漫画「皇帝の一人娘」186話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマcomicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、アヒンに聞かれたので、自分の存在意義について悩んでいたことを話すリア。アヒンは、リアの周りに沢山信頼できる人がいることと、自分もいると話す。

そして彼女の髪を持ち、キレイだと褒める。おもむろに寝る時間だというと、アヒンは突然リアにキスをした。

プレティは、魔法の名残りで、都市全体が魔法陣の役割を果たしていた。いざ何かあれば、外部と遮断し、自給自足の生活ができる。

祖父とそのような話をしているとき、ふと、母が最後に呪ったものは何なのかと尋ねてみる。祖父は、魔法といっても微弱なもので、小さな意志が世界を動かすものなのだと説明するのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」186話のネタバレ

祖父は、イジェランはただリアを守ろうとしただけだろうと話す。

リアがこのように元気に生きているのなら、カイテル皇帝への呪いは実現したようだ、リアの存在が何よりの証拠だと話す。

母が自分を産んだ理由、そこまでして守ろうとした理由、ここにきて初めて知ることができた。

ブレティは魔女の血を絶やすこと無く、代々引き継いている国だ。

だから元々体が弱く子供の持てない叔母は、アグリジェントに貢ぐ予定だったが、その虚弱な体では長期間の移動もできなかったので、リアの母が自らアグリジェント行きを希望したそうだ。

そんな母が危険を冒してリアを産んだのは、帰ることのできない自分に代わって、リアだけでも祖国に帰すつもりだったからだ。

魔女の血筋は女性のみに引き継がれるので、もし自分が男だったらそこまでしてくれなかったのかなと、くだらないことを聞いてしまう。

祖父は、娘か息子は重要ではない、大事なのは君がイジェランの子供であるということだと話す。

自分がいかに愛されているかを、今更ながら実感し、涙するリア。

死を厭わない母の大きな愛をしろうとしなかった自分を、この世で一番バカだと思うのだった。

その後、リアはアシシとともに、湖のある王族の墓地にやってきた。

アシシに、母が最後に呪ったものは何かわかるかと、今度はアシシに尋ねる。

祖父は、もうその呪いが作用することはないからと、何を願ったかまでは詳しく教えてくれなかったのだ。

アシシは、皇女様はどんなものだったと予想しているのですかと聞き返す。

リアの記憶にぼんやり残っているのは、私が死んでもこの子がカイテルを呪うであろうという、憎悪にまみれた女性の叫びだった。

だが今になって思えば、それはそんな叫びではなかった。

震える手で赤ん坊のリアを抱き上げ、リアの無事を母は切実に願っていたのだ。

一度も会ったことのない母から、そのように深い愛情を受けているとは思わなかった。

目も開かないような幼い子を置いてこの世を去るのは、どれほど辛かっただろうか。

魔女の血をひく子孫を残すことは一族の希望だったから、まだ若いにも関わらず、祖国のために辛い選択をしたようだ。

もしリアを産まなければ、死なずに済んだだろうし、そのような若い年齢で死を迎えるのは、恐ろしかったに違いない。

そうして道を進むと、母の墓にたどり着いた。

死んでようやく、安息の地である祖国にもどれた母。

イジェラン・レ・エル・ブロリンガー、エインセルの長女で第一王女、そしてアリアドネの母。

リアは、愛していますお母さんと、墓に気持ちを伝えるのだった。

その後、泣きつかれて早く眠ったリアは、夜明け前に目を覚ました。

あたりは静まりかえっているが、アシシに居るかと呟くと、ドアが開き、アシシが現れた。

彼が護衛騎士になってから、ずっとこのように寝ずに傍にいてくれる。

リアはアシシに、自分の不安な気持ちばかり優先して、アシシのことを気遣ってあげられなかったと謝る。

だからもう話したくないのであれば話さなくていいと言う。

許してもらえるかと彼に聞くと、アシシは嬉しそうに頷いた。

リアは、ありがとうと言うと、カイテルとアシシはただの主君と騎士の関係ではないのかと、常々聞きたかったことを尋ねる。

アシシは、はい、私は陛下に借りがあります、私は呪われているのですと、話し始めるのだった。

漫画「皇帝の一人娘」186話の感想

リアは今回の家出で、母が呪った真の意味を知ることができました。

皇宮にこもってばかりで決して知ることができなかったようなので、こうして抜け出して良かったですね。

彼女にそのチャンスをくれたハーベルに感謝しないといけませんが、彼は最近めっきり登場しなくなりました。どうしているのでしょう。というか皇帝不在のままで、国は大丈夫なのでしょうか。

リアは色々学んで、ようやく大人になれたという感じですね。アシシとの距離感も学んだようです。

言いたくないことは言わなくていいと言いながら、いきなり質問するリア。今回の問いには、アシシは答える覚悟があるようですね。

このようにして、リアの成長とアシシのトラウマ克服の旅になるのでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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