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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、レイモンド侯爵家についたエステル。付添はアン、護衛騎士はエレンとロイだ。
レイモンド侯爵夫人は、エステルやアンを見下す人物だった。それでも、まるでお見合いかのように、エメルに似ている自分の息子レットとエステルを二人きりにさせる。
レットは自分を信用するように言うが、なんだか怪しい。憎むカスティージョと婚約しようとしているにも理解できない。
ロイは、お嬢様が混ざった子だからと説明するのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」81話のネタバレ
翌日はよく晴れたので、庭園でレットをお茶をしたエステル。
彼は侯爵家をとても愛していたが、エステルがカスティージョ家にもつ愛着とはまた違い、彼は侯爵家の歴史そのものを愛していた。
彼は大邸宅の全ての美術品に精通していて、庭園の隅々まで把握していた。
彼は特別なゲストの時にしかださないという、前侯爵が当時の皇帝から下賜されたティーカップでエステルをもてなした。
そして、長い間カスティージョ家とレイモンド家で反目してきたが、両家が手をとればはかりしれない可能性があると言い、エステルの手を握った。
彼は頬を赤らめながらエステルに思いを伝えようとすると、ロイがその首元に剣を突きつけた。
レットは、一介の騎士風情が侯爵家の跡継ぎに剣を向けるとは、エステルの前でなければと、苦々しくロイを睨む。
エステルは、二人ともやめてください、私の騎士の無礼をお許しくださいと言う。
そして、両家は反目していませんとレットの言葉を否定する。
レットは、事実に目を背けるのかと動揺するが、エステルは、常にカスティージョ家を敵対視していたのはレイモンド侯爵家の方です、そちらが余計な干渉さえしなければ、今までもこれからも、カスティージョ家はレイモンド侯爵家など気にもとめないと答える。
レットはうろたえながら、やはりカスティージョ家は底知れないほど傲慢だという。
レットはエステルを指さし、あなたは人間の姿をしているからまともかと思ったが違った、本物の母を置いて葬儀するような人間だから当たり前かと罵った。
何故そのようなことを言うのでしょう、私の母は死んだのですと、エステルは涙ぐみ、悲しむ演技をする。
レットは歯ぎしりすると、黙ってその場を去った。
エステルはロイに、何故剣を抜くような危険なことをしたのかと聞くと、お嬢様の手を握ったからだ、髪の毛1本でもレイモンド侯爵家に触らせるわけにはいきませんと答える。
ロイは侯爵家が嫌いなようだけど、エメルもそうだったのかなとエステルが聞くと、会えば必ず喧嘩するような仲だと言うロイ。
その場合どちらが勝つのと聞くと、決まっているでしょうと笑うロイなのだった。
その日以来、使用人達が目につくほど不躾になった。
どのみち邸宅内は知り尽くしたから、侯爵に招待されるまでは客室でおしゃべりしながら過ごした。
招待状が届いたので、アンに一番豪華なドレスを用意してもらう。
ただ髪型については、簡単な結びしかできないというアン。
するとアルファが、侍女がやっていたようにすればいいのだろうと言い、エステルの髪に触れることなくきれいにまとめ上げた。
精霊が束ねたのかとアンは感動する。
アルファに礼を言うと、エンドが俺もできるのにとうらやむ。
いざ応接間へ向かうと、護衛は入れないと言われる。
エレンは、そんなとんでもないことはできないと言うと、使用人が、侯爵様の名誉を疑うのかと言う。
侯爵の名誉など関係ない、お嬢様の安全だけが最優先だと答えるエレン。
侍女のアンは入れると言うので、エステルはエレンとロイを部屋の前に残し、中へ。
心配そうなエレンとロイに、大丈夫です私を信じてくださいと言うアン。
いざ中へ入ってみると、噂通り吐き気のしないカスティージョなど珍しいと上から目線の侯爵。
いきなりかと呆れるエステルは、挨拶すると、もう少しカスティージョらしくしましょうかと言い、膝を組み、どっかりと椅子に腰かけた。
侯爵は、聞いた通り傲慢極まりないなと言うので、エステルは笑顔で、ありがとうございますと言う。
カスティージョ令嬢に会いたいという人がいるから早速会ってほしいとのことで、とうとうあの人物が部屋に入ってきた。
エステルの実の母が、エステルと呼びながら笑顔で現れるのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」81話の感想
ついにエステルの実の母の登場ですね。エステルを虐待していた張本人です。
どういったつもりで現れたのでしょう。まさかエステルが自分を恋しがっていると思ってはいないですよね。
この漫画は、カスティージョ側の人間以外は、ろくでもない人しか登場しないので、レイモンド侯爵一家も、かなりアレな感じでした。エメル似のレットも、カスティージョだからと内心では見下していたのでしょうね。
何故地位も武力も財力も全て格上の相手を見下すのか全くわかりませんが、多種多様な価値観がありますものね。人間であるということを重視している一族なのでしょう。
それに血統というのは、いくら財力があっても手に入るものではないので、重視する気持ちもわからなくはないです。だから王族・皇族は特別な存在ですよね。
でもレイモンド侯爵家が、まさに特別なカスティージョ公爵家を見下すのはちょっと違うのでは。
今回侯爵に会うにあたって、レイモンド侯爵は、何故か護衛騎士の付き添いを拒否しました。礼儀の話だけならまだいいのですが、何を企んでいるかわからないので気持ち悪いですね。
カスティージョを見下しているので、何しても許されると勘違いしていそう。このような家だから、エメルは逃げ出したのでしょう。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに