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漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
小説内に転生してしまったレリアナが、生き残るためにある公爵と婚約取引をし、互いに惹かれあっていく、転生系恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」139話のネタバレ
ナオミは、見覚えのある近衛騎士が一人で皇宮内を歩いているのを見て、指示した二人組巡察をしていないことを不審に思う。
彼のいる階層はレリアナが休む寝室があるので、シアトリヒに許可をもらい、レリアナの様子を見に行く。
だがそこに護衛の近衛騎士も、レリアナの姿もなかった。
寝台がまだ暖かかったため、目を覚ましたレリアナが一人でどこかへ行ったかと思い、廊下に出て大声で名前を呼ぶ。
廊下で顔を隠すかのように俯いた侍女に出くわすが、それよりレリアナがいないことに焦り、ノアの元へ報告しに行く。
その侍女は、雨降りだというのに大きな洗濯物のワゴンを押して、王城の外にでる。
通行札を持っていたため、多少変に思われても、呼び止められなかったのだ。
侍女の正体はベアトリスだ。
彼女が近衛騎士に、下の階に不審者がいる、共犯者もいるかもしれないと嘘をつくと、近衛騎士は慌ててその場を離れた。
ベアトリスは寝室に侵入し、眠っているレリアナを洗濯物のワゴンに隠して運び出した。
わざわざ王城の中で殺すリスクを冒すより、目覚めたレリアナが犯行がバレるのを恐れて逃げ出したことにした方が良いと判断したのだ。
レリアナを森の奥に運びながら、どうしてこのように面倒なことになったのか、友達のフリして近づき、刺し殺せば簡単だったと考えるベアトリス。
ためらいがあったのではなく、手に血がつくのが嫌だったのだ。
ここまでする羽目になった自分の本性に嫌気がさすベアトリスは、侍女用の帽子を外す。
元レリアナは、黒い神女にあったときに、本の中の主人公になりたいと願ったが、貴女の人生の主人公は貴女だけだと笑われてしまう。
ただ悲劇的に生きる主人公の脚本を、女神が用意しただけなのだと。
ベアトリスはレリアナを地面に投げる。
今日は待機していた騎士が多かったので、レリアナが自分を嵌めようとしていたことに気づく。
レリアナの脇には拳銃があったが、これを使うと音でばれてしまうので、ベアトリスは遠くへ放り投げる。
黒い神女にベアトリスの体の乗っ取りを提案されたとき、友人だからと渋ったが、友人というのは魂か体かと言われる。
そして、ベアトリスはすぐに死に魂は消滅する、残った体にレリアナの魂が入ることができると言い、飲んで眠れば目覚めたときには別人になれるという薬を渡される。
そうなれば魅力的な権力者の妻になり、周囲にはその美貌と明るい性格をもつ貴女を慕う人であふれる、死を迎えるまで幸せな生活を送るのだとそそのかす。
何故ならベアトリスの宿命はそう決まっているからだと。
ただ気を付けなければいけないのは、他に適合する身体がある限り、体が魂を拒否してしまうことだ。
どちらかが死ぬことになるのだから、先に相手を殺せと黒い神女は言った。
そして現在、ベアトリスはレリアナを見下ろし、覚悟を決めると、剣を振り下ろすのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」139話の感想
王城は警備ゆるゆるですね。持ち場を離れてはダメでしょうに、レリアナが攫われてしまいましたね。
レリアナのために、誰か付きっ切りで看病してくれるわけでもなく、ただ一人で寝かされていたという杜撰さ。
これが罠ならいいのですけど、大事な婚約者や孫がこのように扱われていたと知ったら、城が崩壊するレベルでノアとヒーカーが怒りそうです。やはりアダムをレリアナの傍から離してはいけません。
さて、ベアトリス旧レリアナの回想から、黒い神女とのやり取りがよくわかりました。
なんだか黒い神女は、旧レリアナを利用して、脚本を変えることを実験したのかなと思ってしまいました。自分からわざわざ不幸な女性に近づいて、入れ替わりを提案したからです。
でも結局は、皆に愛されたのは旧レリアナではありませんでした。ノアの愛も得ることができないまま、ただ殺人を繰り返す、もっと罪深い魂になってしまいました。
ついに剣を振り下ろすベアトリスですが、果たしてレリアナはどうなってしまうのでしょうか。主人公だからさすがに死なないとは思いますが・・そういえばアダムは驚異的な視力を持っていたので、レリアナの居場所を探知できるかもしれません。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに