなカリア湖へ。

馬車から降りると、ペネロペはイクリスと手をつなぎ、湖周辺を散歩する。

ベンチに座り、ペネロペが今朝は大変だっただろうと言うと、イクリスは大したことではないと答える。

ペネロペは、そのように嘘で誤魔化してほしくない、屋敷の人に認められるようにとは言ったが、今できなかったからと言って罰するつもりはない、イクリスが対応すべき問題ではなかったのだと話す。

もしかして先頭にたってイクリスを虐めたのがレナルドか、もしそうなら解決するつもりだと言うと、イクリスは、ご主人さまが騎士団に何をすることができるのか、自分が奴隷である以上変わりようがない、僕のためだと言うならいっそ何もしないで欲しいと言う。

ペネロペは、これは皮肉ではなく事実なのだろう、余計なことをするなという意味だと察する。

イクリスは、公女の立ち位置もすぐに把握したりと、ペネロペの予想より早く公爵邸に適応できたかもしれない。

簡単にクリアできるノーマルモードで、イクリスは最も面倒なキャラクターだった。

主人であるペネロペの忠誠心ためではなく、どんな状況でも常に本人生存のために緻密な駆け引きをしていた、これが彼本来の性格である。

ペネロペが彼のためにと動いたところで、彼には関係ないのだ。

ペネロペはイクリスに、公爵邸での私の立場を知っているだろう、すぐに奴隷身分から免賎させる力はないし、イクリスが奴隷である以上いじめを根本的に解決することはできないと話す。

それでもイクリスをずっと騎士団に置くつもりだ、実力を評価されれば公爵の目にとまるかもしれない、時々は今日のように騒いであげるから、辛くても耐えて訓練を続けて欲しい、と言う。

ペネロペは、貴方も私も本当にじめじめした人生だなと、苦笑するのだった。

漫画「悪役のエンディングは死のみ」48話の好感度

前回から変動なし

(出典元：悪役のエンディングは死のみ）

漫画「悪役のエンディングは死のみ」48話の感想

イクリスは、自虐的になっているのではなく、ペネロペの行動がかえって邪魔だと示していたのですね。彼女に忠誠心はなく、ただ好ましい上司として見ているだけのようです。

一応の好意は持っているけど、これではいつ裏切られるかわかったものではありません。

ペネロペはゲームを前提にして動いているので、イクリスからは、何も考えていないお気楽な娘だと勘違いされたのかもしれません。

彼の本性を実感したペネロペは、今回のことで信じられるのは自分だけと、一線ひいた付き合いになるかもしれませんね。

ペネロペの方も、生存目的であって、誰かと恋愛しようなど考えていないので、お互い様ですね。

(主人が剣を与えるのが護衛騎士としての伝統なのですが、寝ぼけたまま作業してしまい、店主の言葉が剣ではなく黒と表記してしまいました。失礼致しました･･･)

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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね