漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」69話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」69話のネタバレ

会場の外では、ジャックスとブレアが作戦のために待機していた。

数日前、カナリアはブレアに、午後9時に会場に火事騒ぎを起こして欲しい、怪我人がでないように爆発音と煙でやってもらえないかと頼んだ。

騒ぎの間に、ファーンハム邸宅内の奥に潜入するのが目的だが、ブレアは、カナリア妃自ら行くのは危険ではないか、自分達に任せてくれればと言う。

カナリアは、大邸宅を歩き回っても、道に迷ったフリをしていれば不自然ではない、そのためパートナーと一緒に動いた方がいいと言う。

大丈夫、もうこれ以上危険なこともやってこれたので、必ず成功しますと、カナリアは微笑むのだった。

カナリア妃は強く真っすぐな方だ、セザールが夢中になるのも分かる気がすると、ブレアは思う。

そして当日、ブレアが魔力をこめた矢を、ジャックスが放ち、会場の屋根が爆発したのだった。

爆発とともに黒煙がたちこめ、会場は大騒ぎになる。

貴族達の避難が始まり、カナリア達は騒動に紛れて屋敷の内部へ。

そういえばと、カナリアは覆面の男性からメモをもらったことをセザールに話す。

カナリアに不審者が接触したと青ざめるセザール。

そのメモには、地下3階に秘密の通路、と書かれていた。

罠かもしれないというセザールだが、悪の組織は地下に隠すセオリーだものねと思うカナリア。

ひとまず、予定通りに階下へ進む。

すると華やかだった2階に比べ、物々しい雰囲気で、騎士があちこちウロウロしていた。

セザールはカナリアに少し待つように言うと、騎士達に襲い掛かり全員気絶させた。

騒ぎになるのが嫌だったのと、カナリアの指1本でも触れさせたくなかったからだと言う。

彼の好意を感じるが、その好意のせいで危険な目に遭うのではないかと、少し不安に思うカナリア。

カナリア達は地下へと進みながら、警備兵がいる怪しいところを調べ回った。

見つけるのは武器倉庫ばかりだった。

ファーンハム家ほど武器を生産している家門はなく、皇室の武器も軍隊の武器も、ファーンハム家が納品したものだそうだ。

武器倉庫にあったのは、生産中や、皇室への納品待ちの武器の様だった。

残りは地下3階、最後の倉庫。

本当にファーンハム家は皇室や軍の武器ばかり生産しているのだろうかと、疑問に思うカナリア。

棚に手を置くと棚が動いたため、仕掛けがあることに気づく。

ずらすと、通路が現れた。

これがメモに書かれた秘密の通路かもしれない。

罠かもしれないというセザールだが、二人で通路を進んだ。

そこには、これまでになく大きな倉庫があり、置いてある武器は、セザールが南部戦争で見たものばかりだった。

つまりファーンハム家は、敵国の武器まで作っていたのだ。

すると話し声が聞こえたため、二人は物陰に身を隠す。

老紳士と、オスカーを連れたジェラルドが入ってきた。

老紳士が、あの騒ぎは何なのかというので、ジェラルドは、誰かが屋敷の外で悪戯したようだ、じきに犯人も捕まるでしょうと答える。

ファーンハム家が舐められることがあってはならない、それがたとえ皇室であってもだ、と言う老紳士。

ジェラルドが丁寧に対応しているところを見ると、あの老紳士はファーンハム家の長老のようである。

ブルゴー王国との取引も順調だというジェラルドに、仕事の能力を認めてその座を任せているのだからなというと、老紳士は倉庫から出ていった。

老紳士がいなくなると、先代より3倍は売り上げているのに、まだ金儲けする気なのかと、ジェラルドは悪態をつく。

何よりも、自分たちが僕を当主にしてやったと言うのが気に入らない、この座は自分の手で手に入れたものだという。

先代のファーンハム侯爵を殺して手に入れたと言うので、カナリアとセザールは驚愕するのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」69話の感想

前回、なんで屋根が爆発したのかと思ったら、怪我人をださないようにという、カナリアの配慮のおかげでした。

この爆発は十分効果がありましたね。大騒ぎになり、カナリアたちは地下まで潜り込むことができました。

カナリアはあんなドレスを着た状態で、よく潜り込めましたね。最強のセザールもついているので安心です。

ファーンハム家は武人の家ですが、あのように武器を大量生産することで、資産を築いていたのですね。しかも敵対国にまで武器を流すという、恐ろしいことまでしていました。

この証拠を掴めば、ファーンハム家を追い詰めることができそうですが、ただの言いがかりで済まされないために、予告なしで皇室の騎士団突撃させて、現場を押さえるしかないですよね。難しい。

しかもジェラルドが早死したという前侯爵を殺害していたことが判明しました。恐ろしい人物です。これも全て姉のためなのでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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