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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、エリアスに放置されたルトビッヒだが、これはいい機会だと思い直し、ユリアに交際を申し込む。晴れて恋人同士になった二人は、ダンスをしに会場へ。
二人の姿を見かけたルーカスはショックをうけ、邪魔しようとするが、ラリサに阻止される。
一方、エリアスはルトビッヒの呼びかけも無視し、アデルの部屋へ入っていったので、社交界の噂になった。
アデルとエリアスはいつまでも幸せに暮らすのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アデライド」84話のネタバレ
あれから6年後。
公爵夫人のアデルは、久しぶりに皇后ユリアを訪ねる。
庭園を散歩しながらお喋りすることに。
アデルとユリアは同じ時期に出産していた。
子供のことを聞かれたアデルは、乳児の娘のフェリシアはよく笑うようになった、5歳の息子のアルデルは元気なのだがいたずらっ子だとため息を漏らす。
容姿は父親そっくりに育ったものの、アデルに似た性格で口が達者なのだという。
ユリアは、アデルに似てしっかりした性格のようだから将来が楽しみだという。
ユリアの方は、ルトビッヒが皇女のアナスタシアに夢中だそうだ。
自分達の子供が集まったらどれほど愛らしいかというアデル。
自分達がこうやって母になるのは感慨深い、まさか皇后にまでなるとは思わなかった、面倒なしがらみのある皇族になるのは嫌だったが、彼の情熱に負けた、と照れながら話すユリア。
一見軽く見えるルトビッヒだが、自分だけを見てくれるから結婚を決めたのだと話す。
結婚してからユリアもとても幸せそうだ。
そう話しながら、皇宮の湖までやってきた。
昔のことを思い出すアデル。
行方不明のルイのことが気にならないかと言ったら嘘になるが、もう過ぎたことだ。
あの湖を通じてどこか別の世界へ行ったのかもしれない、今頃どこかで元気に過ごしているのではないかとアデルは話す。
ユリアは、ルイがどうなろうがアデルは間違っていない、気にしなくていいと言う。
アデルは、ユリアとともに誘拐犯をやっつけたのを思い出すと、今でもスカッとする、やはり人は善良に生きるのがいいと言う。
ユリアも、いいことも悪いことも自分に跳ね返ってくる、ルイも最後にはそれに気づいたと願いたいものですねと。
立川瑠璃は、地球でも問題行動ばかり起こして世間を騒がせていた。
どうして女優として成功したのか、事情はわからない。
彼女を哀れんだ神が彼女にチャンスを与えたのかもしれないが、それを手放してしまったのは彼女自身だ。
素敵な男性と結婚できたのを考えれば、自分は前世もその前も、善良に生きていたに違いないと言うアデル。
アデルのような素敵な人と結ばれたから、エリアス公爵のほうが、きっと徳を多く積んだのでしょうねとユリアは言い、二人は大笑いする。
ユリアは、近くビジネスのためにオステルン帝国を訪問するアデルに、気を付けていってらっしゃいと言う。
アデルは、また子供を連れて遊びに来ますねと答える。
そうして1週間後、新しくオープンした百貨店を視察するために、アデルはオステルン帝国にやってきたのだった。
漫画「アデライド」84話の感想
アデルもユリアも幸せな結婚生活を送り、二人とも母となりました。
ちゃらそうなルトビッヒでしたが、そこはさすがに一国の皇帝ですので、真剣な思いをユリアにぶつけ、無事彼女と結ばれることができたようです。ユリアものろけるほど、ルトビッヒはしっかりした男性のようです。幸せそうで良かったですね。
またアデルは2人の子供にも恵まれました。美形の両親ですので、子供も容姿に恵まれています。両親の名前にちなんだ、アルデルとフェリシアという名前のお子様たち。何もかも順調そうにみえます。
一方、行方不明のルイですが、アデルと対の人生のようですね。
両方転生しましたが、ルイの方が条件が良かったはずです。アデルは0歳からやり直しでしたし、貴族とは言え、地方のしがない貴族でした。
ルイは聖女として迎えてもらえました。いきなり公爵家に住むこともできました。欲深くなければ、安定した生活を得たでしょう。自分自身でそれを台無しにしてしまいました。ですが、ルイに安定した生活はなんだか似合わないですね。なるべくしてなったということでしょう。
いよいよ次回最終回ですね。どのように終わるのか楽しみです。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに