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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다
何度死んでも記憶と能力を維持したまま復活する、無名のスケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。
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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」84話のネタバレ
彼はレナの妹を引き取りに行ったものの、少女に拒否される。
さすがの彼も子供をなだめるスキルは持っていなかった。
その少し前、彼は施設内を探知すると、何故かレナの妹だけ建物の外にポツンと一人座り込んでいた。
過去では活発な子だったはずなのに、何か問題があったのだろうかと思う彼。
彼はその子に声をかけ、自分はレナの友人だと言い、姉妹でしか読めない暗号を使った手紙を見せた。
だがその子は、おじさんについていかないと答える。
手紙を信じられないのかと戸惑う彼。
ヘイリーという少女は、姉はずっと長い間訪ねてもこないのに、突然こんな手紙だけ寄越して勝手だ、ここに友達もいるから行かないと泣き出してしまった。
今回の生では、レナはこの保育園に寄ってなかったこと、さらに彼が彼女を連れまわして冒険していたので、保育園に連絡する暇がなかったのだと理解し、彼は頭を抱える。
この子だけ外に出ていたのは、ずっとレナを待っているためのようだ。
少女が怒るのも無理はない。
困った彼は、レナの時間を自分が奪っていたために連絡できなかったのだと説明する。
では姉の彼氏かと言われ、否定する彼。
とにかく今後は自分一人でやらなければならなくなったので、これからはレナの時間を奪わないから大丈夫だという。
いつまでと聞かれ、これ以上巻き込みたくないと思った彼は、死ぬまで、と答える。
だから私の代わりに、君がレナを守らなければならないと言い、手を差し出す。
少女は納得し、彼の手をとる。
彼は疾走で少女をグラスミアまで連れて行く。
レナはしばらくナニャウの下で学ばなければならず、レナの仕事がひと段落するまで、チャンドラーに保護してもらうのだ。
今ならアイザックもいないから安全である。
グラスミアまで来ると、城壁のメッセンジャーの数がさらに増えていることに気づく。
城壁の外にいたチャンドラーは、帝国軍とグラスミアの軍とさらに新たな傭兵を雇って、警備を強固にするのはどうかと話していた。
何が起きたのかと彼が声をかけると、突然消えたので心配したのですよと、チャンドラーが駆け寄ってきた。
事情があってという彼は、チャンドラーの服装が変わったことを指摘する。
実はチャンドラーの父は息子に爵位を譲った後、休養したのだそうだ。
するとラインバーグ男爵が、この人物は誰か、戦争を控えているのにまさか部外者を入れるつもりかと言う。
チャンドラーは、この方は私の命の恩人だから疑うようなことはしないでくれと注意し、彼に頭を下げる。
戦争前であれば仕方のないことだという彼。
チャンドラーは彼を中へ案内する。
その後ろ姿を、ラインバーグ男爵は怪しげな表情で見つめているのだった。
城内にて、グラスミアを去った事情を聞くことはできるかとチャンドラーが言うので、実はアイザックに体を乗っ取られていたのだと打ち明ける。
だが今は完全に解けているから大丈夫だと言い、チャンドラーの父にとんでもない契約をさせたのもアイザックの仕業だから、あの契約は忘れてしまって構わないと話す。
チャンドラーは、自分達が受けた恩を考えれば、あれぐらい当然だ、父も自分に仕事を押し付け温泉旅行に行くぐらいだから、気にしていないと話す。
彼は自分には必要ない契約だと言うと、力になれることがあれば何でもするとチャンドラーが言うので、早速少女の保護をチャンドラーに頼む。
チャンドラーは、帝国の武器倉庫であるグラスミアは安全だと言い、笑顔で引き受ける。
それにラインバーグ男爵は皇室から直接派遣された人物だから、安心してくださいという。
だが皇室と聞き、彼は不安になるのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」84話の感想
レナの妹を無事保護できたはずだったのに、預け先にまさかの事態ですね。
皇室が送ってきたということは、もしかしたら帝国の鍛冶を乗っ取るためかもしれません。かえってアイザックが居た方が良かったのでしょうか。
あのレアンドロさえも簡単に殺されてしまうので、チャンドラーは相手にならないでしょうね。レアンドロとレイリーの精髄を吸収した彼なら、多少は抵抗できるといいのですが。せめてレナの妹だけでも守りたいですよね。
このような状況になって、グラスミアを守っていたアイザックが必要になるなんて。アイザックがいれば、ネクロン紳士会は内部に入れなかったでしょうね。崇拝している魔王が違うので。
彼の世界は生きていくだけでもやっとの世界ですね。知り合った人物はほとんど死んでいますし。アイザックやナニャウのように、魔王に近い存在にならなければ生き抜いていけないようです。彼は魔王になれるでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに