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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다
何度死んでも記憶と能力を維持したまま復活する、無名のスケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。
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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」81話のネタバレ
レナは、彼の話の通りに、ライム園長が人間の絶滅を望むプルソン崇拝者ならば、保育園にいる自分の妹が心配だと言う。
今はよくても、戦争状態になったらどうなるかわからないからだ。
レナは自分で妹を連れてくると言ったが、彼はレナに申し訳なく思っていたので、彼が彼女の大事な妹を連れてくることにした。
そうして彼は首都の屋根上を移動し、現地へを目指した。
街は遅い時間にも関わらず、人が多く混雑していた。
路上に出ていたのは鎧を身に着けた騎士や戦士で、惜しい人を亡くした、葬儀はいつ頃始まるのかと話していた。
誰が亡くなったのか知らないが、葬儀に人々の注目が集まっているときに、こっそり抜け出そうと考える彼。
彼のいる場所からは、皇城がよく見えた。
首都の地下にT&Tギルドの秘密支部があったなんて思わなかった、だいたいあの地下通路は何なのだろう、ナニャウは皇室の書庫に行けと言ったが、皇室と関係があるのかと考える。
すると、少し離れた屋根上で、黒猫がニャーと鳴いた。
彼と目が合うと、猫は数枚の紙を残し、その場で消えた。
彼がそれを拾ってみると、帝国の新聞だった。
皇室騎士団長のイザベル伯爵が亡くなったショックで、彼女を愛していたレアンドロ侯爵が自殺したと書かれている。
恋人を殺した相手を地獄まで追いかけるような、あの男に限ってありえないと思う彼。
馬鹿げていると思い新聞をたたむと、裏面に発行者ケビン・アシュトンと書かれているのを発見する。
他に書かれている内容は、どこぞの貴族の性癖や日常についての、くだらないものだったが、読み終えると知恵が1上がった。
ケビン・アシュトンの本は、行く先々で彼の目の前に現れた。
ケビン・アシュトンの方から自分に接触してきているのではないかと思う。
ナニャウに聞けば何かわかるかもしれないが、入団もせずに情報だけ得るのは難しいだろう。
そういえばと、レナのペンダントに正しい判断ができる能力がついていたことを思い出す。
だが現時点でその能力を使うには、死または死に準ずる危機のときのみ自動発動と書かれていた。
死を回避できる可能性があるようだ。
精髄吸収と骨の君主以外のスキルの熟練度を15%上昇させたり、とんでもない能力をもったペンダントである。
実際にレナはほとんどの危機を予測できていたので、大きな助けになるだろう。
すると設定を変更しますか、発動すると7日間は使用できませんと通知が出る。
何が起こるかわからないからと、彼はそのままにそておくことを選ぶ。
葬儀が始まり、街が騒がしくなった。
白い棺桶が運ばれて行くのが見える。
かなりの身分の者が亡くなったようだ。
多くの騎士が参列しているので、今なら他の警備が手薄になっているはず。
すると、レアンドロ団長が自殺するはずないと騒ぐ騎士がいた。
レイリーというその騎士は、レアンドロを特に慕っていたそうだ。
まさかケビン・アシュトンの記事は真実だったのかと驚く彼。
事実なら精髄を吸収するチャンスであり、そうでなくても調べて損はないと、彼は葬列の近くの路地まで移動する。
棺桶を見るが、眩しく膨大なはずのレアンドロの精髄が全くでていないので、棺桶は空のようだった。
死体もないのに、何故このように大掛かりな葬儀をするのだろう。
レアンドロは即決できる審判権を持っているので、戦争を前に死を装って混乱を招くような人物ではないはずだ。
そうであれば本当に死んだのだろう。
死体を公開できない理由があるのだろうか。
そこで、まさか自殺に見せかけて殺されたのかと、彼は呟く。
いつの間にか彼の後ろに回っていたレイリーは、彼の言葉に驚く。
イザベル・シモーヌはギズ・ゼ・ライから皇帝を守ろうとして命を落とし、ギズは亜空間から現れた謎の騎士によって殺された。
その騎士は痕跡もなく消えたため、過去ではイザベルの鎧に手をつけた彼が追われる羽目になったのだが、今回は鎧に手をつけていない。
だからもしかしたらレアンドロは、イザベル殺害を帝国のせいだと疑い、そのせいで殺されたのかもしれないと、彼はブツブツと呟く。
すると彼はレイリーに捕まってしまう。
レイリーは彼を暗がりに連れ込み、地面に放る。
そして、よくも気安く団長のことを口にしたな、お前は何者だと問う。
ここで戦えば仲間がすぐ駆けつけるだろうし、逃げてもまた後ろから気配なく忍びよってくるかもしれないと、彼は考える。
ただペンダントが反応しないので、命の危機ではないようだ。
そこで彼は、仮面舞踏会のスキルを使い、レアンドロに化けてから兜を外す。
レイリーは、レアンドロそっくりの顔が出てきたので驚く。
彼は、自分はレアンドロの親戚だ、事情があり自分のことは誰も知らないのだと説明するのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」81話の感想
話が急展開ですね。
まさかあの狂人のバティエンヌ・フォン・レアンドロが死ぬとは思いませんでした。自殺する人間でも、死を偽装する人間でもないので、誰かに殺されたようです。
彼の考え通り、帝国がレアンドロを殺したのでしょうか。
レイリーに捕まってしまった彼は、騒ぎを起こさないために、そのレアンドロの容姿を拝借しました。しかも65%似という、絶妙な親戚っぷり。
レアンドロ自身の顔は、狂気に満ちていましたが、彼は疲れが滲んでいるように見えますね・・・
ここからレイリーと共に、レアンドロの死を解明する冒険になるのでしょうか。
あれほどの人物が殺されたわけなので、アイザックレベルの相当な実力者が関わっているのでしょうね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに